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アラサー女子とデートして、色々と考えました[2012年6月第1週・通算18週]

体重:103.9kg[-0.5kg:+0.8kg]
体脂肪率:31.1%[-0.4%:+0.2%]
BMI:32.8[-0.2:+0.4]
体脂肪質量:32.3kg[-0.6kg:-0.8kg]
腹囲:100.0cm[+-0.0cm:+1.5cm]
     [先週との差:2012年当初との差]

 今回の記事は妻には内緒でお願いします(笑)。

 某月某日某所で、私がアラサー女子とふたりっきりでお茶していたと仮定(笑)してみてください。

 アラサー女子とアラフィフ親父ですからね。親子ほどの年齢差があるわけで、残念ながら、艶っぽい話は特に無く(残念)、話の内容は、蓄財とか、資金運用の話でした。

 私はバブル世代ですから『金は天下のまわりもの』と考えていますし、今、手元にお金が無くても、必要となったら『お金なんてものは、どこからか沸いて出てくるもの』と思ってます。ですから、私は、蓄財も資金運用も、これっぽっちも考えた事ありません。そんな事を考えなくても、この年まで幸せに暮らしてきたし、きっとこれからだって(根拠はないけれど)たぶん大丈夫だと信じてます。

 ところが、アラサー女子は、筋金入りの不景気っ子でして、生まれた時から、ずっと不景気の中で育ち、不景気しか知らない世代なので、客観的に見れば違うと思いますが、性根が貧乏人でして、常にスカンピンだし、常にビンボーな気分なんです。

 それでも彼女自身は、同世代の中では恵まれている方じゃないかな? 地方出身者で高卒で、学校卒業と同時に、小さいとは言っても、東京にオフィスを構える会社に正社員として就職でき、営業で色々とシンドイだろうけれど、ちゃんと一人前のお給料(彼女曰く「でも安いの…」)をいただいているんですから。彼女は、田舎に年老いた両親と年の離れた高校生の弟がいて、給料の中から、それなりの額を両親や弟のために仕送っているわけです。今どき、エラい娘でしょ。

 その上、休日はどうやらバイトしているらしいんですよ。ほんと『一生懸命に生きている』んです。

 「いい年なんだから、結婚しないのか?」とダイレクトに聞いちゃいました(イヤな親父だな)。「相手がいないから…」とボソっと答えました。

 「じゃあ、相手がいれば結婚するのか?」と尋ねました(イヤらしいジジイだな)。「相手がいても、今の収入じゃ結婚できないよ…」と答えました。一応、結婚相手は、同年代の男性を想定しているようでし、前提は共稼ぎのようですす。

 「『一人口は食えぬが二人口は食える』って言うじゃない。心配なんか辞めて、良いお相手を見つけたら、サッサと結婚しなさい」と言いました(大きなお世話だね)。「二人きりなら暮らせるかもしれないけれど、そんな収入じゃ、安心して子どもを生めないから…。だから、今は一生懸命、貯金して、子どもを生んでも平気なくらい貯めたいの」と答えました。

 「資金運用とか熱心だけれど、今、どれくらいの貯金があるの」とプライバシーに踏み込みすぎた質問をしたところ、ほとんど貯金なんてありませんでした。「頑張って貯金しているけれど、貯金ってナカナカ貯まらないんです」なんだそうです。

 たぶん、彼女は節約とか貯金とかが苦手なタイプの女の子なのかもしれない。その上、興味はあるけれど、資金運用だって下手くそなんだと思う。ま、それ以前に、儲かるほどの資金が準備できないと言う事実はあるだろうけれど。

 でも、結婚に踏み切れない彼女の気持ちは、分からないでもありません。

 生まれた時から不景気で、将来に夢も希望も持てなくて、たぶん幼い時から、さんざんお金で苦労しているのでしょう。自分がお金で苦労したから、自分の子どもには苦労させたくない。だから、金銭面で安心できるまで、出産を控えよう…と思うわけだけれど、そんな事で人生を足踏みしているうちに、どんどん年取って、恋愛だってしづらくなるし、妊娠だってしづらくなる。若さは永遠には続かない事に気付いていないようなんです。

 「結婚相手を、同じ世代ではなく、うんと年上の世代の人から選べば、経済的にはなんとかなるでしょう。例えば、私のようなアラフィフと結婚すれば、明日にでも双子ちゃんを生んでも問題ないくらいの経済力がありますよ」と言ってみたら、私に遠慮したのか、ちょっと口ごもっちゃったので「年上は、お金を持っているけれど、その代わり、あっと言う間に現役引退して、すぐに長い長い介護生活に突入だよ(笑)」と言っておきました。

 それにしても、私が彼女ぐらいの年頃の時は、世界がバラ色で、毎日、面白おかしく遊んで暮らしていたんじゃないかな? それと比べると彼女の見ている世界は、どうやら色彩の乏しい灰色がかった世界のようです。アラサー女子とアラフィフ親父では、同じ国で同じように暮らしているのに、生まれた時がほんの二十数年違うだけで、見える世界が、こんなに違うなんて…。

 結局、悪いのは“不景気”って奴なんでしょうね。この不景気ってのは、お金が天下でちゃんと回っていないから起こるんでしょ? なんで回っていないのかと言うと(ザックリ言っちゃうと)蓄財する奴/貯金する奴がいるからでしょ? つまり、アラサーの彼女がビンボーなのは、彼女が貯金に励むからなんです。彼女のような、将来に不安を感じる人々が、貯金に励むからなんです。

 不景気で生活が不安 -> 生活が不安なので、将来に備えたい -> 貯金をしよう -> 市場に出回るお金が少なくなる -> 不景気になる [現実はそんなに単純じゃないけれど、話を分かりやすくするために、あえて乱暴な書き方をしてます]

 ってわけです。(大雑把にもホドがあるけれど)国民が貯金ばかりしていると不景気になるわけだから、貯金するのが馬鹿馬鹿しくなって、みんなが貯金を止めて、どんどん買い物をするようになれば、景気が良くなるわけですが…この不景気の中で、ドンドンお買い物をして、手持ちの現金や財産を減らしたら、それこそ不安だよね。

 ならば、政府がバンバンお札を印刷して、お金の価値を下げる(つまり貯金の価値を下げちゃう)と、貯金をしているよりも、買い物した方が良くなるので、みんな貯金をやめて買い物をして、市場にお金がたくさん出回って、景気が良くなるんじゃないの?

 つまり、インフレ、カモ~ン! って事だね。

 なんて話を、娘ほどに年の離れた人と話しました。ちなみに、お茶は私のオゴリです。

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