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みにくいメダカの子

 新入りの緋ドジョウたちの様子を観察中です。とにかく、小さいんです、細いんです。ですが、緋ドジョウですから、どこかに隠れているという事はめったに無いけれど、それでもなかなか見つけにくいんです。それくらい、小さいのです。

 でも、最近は割と簡単に見つけることができるようになりました。彼らをみつけるコツを見つけた…というべきでしょうか? 新入りの緋ドジョウたちは、割とメダカと行動を共にしている事が多いので、メダカがワサワサしているあたりを探すと、案外いたりするんです。

 たいていは、地面のあたりにいるのですが、時折、頑張って一緒に泳いでいたりもするんです。でも、悲しいかな、ドジョウはメダカと違って、長い時間水中に留まれずに、すぐに沈んでしまうので、たいていは水底にいるんですけれどもね。

 でも、メダカにまぎれて、一緒に泳いでいる緋ドジョウは、なかなか可愛いですよ。その、色艶といい、カラダの細さといい、ちょっと体長が長めのメダカのようです。

 そして長い時間水中を泳ぎ続ける事ができない緋ドジョウたちに同情してか、最近はメダカたちが地面近くを這うようにして泳いでいるんです。ですから、時折、水槽の底にメダカが全部沈んでいて、緋ドジョウと一緒になっていて、もう区別がつかないくらいになっていたりします。それもまた可愛いんです。

 とにかく、緋ドジョウたちは、割とメダカと一緒にいる時間が多くて、成体の緋ドジョウであるラズとか、真ドジョウのクロやシロと一緒にいる時間よりも、ずっとメダカと一緒にいる時間の方が長いんです。もしかすると、この子たちは自分たちがドジョウではなくメダカだと思ってやしないでしょうか? そして、メダカたちも、この子たちが緋ドジョウではなく、ちょっとカラダが長めなメダカで、自分たちの仲間だと勘違いしているんじゃないでしょうか?

 なんか、ありそうな話ですねよね。それくらいに、メダカにべったりな新入り緋ドジョウたちでした。

 やがて、1年もすれば、立派なドジョウサイズになって、メダカの大きさなんか、あっというまに越えてしまい、2年もすれば「メダカ、ウマウマ」と言いながら、メダカを食べるようになるんだけれど…ね。

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