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ピアノ発表会を見学して思うこと 完結編 息子君はピアノ教室を変わりました

 タイトルの通り、息子君はピアノ教室を変わりました。ひとまず、私たち夫婦のピアノ発表会の見学ツアーも、これで一段落です。

 今度の先生は人柄も良く、熱心な指導で、息子君もやる気満々でいます。以前は、親が言っても、なかなかピアノの前に座らなかったのですが、今は教室が変わったばかりということもありますが、毎日きちんと練習しているようです。「毎日、バーナム」が合い言葉のようです。

 今度のO先生(ゼロ先生ではなくオー先生、女性)は、息子君の憧れのJ先生(少年合唱団の卒団生&現指導者、某音大の学生さんで音楽家の卵、もちろん男性です)が子どもの頃から音大受験までお世話になった先生です。我が家から徒歩10分ほどの場所がご自宅で、そこでお教室を開いています。息子君は、J先生の先生と知って、ワクワクな気分でレッスンに通ってます。

 O先生の教室には看板がありません。教室の名前もありません。生徒の募集もしてません。でも生徒さんはたくさんいて、O先生はエネルギッシュにピアノの先生をなされています。

 元々は演奏家だったそうですが、ご結婚を機に家庭に入られ、当地にやってきた方です。その話を聞きつけた近所の母親たちが「ウチの子にピアノを教えてください」と頼みに行ったのが事の始まりだそうです。それ以来、評判が口コミで広がって、今に至っているそうです。

 ウチの場合は、妻がJ先生の母君と知り合い(!)だったので、「どっか息子に合うピアノの先生を知りませんか~?」と軽い気持ちで相談したところ「だったらO先生なんていかが?」となって、話が進みました。

 ピアノ発表会の見学なんて、意味なかったじゃん。

 無論、知り合いの紹介だけで先生を決めたわけではなく、何度か(妻が)先生と連絡を取って話したり、息子君が余所の子のレッスンを見たり、お試しレッスンを受けたりして、その相性を何となく確認した上で決めました。

 O先生は、かなり熱心な指導をされる先生のようです。J先生から息子君に「O先生は厳しいから気合を入れていけよ」とアドバイスがあったそうです(笑)。ま、O先生は妻とも息子君とも良好なコミュニケーションを取れているみたいなので、私は安心です。

 ピアノを習いに通わせているつもりですが、お教室では、ピアノだけでなく、聴音とソルフェージュもやっているそうです。他の生徒さんたち(ほとんどが女性)は声楽も習っているそうですが、息子君は無し。たとえ子どもであっても、男性と女性では身体の使い方が違うので、歌は別の先生に習ってくださいとの事。その言いッ振りが潔くて良いですね。それに息子君は歌は合唱団でやってますので、別に問題ないし…。

 O先生のところの生徒さんたちは、大人や中高校生が多いので、息子君はかなり年下のお弟子さん(と言うか“坊や”)という事で、他の生徒さんたちからもかわいがられているようです。

 親としては、一安心ってところです。

 長く続きました「ピアノ発表会を見学して思うこと」のシリーズも今回で終了です。ありがとうございました。

コメント

  1. ことなりままっち より:

    なるほど、それはまさしく「縁」でしょうね。
    私はたまにそういう縁を感じることがありますが、そういうものを大事にしていけるといいなと思いますね。先生とのコミュニケーションが取れているというのもいいことだと思います。

  2. すとん より:

    >ことなりままっちさん
    縁とは不思議なものですね。でも世の中は案外その不思議な縁で繫がっていて、廻っているような気がします。
    例えばネットの世界、会った事もなければ、性別も年齢も、下手をすると母国語も違う人達が仲良しになったりするわけで、ホント、世の中、不思議不思議です。
    息子君には、趣味として、人生を豊かにできる程度に、楽しめる程度に、きちんと(笑)ピアノを学んで欲しいと思ってます。

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