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私は犬肉を食べない[2014年1月第2週・通算1週]

体重:110.4kg
体脂肪率:31.2%
BMI:34.8
体脂肪質量:34.4kg
腹囲:108.0cm

 さて、2014年ダイエット記事を始めます。今年の初期値は以上です。

 ううむ、やっぱりお正月太りしているなあ…。

 昨年の6月あたりの体重は104Kgぐらいでしたが、その後、夏~秋~冬と時間の経過とともに、ズンズン太ってしまいました。それで年末は108.6Kgになってしまいましたが、そこからお正月を越え、さらに2Kgほど太り、今はこの有り様です。

 まあ、それでも去年のお正月は、112.2Kgでしたから、1年というスパンで考えると、それでも2Kgはやせている勘定になります(笑)。

 さて、今週のエッセイをさっそく始めます。

 標題のとおり、私は犬肉を食べません。

 なぜなら…食べたくないから(笑)。もっとも“キライだから”食べたくないというわけではなく(だいたい食べた事ないので好きでもキライでもないわけで)“なんとなく”食べたくないから食べないのである。もちろん、日本に住んでいると、犬肉を食するチャンスそのものがないので、それで必然的に食べずに済んでいるわけだけれど、ならば食べるチャンスがあれば食べるのかと言えば…やっぱり食べたくないです。

 知らずに料理として出されて「お召し上がりください」と言われれば、食べてしまう可能性はあるけれど、ひと言「これは犬肉の料理です」と言われたら…たぶん食べないと思う。

 過去には、熊肉も食べたこともあるし、鹿肉も食べたこともあるし、スズメもカエルも食べたことがあるので、牛豚鶏以外を食さないという“こだわり”があるわけではないのだけれど、それでもやっぱり犬肉は食べたくないです。

 やっぱり、私は犬が、ワンちゃんが好きだからね。

 今は犬を飼っているわけではないけれど、以前はワンコと一緒に暮らしていた事もあるので、なんか犬肉を食べるなんて、ちょっとパスなんですよ。

 「でも、今は金魚を飼っているんだろ? でも、魚は平気で食べるんだろ? まさか、金魚は魚じゃない、なんて言わないよな」

 言いません。金魚は魚類です。そして私は平気で魚を食べますよ。少なくとも、ドジョウは飼ってますが、料理として出されれば、普通に食べます。もっとも、金魚は…食用ではないですから、食べませんが、きちんと料理されて出てきたら…食べないかもしれないけれど、食べちゃうかもしれません。ちょっと自信無いです。

 でも、犬はダメだな。料理として出されても、まず食べないよ。

 もちろん、海外には、犬肉を食べる文化がある事は知っていますし、今でも、韓国や中国やベトナムでは普通に犬肉を食べているらしいです。「あの国ではワンコは食べられちゃうんだなあ…、かわいそうだなあ」とは思います(だって私、ワンコ大好きだもん)が、だからと言って、彼らを非難するつもりはありません。だって、犬肉料理は、彼らの嗜好だし、文化だし、生活だからね。

 少なくとも、クモとかムシとかを食べる人たちよりは、犬肉を食べる方が理解できます。だって、犬肉はたぶん美味しいだろうからね。少なくとも、クモやムシよりは美味しいと思うよ。そしてたぶん、カタツムリやハトよりも美味しいだろうし、ヒツジやウマぐらいには美味しいと思うからね。だから、私は肉の味で食べないのではなく、あくまでも、心の問題、文化や習慣の問題として、犬肉を食べません。

 いいじゃない? 犬肉を食べない自由があっても。そして、犬肉を食べる文化があっても。

 だから、私は犬肉を食べないけれど、犬肉を食べる人を否定しません。私の目の前で堂々と犬肉料理を食べられると…多少は不快に感じるだろうけれど、それを言葉や態度に表わす事はしないだろうし、もちろん、食べる事も止めないよ。だけど、私は犬肉料理を食べないので無理強いをするのだけは止めてほしいと思います。

 これはある意味、タバコと同じ。私は喫煙者の嗜好も自由も人権も認めるけれど、私自身はタバコは吸わないし、受動喫煙もイヤ。だから、私のそばで煙モクモクはご遠慮願いたいけれど、私から離れてくれて、ニオイも煙もこちらに来ないのなら、私の見えるところでタバコを吸ってくれても全然かまわないです。

 「喫煙は害悪だ」とか「健康に良くないから禁煙しろ」とか、そんなお節介な事も言うつもりはないです。ただ、あなたたちの自由を認めるけれど、同時に、私の平和も守ってほしいと願うだけです。

 これが自立した心を持った、大人の態度だと思う。

 つまり、何が言いたいのかと言うと、納豆を食べる文化が日本に、特に東日本にはあるのだから「そんな臭いモノを食べるなんて信じられない」とか「腐ったモノを食うなんて、ヒトとは思わない」とか言ってほしくないのだよ、納豆を食する習慣のない友人たちよ。

 私は好きで納豆を食べるし、最近は妻のマイブームらしく、頻繁に納豆そばを食する私だけれど、そうやって納豆を食べる事は、私の生まれ育った文化の一部であり、生活習慣であり、もちろん、納豆が好きだから食べているわけです。

 つまり、納豆は、私のソウルフードの一つなのかもしれない。だから、納豆ぐらい、気持ちよく食べさせてほしいって事です。

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コメント

  1. だりあ より:

    人の好みは十人十色と言いますが、一万人いるなら一万色、五千万人なら五千万色?ということですよねえ。
    すとんさんのおっしゃっている「あなたたちの自由を認める。けれど、同時に、私の平和も守ってほしい」、というのは、人と人のお付き合いの大原則ですよね。

    でもなかなか、理想通りにはいかないものだなあと痛感しています。近しい人どうしで話していても、驚きの表情とともによく発せられる言葉は、「えーっ〇○がきらいだなんて信じられないわー」です。
    たとえば〇○が温泉・・・・だとしますよね。私は硫黄臭がまったくだめ、ぬるぬるぬめぬめするお湯もだめ、それに湯あたりするたちなので家庭のお風呂のサラサラが大好きで入る時間も自分に合わせてササっとです。はるばると遠い温泉に浸かりに行くる趣味はまったくありません、でも温泉のことが話題にのぼるとほとんど温泉好きな人ばかり、私はごく少数派なんです、肩身がせまいですけど胸はって「温泉は好きではない、そういう人もいるのよ」といってますよ。十人十色ですもん。

  2. すとん より:

    だりあさん

     ありゃ、だりあさんは温泉が苦手ですか? 私は温泉が大好きなんざますのよ。

    >私は硫黄臭がまったくだめ、ぬるぬるぬめぬめするお湯もだめ、それに湯あたりするたちなので

     なら、ぬるめのナトリウム泉など、いかが? 硫黄臭いは当然ゼロだし、真水ほどではないにせよ、ぬるぬるぬめぬめ度はかなり低めだし、ぬるめの湯なら湯あたりもせずに済みますよ…って、大きなお世話ですね。キライなものは、キライなんですよね。

     そういう気遣いって、他人同士だとたやすくできるのに、知人とか友人とか、ましてや親戚とか家族とか、関係が深くなればなるほど、できなくなっていくような気がします。なまじ人間関係があるから、ズカズカと相手の趣味趣向に踏み込んでいく…のかもしれません。

  3. 河童 より:

    犬ですか・・・

    私もカタツムリ(エスカルゴ)、鳩、雀、鹿、ウサギ、ホヤ等々食べますが、犬はだめですね。
    犬を飼っていた頃の犬の臭いを思い出してだめでしょう。

    あとサンショウウオの干物をフライにしたのも食べませんでした。
    尾瀬の近くの民宿で出されたのですが・・

    食べ物としての意識がないと食べる気がしません。
    猫・蛇・猿・・・もダメでしょうね

    ン? ワニのソーセージをニューオーリンズで食べたっけ?・・忘れた!

  4. だりあ より:

    そうなんです。透明で臭いがなくて、ぬるぬるしてないお湯の温泉はちゃんとバッチリ入れるし、そういう温泉は景色も外湯もよくて楽しかったのですが、温泉フリークさんの友人たちはそういう軟弱なお湯では温泉ではないのだ、とのたまいます。

    一度万座温泉というところに硫黄温泉とは知らずについていって、宿で一晩中硫黄の匂いに取り巻かれて死にそうに(大げさですが一種の呼吸こんなん状態??)なりました。熱い温泉もだめなんです。ホント、いろいろですね。すとんさんおススメの温泉はたぶオッケー、入れると思います。

  5. ぼー より:

    こんばんは。

    犬ですか…ムリです。
    10年以上前…イヌで移植の研究をしていました。自分にとっては極めてストレスフルな時期だったのですが、まぁい「犬の肉・ホルmン」というものを直に毎日のように見ていました。客観視しても「美味しそう:な代物ではないです。イヌとヒトは組織学的にDiscord(合わない)であり、別物と感じてしまいます。一方ブタはConcord(合う)なので、近いモノに感じます。実際、人工皮膚とか新ぞ生体弁とかはブタのものが使用されますし。
    ま、イヌはムリです。

    文化的にはクジラを食す日本人は世界的には許容されない民族なのかもしれません。ままぁ、鯨油だけ取って捨てていた過去を持つ欧米人にヒゲまでゼンマイとして利用していた日本人がとやかく言われる筋合いではない気もします。私的にはクジラは好きですが、現代ではなくても良い気もします。
    蜂の子とかは絶対ムリ(汗)ですが、エスカルゴやイナゴは食べます。
    ん~自分の傾向も分かりません…。

    納豆は超好きです。ご飯なしの納豆だけでも普通に食しますが、周囲からは不思議がられます。それでも旨いです♪

    たばこは…ま、職業柄NGを貫きますし、ヤメロともいいますが、私的には中学の頃喫煙経験あるので(大汗)、まぁご自由にって思っています。

  6. すとん より:

    河童さん

     サ、サンショウウオですか? それはさすがに食べた事ないですが…私の事だから、姿焼きであっても、食欲よりも好奇心が先立ってしまって、食べてしまうような気がします(へへへ)。

    >猫・蛇・猿・・・もダメでしょうね

     サルは脳みそを食べたことありますよ。ネコはないです、ヘビも…たぶん…ないと思います。私、『味見程度なら…』という条件付きですが、結構ゲテモノ食いだったりします。

    >ン? ワニのソーセージをニューオーリンズで食べたっけ?・・忘れた!

     ワニって、サメの事ではなく、リアルなワニですか? でもワニって、両生類だから、美味しいんじゃないですか? きっと、そう思います。

  7. すとん より:

    だりあさん

     私、近所にある温泉(湘南地方にはナトリウム泉の温泉がたくさんあるんですよ)の壺湯に入っていて(壺湯って、結構ヌルめなんです)、あまりの気持ちの良さに、うっかり2時間ほど入っていた事があって、びっくりした事があります。あの時は、カラダに塩の結晶が付いてました(笑)。

     ナトリウム泉はヌルめの温度でじっくり入ると、カラダの芯がしっかり温まるので、良いですよ。

     硫黄泉は…臭いですね。あの臭さは硫化水素の臭いらしいです。ちなみに、硫化水素は毒ガスの一種です。もちろん、温泉地の硫化水素の空気中の濃度は、健康被害が出ない程度になっているはずです…ってか、健康被害が出そうなところは、立ち入り禁止になってるはずです(例えば、箱根の大涌谷の一部とかね)。でも、人によっては硫化水素に過敏な方もいらっしゃるわけで、たぶん、だりあさんは、硫化水素に過敏なんだと思います。もちろん、過敏な理由は、硫化水素への耐性が低いからだろうと思われます。

     なので、だりあさんは、硫黄泉には近づかない方が良いと思いますよ。

     それに日本には、硫黄泉以外の温泉地もたくさんありますから、そういう別の泉質の温泉を楽しめばいいんですよ。湘南のナトリウム泉もいいですよ。

     ちなみにヌメヌメするお湯はアルカリ性が強くて、皮膚の表面をちょっぴり溶かしているんですよ。で、皮膚の表面が適度に溶けて、ツルツルのお肌になれるってわけなので、美容のために温泉に行くなら、ヌメヌメするお湯の方が良いそうですが…私も肌があまり強い方ではないので、ヌメヌメ系はちょっとパスかな。

  8. すとん より:

    ぼーさん

    >イヌとヒトは組織学的にDiscord(合わない)であり、別物と感じてしまいます。一方ブタはConcord(合う)なので、近いモノに感じます。

     ああ、だからブタは美味しいのでしょうか? ならばウシは人とConcordするのかな? ではニワトリは…類が違うんだから、Concordなわけないか(笑)。

     現在の私はクジラを食さないし、食さなくても平気だけれど、クジラ肉を食するのが日本文化の一部だと言うのは、よく分かってます…ってか、子どもの頃の私は、普通にクジラ肉を食べてました。たぶん、ウシよりも頻繁に食べてたと思いますよ。なにしろ、当時のクジラ肉は本当に安かったようですからね。

     特にベーコンは、ずっとクジラがデフォルトだと思ってました。ブタのベーコンを始めて食べたのは、たぶん大学に入ってからですが、その時は「これがベーコン? 嘘だろ?」って思いました。いや、それくらい私にとって、クジラのベーコンが普通だったからです。

     でも、今思えば、クジラのベーコンよりも、ブタのベーコンの方が数倍美味しいですけれどね。でも、我々日本人は、クジラ肉を普通に食べていた事は事実だし、私自身がその生き証人です。いやでもね、実際、クジラって、そんなに美味しいモンじゃないですよ。

     たぶん、欧米人たちがヤイノヤイノと騒がなければ、とっくの昔に日本人からクジラ食の習慣って無くなっていたんじゃないかと思います。だって、今はクジラよりも安くて美味しい食材なんて、いっぱいあるものね。わざわざクジラを食べる理由はないもの。

     でも、欧米の運動家たちが反對運動をすればするほど、そんなに美味しいわけじゃないけれど「我等の食文化を守れ」という気持ちが働いて、意地になってしまいます。つまり、クジラを食べる理由ができちゃうわけだ。

     欧米の運動家さんたちも、本当に日本人にクジラを食べてほしくないなら、放っておけばいいのにね。そしたら、食べる理由がなくなるし、理由がなくなれば、クジラって美味しくないんだもの、すぐに食べなくなるのにね。

  9. キノコ より:

    超アナログの私が携帯いじってたまたま行き着いたので時々見ています。父が戦後の食糧難で赤犬を撃ってすき焼きにし、硬くてまずかったと言っていました。きっと犬も痩せていたのでしょう。私は田舎で鳥を絞める手伝いをしたことがありますが、殺して食べるのは辛かったです。でも、肉魚を食べずにしばらく暮らすと私の場合は体力が落ちてきて、また意を決して食べる、の繰り返し。こんな私も、ひとたび香港へ行けば、蛇も鳩もおいしく食べてしまいます。なんて矛盾!

  10. すとん より:

    キノコさん

     確かに自分で屠殺した動物の肉を食べるのは、情としてつらい部分はありますが、それって、実は、私たちが普段、そのつらい部分を他人まかせにして生活しているだけなんですよね。スーパーで切身になって売られている肉だって、元は立派に生きていたわけだし、それを食肉加工業者が屠殺して切身にしてくれただけなんです。私たちは、時々、その事を思い出さないといけないんだと思います。

    >でも、肉魚を食べずにしばらく暮らすと私の場合は体力が落ちてきて、

     それは、私も最近感じるようになりました。肉食をしていると、体力のベースアップを感じます。やはり、人間…に限らず、動物は他の動物を食べることで生命を維持するようにできているんだなあって思います。

     私たちの食材になってくれた動物たちに感謝しつつ、食するようにしています。

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