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口笛吹けない(涙)[2014年2月第2週・通算5週]

体重:109.0kg[-0.6kg:-2.4kg]
体脂肪率:31.1%[-0.5%:-0.1%]
BMI:34.4[-0.3:-0.5]
体脂肪質量:33.9kg[-0.7kg:-0.7kg]
腹囲:106.0cm[+-0.0cm:-2.0cm]
     [先週との差:2014年当初との差]

 先日、ネットをウロウロしていたら、こんなニュースに遭遇しました。

 これによると、日本には口笛の吹けない人が36%もいるのだそうです。

 リンク先が削除されてしまう可能性もあるので、そこに掲載されていたアンケート部分を引用すると…。

Q.あなたは「口笛」を吹くことはできますか?

子供のころからできない……236人(31.2%)
子供のころからできる……441人(58.3%)
大人になってできなくなった……36人(4.8%)
大人になってできるようになった……43人(5.7%)

Q.あなたは「スキップ」できますか?

子供のころからできない……29人(3.8%)
子供のころからできる……694人(91.8%)
大人になってできなくなった……24人(3.2%)
大人になってできるようになった……9人(1.2%)

Q.あなたは「ウインク」できますか?

子供のころからできない……156人(20.6%)
子供のころからできる……541人(71.6%)
大人になってできなくなった……27人(3.6%)
大人になってできるようになった……32人(4.2%)

Q.巻き舌で「トゥルルルル……」と音を出すことはできますか?

子供のころからできない……302人(40.0%)
子供のころからできる……381人(50.4%)
大人になってできなくなった……47人(6.2%)
大人になってできるようになった……26人(3.4%)

 …なんだそうです。まあ『出来ない』と言うのを『今現在できない』とするなら、は『子供のころからできない』と「大人になってできなくなった』を合わせれば良いので、口笛なら36%の人が、スキップなら7%の人が、ウインクなら24.2%の人が、巻き舌なら46.2%の人が出来ないと言えます。

 ザックリ言えば、日本人なら、たいていの人がスキップが出来るけれど、ウインクは4人に1人の人が出来なくて、口笛は3人に1人が出来なくて、巻き舌に至っては半数近くの人が出来ない…ってことになります。

 口笛と巻き舌って、結構難易度高いんだなあ。

 実は私、口笛吹けません。子どもの頃から吹けず、結構な劣等感となっていました。なにしろ、周りの友人たちは、たいてい口笛が吹けたモノですからね。私だけ吹けなかったわけだし、吹けない事で蔑まれていたりしていました(子どもの世界って残酷なんです)。それで、口笛の吹ける友人に頼んで特訓してもらった事もありますが、結局、口笛が吹けるようにはなりませんでした。

 もちろん、今でも口笛は吹けません。でも、今では『フルート吹けるから、いいじゃん』と思ってます。それに、真偽の程は分かりませんが「口笛の吹ける人はフルートが吹けない」という都市伝説もあるので、だったら私は口笛吹けなくてもいいやと思ってます。

 一方、巻き舌は、私、得意ですよ。なので、巻き舌が出来ないという人を見ると「なんで???」と思います。巻き舌なんて、こんなにも簡単な事なのにね…。

 そう言えば、キング門下には巻き舌が出来ない人がそれなりにいました。やはり日本人の中には、巻き舌が苦手な人がいらっしゃるわけで、その理由は、おそらく、日本語に巻き舌子音がないからなんだろうなあって思います。

 もちろん、日本語でも巻き舌を使わないのは、標準語(共通語)であって、方言になると、その限りじゃないです。

 私は江戸弁話者です。つまり方言としての江戸弁を話す人なんですが、江戸弁では普通に巻き舌子音を使うので、私は巻き舌が得意なんでしょうね。

 例えば『コンニャロー(この野郎)』の“ロ”とか『コチトラ、カンダン ウマレディー(此方人等、神田の生まれだ)』の“ラ”とか“レ”とかね。割とふんだんに巻き舌子音を使います。なので、意識せずに巻き舌子音を使ってますので、改めて「巻き舌して」と言われると、ちょっと面食らうくらいです(笑)。

 でも巻き舌って、クラシック声楽を学んでいると、必ずマスターしないといけない項目の一つなんです。なにしろ、ラテン語でもイタリア語でもドイツ語もフランス語でも、それぞれやり方は少しずつ違うようですが、巻き舌子音がありますから…。これらの言語の歌を避けて、日本歌曲だけを学ぶというやり方もありますが、それではかなり寂しい事になってしまいます。だって、クラシック名曲って、たいていがこの四つの言葉で作曲されているので、これらの言語の歌を歌わないという事になれば、世界の名曲のほとんどが歌えなくなってしまう事になります。

 「だったら翻訳した歌詞で歌えばいいじゃん」 …ま、そりゃあそのとおりなんだけこれど、なんかクラシック声楽って、言語にこだわったりするんですね。

 なので、はっきり意識したことはなかったけれど、巻き舌が得意というのは、クラシック声楽を学ぶ上で、ちょっとしたアドヴァンテージになっているわけで、その点で私は得をしているんだなーって思いました。もっとも、巻き舌が得意でも、その他に苦手な事がたくさんあるので、巻き舌で得をした分、その他の部分で一生懸命学ばなければならないので、トータルで見ると、決して得した事にはなりそうもありません。

 不思議と納得(笑)。

P.S.  実はこの記事を書いている時、ほぼ書き終えた段階で、いきなりの停電となり、今まで書いた文章がすべて飛びました(涙)。泣くに泣けないとは、まさにこの事ですね。涙こらえて、もう一度文章を書いてみたら、最初の文章よりもだいぶコンパクトになってしまいました。「短くまとめて書きました」と言えば聞こえはいいけれど「ココロが折れて、自分の中で文章を書くエネルギーがなくなってしまった」と言うと、かなり残念な感じがします。ごめんなさい。

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コメント

  1. お久しぶりです。

    私は口笛が吹けませんし、巻き舌が出来ません。
    スキップとウインクは出来るんですが。

    ちなみに、口笛も巻き舌も生まれてから一度も出来ません。

    巻き舌は・・・日本語環境では使わないので・・・そのまま今に至ってます。

    口笛は吹きたいと思った時もありましたが、何度やっても出来なかったので
    諦めました・・・(笑)
    今はフルートを吹いていて唇の技術と息の使い方は、
    全くやらない人よりはマシ・・・と言う自負はあるんですが、
    口笛を吹く技術とは違うのか・・・今でも出来ません。

    確かに子供の頃は劣等感があったのですが、
    結局吹けないまま大人になりました。
    でも・・・統計を見ると吹ける人が多いとの事でちょっとだけ凹みますね(笑)

    そういえば子供の頃は口笛吹けない人って大抵泳げないんだ・・・と言われ、
    確かにその通りだったので(私は今でも泳げません)そっちの方が
    悔しかったかもしれません。

    口笛は吹けなくてもいいけれど、事故で海とかに放り出されたら死んじゃうので(^_^;)
    実際先日沖縄旅行に行った際にヘリコプターが海に接触して大破して
    乗っていた人が海に放り出される事故を目撃しましたので・・・。

    巻き舌は・・・今は困る事はないんですが、スペイン語圏やドイツ語圏に
    住むことになったら困るなあ・・・とか思いましたが、
    そう言う機会も多分訪れないので・・・出来ないままでいいかなと思いました(笑)

  2. すとん より:

    神楽坂さん、お久しぶり

     私は口笛は吹けませんが、泳げますよ。ってか、湘南の人間で泳げない人間って、いるのかな? もちろん、泳げると言っても、数キロも平気で泳げる…などという遠泳経験があるわけではありませんが、とりあえず、海に放り出されても、容易に沈むことはないし、目標物が目で見える程度の距離になるなら、泳いでたどり着く自信はあります。

     ざざっとググってみたところ、統計の取り方で若干の数値の違いがあるようですが、だいだい2割程度の人がカナヅチらしいです。「へえ~、そんなにいるんだー」と言うのが、正直な感想です。

     泳げない人が2割もいるなら、決して少数派とも言いきれないですね。

     人間は一部の人間を除いて、水よりも若干比重が軽いので、何もしなくて水に沈む事はありません。水に沈む人は、水よりも比重が重い人(筋肉質で脂肪のない人は水よりも比重が重くなるそうです)と、水を飲んで、肺が空気でなく水で満たされた人くらいです。ま、筋肉質の人は、有り余る体力を使って、常に沈まぬように泳ぎ続ければ問題ないので、人は溺れない限りは泳げるはずです(あくまでも理屈の上での話です)。

     とは言え、泳げない人が2割もいるのも事実のようです。学校で水泳を習わなかったわけでもないでしょうから、学習面とか環境面のせいにはできません。やはり泳げないというのは体質的な問題とかあるのかな?

     そう言えば、国際水泳大会などの試合を見ていると、出場する選手の国籍に偏りがありますよね。やはり、泳ぎが得意な人が大勢いる国と、カナヅチがたくさんいる国に、世界は分かれるなら、泳げないというのも、努力以前の問題があるのかなって思ったりします。

  3. おぷー より:

    オランダ人のRは巻き舌なんですが、何故かハーグ出身の人間は巻き舌が出来ません。
    彼らのRは、フランス語のRに近い、巻かないRなんです。
    ハーグの音楽院時代、巻き舌が出来なくて苦労していたハーグ出身の歌手がいましたよ。
    今は出来るようになったんだろうか?とたまに思い出します。_| ̄|○

  4. すとん より:

    おぷーさん

     ヨーロッパ人って、みんな巻き舌が得意ってイメージが、こちらにはあるのですが、苦手な人もいるって知って、ちょっと驚いてます。やはり、日常使っている言語に巻き舌子音がないと、巻き舌が苦手になるのかもしれませんね。

     オランダ語にも、方言ってあるんですね(当たり前だけれど、シミジミと感じ入ります)。

  5. Yokusia より:

    こんにちは。

    巻き舌はかろうじて出来ますが、長く続けるのは駄目。
    スキップは問題なし、ウィンクはまあまあ・・・ですが、口笛はパス。
    (フルートが下手なのもこのせい?)

    このリストにはありませんが、どうしてもできないのが、目はそのまま、
    眉毛だけ上げ下げすること。

    フランス人は、驚いた時とか、いとも簡単にこれをやるんですよ。
    すとんさんはどうですか?

  6. すとん より:

    Yokusiaさん

    >目はそのまま、眉毛だけ上げ下げすること。

     眉の上げ下げ…特に問題なく、スラスラとできます。ただし、眉をあげると、額にシワが寄るので、女性にはお薦めできませんねえ(笑)。

     実は私、高音を発声する時、無意識に眉を上げてしまうんですね。で、声楽の先生に「そんな所に力を入れないで!」と注意される程です。

    >フランス人は、驚いた時とか、いとも簡単にこれをやるんですよ。

     “フランス流、驚きの表現”って奴ですね。日本人も、驚くと目を見開いたりしますから、それよりもオーバーアクション…なのかな?

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