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右翼と左翼、保守と革新、つまり日本は誰のものなのか?[2013年3月第4週・通算11週]

体重:108.0kg[-0.6kg:-4.2kg]
体脂肪率:30.6%[-0.6%:-0.4%]
BMI:34.1[-0.2:-1.3]
体脂肪質量:33.0kg[-0.9kg:-1.8kg]
腹囲:105.0cm[+-0.0cm:-3.0cm]
     [先週との差:2013年当初との差]

 皆さんは、右翼と左翼の違いってご存じですか? 最近では、右翼の事を『保守』、左翼の事を『革新』と呼んだりします。つまり、この言葉の違いは、政治的な立場の違いを表しており、その代表的な二つの立場を、それぞれ右翼・左翼って呼んでいるわけです。

 元々は、フランスの議会で、議会場の右側に保守的な人々が集まり、左側の席に革新的方々が座っていたので、それで保守的な人の事を右翼、革新的な人の事を左翼、と呼ぶようになったのだそうです。

 この場合の“保守”とは、愛国的で、現状を肯定していて、世の中は部分的に少しずつより良い方向に変えていきましょうという立場を指します。パソコンソフトであれば、バージョンアップを目指すグループとでも言えましょう。なので、保守的な政治を支持する人の多くは、今現在、社会の中核を担っている人々が大半であり、日々の生活に大きな不満を感じていない層です。ひと言で言えば“毎日が忙しくて幸せな人々”って事です。

 一方“革新”とは、反体制的で、現状に強い不満を感じているので、世の中はすぐにでも大きく変えていかないといけないという立場を指します。パソコンソフトであれば、現在インストールされているソフトを削除して、全く別のソフトに置き換えたいというグループと言えます。なので、革新的な政治を支持する人の多くは、若者であったり、生活苦にあえいでいる人であったり、生活困窮者であったり、移民であったり、帰化人であったり、とにかく、日々の生活に大きな不安や不満を感じてため込んでいる人々です。日本の場合は、いわゆる“在日○○人”と呼ばれる人も、ここに含まれる人が多いです。とにかく、今の不幸せな現状を、世の中を変える事で打破して、自分たちにとって居心地の良い社会に作り替えたいと願っている人々です。つまり、現在の世の中で不遇を囲っている人々であって、今現在、幸せそうな顔をしている豚どもに取って代わってやろうと虎視眈々と狙っている層であって、ある意味“革命家予備軍”と言ってもいい存在なんだと思います。

 でも一般的な人は、右翼・左翼とか、保守・革新とか、その手の言葉に、そんな意味合いを感じているのかな?

 むしろ、普通の日本人は、右翼と聞くと“けたたましい街宣車”“野蛮で狂信的で暴力的”“金に汚く権力欲の塊”、左翼と聞くと“立派なインテリ”“正しい人たち”“改革者たち”ってイメージを持っていませんか? 保守と聞けば“疲れたオジサン”、革新と聞けば“元気な若者”ってイメージありませんか? 少なくとも私の若い時はそんなふうに思っていたし、私と同世代の多くの人や、ちょっと上の世代の人は、案外、まだそんな印象を持っているんじゃないかな?

 学校の授業でも、左翼は世の中を良い方向に変える立派な人々で、右翼は金持ちの味方で日本をダメにする人々だって、なんとなく刷り込まれたのを覚えています。とにかく、今の日本はダメ、今の政治家はダメ、だから新しい世の中を作らないといけないんだ、って教えるのが、学校教育の標準テンプレの一つですからね(溜息)。

 だから、若い時の私は、教育の成果もあって、左翼っぽい革新的な人間であろうとしました。これでも一応、インテリの端くれだしね(笑)。尊敬する諸先輩方も、絵に描いたような左翼人だったし、私も積極的に左翼系の集会に顔を出したり、左翼系の雑誌を読んだりしてました。

 とにかく、左翼が正義で、右翼が悪だと、単純に信じていました。

 でも、年を取ってみて、周りが少しずつ見えてくると、世の中はそんなに単純には出来ていない事に気づきました。また、教育をしたり、情報操作をする人々に、左翼的な思想の持ち主たちが多くいる事に気づき、彼らが自分たちの陣営を増やすために、一生懸命に活動していた事を知りました。今思えば、若かった私は、それらの人々に踊らされていたわけですね。

 とりあえず、私の個人の立場を鮮明にしておけば、私は日本人だし、小さな不満はたくさんあるけれど、大筋で現状に満足しているし、毎日が幸せだし、オジサンだし、家族との生活を守るためにも、世の中の激変は避けたいものです…となると、どうしたって、保守にならざるをえない人です。でも、若い時は、バリバリの左翼だったんですよ(笑)。

 私の若い時代は左翼でしたが、今の若い人たちは、どうなんでしょうね? 生まれた時から不景気で、自分たちが幸せだという実感を持たないまま成長して大人になってしまった今の若い世代は、私が若かった頃のように、左翼思想に染まっているのでしょうか?
 
 
 ここで、現在の日本の状況を、簡単に振り返っておきます。

 政治…と言いますか、政党で言えば、現在政権を担っている自民党は、保守政党ですから右翼で、前政権を担っていた民主党は、革新政党ですから左翼になります。

 長年、右翼が政権を担っていたので、日本はダメになったのだと信じて、だから多くの人々は、世の中を変えてもらおうとして、左翼である民主党に投票して、民主党政権が生まれたのが、つい3~4年前の事です。

 元々、左翼というものは、移民や帰化人や在日○○人の支持を多く集めていますし、経済的にもそれらの人々に支えられていますから「日本は日本人だけの国じゃない!」とおっしゃり、友愛主義とやらで、日本人をなおざりにして、周辺諸国の人々に便宜を図るような人を総理大臣に選んだり、未曾有の大災害に乗じて原子力発電所を破壊し、天災に人災を加えて、被害拡大に勤しんでしまうような人を総理大臣に選んだり、自分たちが行ったバラマキ政治の穴埋めに国民の反対を押し切って増税しちゃうような人を総理大臣に選んだり…と、日本という国を、日本人が住みづらい場所に変えていこうとするのは、しごく当然の事であります。民主党が政権を担っていた時、政府が日本の国力を削ぐような事ばかりやっていたのは、考えてみれば、当然の事なんです。

 東北地方がいつまでたっても復興しきれないのは、初動の対応が悪すぎたせいでしょうし、その後も当時の政府の無策が原因で傷を深めたからだと思います。現政府が今から頑張っても、今までの負のツケを支払いきるには時間がかかると言うものです。

 そんなわけで、革新政党が政権を担う事で、世の中は確かに変わりました。でもそれは、多くの日本人にとって、ダメな方向に変わったわけだし、その事は、誰の目にも明らかでした。

 左翼の正体を知らずに左翼に投票して、日本をダメにした…これが前回の政権交代であって、その反動で、日本という国を日本人の手に戻したのが、今回の衆議院選挙での自民党の圧勝なわけです。

 夏になれば、今度は参議院選挙があります。自民党政治に文句がないわけではありません。アベノミクスだってバラ色の未来を確実に約束してくれるわけではありません。でも、反日売国政党に投票する事がいかに愚かな事か、今度こそ、多くの日本人が知った事でしょう。次の参議院選挙でも、日本の事を考えている愛国的な政治家/政党に投票したいものです。
 
 
 とまあ、こんな事があったわけで、今の若い人は、私たちが若い時と比べて、左翼に良くないイメージを持っているようです。状況的には彼らの方が世の中を何とかしたいと願う気持ちは強いのでしょうが、だからと言って左翼思想には向かわないようです。

 だって、左翼に政権を任せると、すぐに外国のいいなりになるし、公約も口先ばっかりでちっとも実現してくれないし、そのくせ、都合が悪くなると、すぐにばらまき政治を始めて、増税してくれるし…ね。

 なんかなあ~って思います。
 
 
 ところで、民主党って、本当に左翼だったのかな? 本当に革新政党だったのかな? 左翼だったら、方法は過激であっても、今現在不幸な人の生活を少しでも楽にする方向の政治を実行してくれるはずですが、民主党政権時代、幸せになったのは、日本を取り囲む諸外国とその国の人たちで、肝心の日本人たちは、皆、不幸せになったわけです。貧しい人はより貧しくて厳しい生活を余儀なくされただけです。それを思えば、民主党って、左翼とか革新とか言うよりも、単なる、反日亡国政党であって、民主党って、革新系の政党ではなかったんじゃないかなって思います。

 そう思うと、自民党も右翼じゃなかったのかもしれません。単純に、自民党って、日本人ための政党であって、良くも悪くも、日本そのものだったんじゃないかな? ならば、民主党って、日本に住む外国人のための政党って事だったのかもしれません。もちろん、日本人のための政党は、自民党だけじゃないし、外国人のための政党だって、民主党だけじゃないけどね。

 日本の政党の対立点は、保守VS革新とか、金持ちVS貧乏人とかではなく、日本人VS[元]外国人とその本国、という対立なのかもしれません。つまり、日本という国は、日本人のモノなのか、それとも日本に住んでいる[元]外国人とその本国のモノなのか、って事です。

 私は日本人ですから、やっぱり日本は日本人のモノであって欲しいし、日本という国が豊かで強い国になって欲しいし、多くの日本人が幸せに暮らせる世の中になって欲しいと思います。そして、そういう国を、子どもたちに手渡したいと思ってます。

 あ~あ、日本に今一番必要なのは、実はスパイ防止法とか国会議員規制法とかじゃないかな? 日本に住む外国の方々が幸せに暮らせるようになる事にはやぶさかではありませんが、そのために日本人が不幸せになるなら、それは本末転倒です。

 とにかく、日本人が日本で幸せに暮らすためには、日本人を不幸せにしようとする人々の活動をご遠慮いただけるような世の中にしないといけないのかもしれません。『ヒサシを貸したら、母屋を取られる』という自体は絶対に避けないといけません。そのためにも、まずは、政治と教育と放送の世界を、どうにかしないと、いけないんじゃないかな?

 私は、そう考えます。

 だから、夏の参議院選挙は、日本人のために働いてくれる政治家に投票しないといけません。

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コメント

  1. ひょっとこ より:

    民◯党は、外患政党だったのかもしれない。
    今後、優れた歴史家がまとめてくれるだろう。

    昨日は現首相の故郷、山口県某所に、
    ワサビの調査に行っていた。
    沢や川の水が綺麗で
    美しいことが印章的だった。
    そんなものを含め、護っていかないとね。

  2. すずめおばさん より:

    すとんさんのお考えを聞いて、すごくホっとします。
    全く同感です。

    こんな私も、かつては左翼思想に染まってました、しかも無意識に。
    日本はいつまでも隣の国に謝罪していかねばならない、日の丸は軍国主義の象徴だ、日本は悪いことをした・・と、こんな思想で固まってました。

    偶然ですが、昨日職場の10歳年上のお姉さまと政治の話になりまして、普段政治には興味のないそのお姉さまでさえも、日本がいつまでも謝罪と賠償を続けてることに疑問を抱いてました。
    いい加減、何の思想を持たない一般人でさえも、左翼思想に嫌気がさしてるようです。

    自民党政権時代だと、汚職やら談合やらで腐敗した政治もイメージにあります。
    でも、民主党政権時代に思ったのは、「日本人の政治が外国人に奪われる」という、もっと恐ろしい亡国の危機でした。
    亡国するくらいなら自民党時代のがはるかにマシ!
    そんな感じに思ってます。

  3. operazanokaijinnokaijin より:

    経済学で言うと、昔懐かしい社会主義が左で、
    資本主義が右。
    右の資本主義の中も色々とありまして、

    市場を信頼し、供給重視、
    過剰供給であっても、価格が変化して、
    供給と需要が一致して、めでたし、めでたし、
    政府は小さくあるべきという古典派系、
    レーガノミックス、サッチャリズムが20世紀の後半。
    アメリカでは、共和党系。


    いやいや、不況の時は、政府が積極的に介入して、
    需要を喚起するべきでしょう、公共工事、やるべし、
    政府はそこそこ大きくなくちゃ、というケインズ派、
    ニューディールが20世紀の前半。
    アメリカでは、民主党系。

    3.その中間を狙った、サムエルソンの新古典派総合、

    などなどがあり、それらのバリエーションなども
    山ほどあるわけでして、勉強するのも大変ですが。

    経済学なんて役に立たないじゃん、
    経済学なんか勉強して、なんになるの?
    それはね、政府の経済政策を正しく批判するには、
    勉強しておかなくちゃいけないんだよ。
    さもないと、政府のいい加減な経済政策に騙されちゃうよ、
    みないなことを、誰かが言っていました。
    さて、どうなる?アベノミクス?

    おしまい

  4. YK より:

    すとんさんは売国奴でなくて、良かったです。嬉しいものです。だって、周りが売国奴で溢れているのだもの。
    でも、右翼団体は、ああやって大きく歌を流さない方がいいと思います。だって、人間の心理って逆に働きやすいから。聞く耳閉じるし、近寄り難くなるし、変なイメージ持たれやすいと思います。だからどうしろって言われても困りますが~_~;
    それにしても、自国の民族を批判する人がいる国は、世界でも日本だけだと思います。だから、近隣諸国になめられることになるんです。
    長々と申し訳ありませんでした。ではまた。

  5. すとん より:

    ひょっとこさん

     私はステーキをわさび醤油で食べるのが大好きです。世界で一番美味しい肉の食べ方だとさえ思ってます。わさび、最高! そんなわさびって、水と空気が美味しい場所じゃないと育たないんですよね。日本でわさびが取れなくなったら、悲しいなあ。人口が増えて、工業化が進めば、どうしても水も空気も少しずつ汚れてしまいます。でも、それも程度問題であって、わさびが取れなくなるほど汚しちゃいけないよね。

     わさびも大切な日本の伝統品。護っていかないといけないモノの一つですね。他にもたくさん、私たちはご先祖様から渡されたモノがあります。それを私たちの代でダメにしてはいけません。きちんと次の世代に引き渡していく義務があります。

     だから、ボーとしていちゃダメなんだと思う。考えて行動しないとダメなんだ。壊してもいけないし、盗まれてもいけないんだ。お人好しなだけでは、世の中、渡っていけないものね。

  6. すとん より:

    すずめおばさん

    >自民党政権時代だと、汚職やら談合やらで腐敗した政治もイメージにあります。

     そうそう、自民党が嫌われた理由の大きなモノの一つが、汚職とか談合とかでしたね。国の舵取りを大きく間違えたわけではなく、彼ら政治家の品性に疑問を持たれたわけです。

     我々は、政治家に“聖人君子たれ”と要求していたのです。政治に私欲を持ち込ませないためには、それは当然の要求だったと思います。

     政権交代をした民主党の政治家さんたちに、私欲は無かったのかと言えば、私はむしろ逆で、彼らは私欲のために、国を売り渡そうとしたのだと思ってます。

     でも、そんな人たちを選挙で選んでしまったのは、我々なんです。民主主義は衆愚政治だと言われますが、本当に我々は愚かだったのだと思います。その愚かさの結果が、東北の原発被害なんだと思います。あれは人災ですし、あれも売国的な活動の一つの結果だと私は思ってます。

  7. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     私は、経済と軍事が現在の世界をコントロールしている、二つの大きな力なんだと思ってます。この二つを理解する事が、世の中を正しく理解するためには必要不可欠だと思ってますが、日本人の多くは、経済も軍事も全く分かりません。かく言う私だって、よく分かってません。

     『学校で習わない』というのもその理由の一つだし、『暴力反対、お金は汚い』という価値観が現代日本にある事も理由の一つにあげられます。

     経済と軍事に関する、基礎的な学習を義務教育でできる様になったら、日本人はもっと賢くなれるんじゃないかなって思います…って、夢物語ですね。

  8. すとん より:

    YKさん

     私は売国奴ではないですよ。私は、私が生きてきた幸せな人生と同等かそれ以上に幸せな人生を、子どもや孫たちが生きていける事を願っているだけの事なんです。

     子どもや孫たちには、私以上に幸せになってもらいたい…ただ、それだけの単純な願いが、行動の規範にあるだけなんです。

     だから、売国奴たちを見ると『この人たちは、自分の事しか考えていないなあ。子どもたちや孫たちが不幸になってもかまわないと思っているエゴイストたちなのかな? それとも、そんな先の事が分からないほどの、おバカさんたちなのかな?』って思います。

     私たちよりも、私たちの周辺諸外国人の方が、遥かにしたたかですよね(溜息)。

  9. CuniCo より:

    おっ!数値が軒並みマイナス!!
    すごいですね・・・
    というか、忙しくてお腹いっぱい食べられない日々なのかしらん?

    いずれにしても、すとんさんの身体が、様々に耐えられる健康な状態であることを望みます。

    と・・・ちょっと違う角度からのコメントでありました(#^.^#)

  10. すとん より:

    CuniCoさん

     まあ、数値は軒並みマイナスなんだけれど、肝心な体重が三桁では、まだまだなんですよ。昨年の今頃の私は、少なくとも100Kgを超えていなかったわけですから、まずはそこまで戻さないとダメなんです。

    >忙しくてお腹いっぱい食べられない日々なのかしらん?

     いや、食べないとカラダが持たないので、ダイエットを忘れたわけではありませんが、ガッツリ、肉ばかり食べてます。だから、痩せないんだろうなあ(涙)。体重って、上手に減らしていかないと、すぐに体調不良になりますし、これからは、私が職場では司令塔になるわけですから、病気だとか体調不良だとかになっている余裕なんてありません。

     ダイエット(つまり、健康のための長期目標)も大切だけれど、目先の元気も必要なんです。ああ、難しい。

  11. Velvettino より:

    今の若い人代表!としてコメントしてよろしいでしょうか!?
    30歳って若くないですかね・・・(汗)

    私は「右」寄りでした。高校生あたりから。
    ですが今60台の両親は若いころ「左」寄りだったそうで、私が初めての選挙で自民党に投票したことに、大変驚いていました(笑)
    私が生まれてからは、父は千代田区役所に勤めていたので、大企業の収める税金が父の給料になり、それで自分が大学まで行ったのだと思っていたことと、現在の日本に大きな変化を望まない若者だったためです。

    現在も建築業に属する会社に勤めており、民主党政権時代はボーナスが0円になり大変苦しい思いをしました!
    そんなわけで今もやや右寄り・・・というよりは、自分の給料を守るためには公共事業に反対できないんですよね・・・
    大人になった今は思想というより、利害が絡んでしまって純粋じゃないですね!

  12. すとん より:

    Velvettinoさん

    >今の若い人代表!としてコメントしてよろしいでしょうか!?

     OK、OK、私からすれば、立派に“息子娘世代の人”だから、OKですよぉ。

     なるほど、若い世代には若い世代なりの理由があって“右”寄りだったりするわけですね。まあ、我々が若かった時は、その若さに甘えていて、だから“ファッションとしての左翼ごっこ”が出来たわけだけれど、今はシビアな時代だから、いくら若者だからと言って、そんなごっこ遊びをしていられるほど、余裕もなくて、ついついマジになってしまう…ってところかな?

     我々の世代(や、もう少し上の団塊の世代)は、平和ボケの甘ちゃんだったのかもしれません。なんか、恥ずかしいなあ…。

     でも、いい年した老人になっても、その甘さが抜けないジジババもたくさんいるんですよ。同世代にそんな人がまだまだたくさんいて、ほんと、若い人たちに申し訳ないです。あなたがたの人生が厳しいのは、我々上の世代が、平和ボケの甘ちゃんだったから…かもしれません。

  13. ひょっとこ より:

    中途半端なお年寄のほうがな〜んにも考えてないんだから、
    若い人の方がいろいろきちんと考えてると思うよ、ホントに。

    若い人はいろんなところから多角的に情報を得て判断出来てると感じる。
    それに比べて今時の高齢者は…、てな感じかもよ。

    それと、左系の思想ってのもある種のビジネスだから、
    それで飯食ってるヤツらがいるわけだから、
    利害がどうのこうのってのはお互い様ってことで。
    ヤツらが稼いだ金って、どこに流れてるんだろー(棒)
    (海をわたって、軍備やら原爆になってたり!?)

  14. すとん より:

    ひょっとこさん

    >中途半端なお年寄のほうがな〜んにも考えてないんだから、

     そうそう、本当のお年寄りたちは、事実を知っていたりするので、きちんと考えていたりします。そこへいくと、中途半端なお年寄りたちは、手に負えません。また、この層は数が多いから、結構力を持っていたりするんですよね…。

     学校で習った事が知識のすべて……で、その後、自ら(広く)学ぼうとしない人、こういう人が問題なんだと思います。いや、問題と言うか、騙されっぱなし…というべきか。自分に都合の良い事だけを見聞きしたり、同じような考えの人とばかり接しているのは、学んでいるウチに入らないんだけどね。

     右左問わず、思想もビジネスの一つです。私は、思想でメシを喰ってもいいと思ってます。ただ、問題は、思想のアガリの金がどこに流れていくか…ですよ。ひょっとこさんのおっしゃるように、それが海を渡って、軍備や原爆になっているのなら、ほんと、売国行為じゃないです。

     売国って、国を売るだけじゃないんですよ。私たちの子どもや孫や子孫たちの未来を、彼らから盗んで、それを叩き売っているわけです。だから、彼らは一種の強盗犯でもありますし、詐欺師でもあります。だから、私は売国奴たちが許せないのです。

  15. Velvettino より:

    >すとんさん

    いやいやとんでもない!
    うちの両親がもろ団塊世代ですが、彼らの影響を受けたからこそ、自分も夢を見ることはよいことだ、という価値観で大人になれたと思います。人生を楽しむのに必要なことだと思います(笑)
    (この記事に添った政治的な話をすれば、両親若いころは学生運動の世代で、共産党に投票していたそうで!
     私は、護憲に徹するならアメリカの核の傘下に入らざるを得ないと思うので、「アメリカの言いなりにならない!」というスローガンと、「憲法9条を守ろう!」は両立できないだろうと考えているのですが、歳食った現在は両親もそれに賛成しているのでおもしろいです)

    塾の講師をしていた頃、生徒(10歳くらい下の世代)が「夢なんて持ったって、こんな不景気じゃ叶わない」なんて言うのを聞いて、日本の景気とお前の夢にそこまでの因果関係はないだろうと思いつつも、おそらくその子の両親が、「こんな不景気じゃあローン組んだって払えない」なんて話をしているのだろうなあと思いました。

    でも今の10代については、日々現場で接しているすとんさんのほうが、ずっとずっとお詳しいですね!

  16. すとん より:

    Velvettinoさん

    >護憲に徹するならアメリカの核の傘下に入らざるを得ないと思うので、「アメリカの言いなりにならない!」というスローガンと、「憲法9条を守ろう!」は両立できないだろうと考えている

     おっしゃるとおりです。私はそういう視点で考えた事はないので、なんか新鮮だな。

     反米と護憲は、現在の共産党の二大主張ですが、同時に成り立たないものをスローガンにしていて、自己矛盾を感じないのでしょうか? あ、思考停止をしているか!

    >生徒(10歳くらい下の世代)が「夢なんて持ったって、こんな不景気じゃ叶わない」なんて言うのを聞いて、

     ううむ、若い世代の子に、そんな気分にさせてしまったのは、やはり私を含め、大人の責任だと思います。なるべく早く、若者が生きやすい、夢を持てる世の中にしないといけないなあ…。ただ、Velvettinoさんのおっしゃるとおり、個人の夢と日本の景気に、強い因果関係は無いと言えば無いのですが。若者なら、どんな時代でも夢と希望は持ち続けて欲しいものです。

    >でも今の10代については、日々現場で接しているすとんさんのほうが、ずっとずっとお詳しいですね!

     まあ、若い世代は自分の事で精一杯で、なかなか政治とか国際情勢とかまで考えていないものです。まあ、それはそれで仕方ないかなって思います。ただ「韓国嫌い、中国嫌い」って、はっきりクチに出して言う子が増えましたね。在日韓国人や朝鮮系日本人の前でも平気で「韓国嫌い、朝鮮嫌い」とか言いだしちゃうので、あわててタシナメたりしてます。ほんと、空気読まずに本音を言いだしちゃうのが、若者の特権と言えば特権ですが、そばにいる大人としては、それではマズいので、汗かいちゃいますよ。

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