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カンロを入院させました

 ピンポンパールのように真ん丸なカンロです。松かさ病の心配があって心配していましたが、どうやら、尾びれの脇の部分が赤く出血して、少しウロコが浮いているみたい…なので、松かさ病かどうかは、その時点ではよく分かりませんでしたが、ひとまず入院させました。

 水槽から病院水槽に移す時は、網などは使わずに、金魚を手づかみにして移動するのですが(その方が魚体を傷つけない)、カンロはとてもヌルヌルしていました。金魚って体調が悪いとヌルヌルするので、カンロは元気に見えましたが、それなりに調子が悪かったのだと思います。とは言え、通常の病魚は、病院水槽に入れた途端に体中から、何やら悪いものを出しますが、カンロはそれほどでもありませんでした。まあ、悪いと言っても、さほどではないのかもしれません。

 ひとまず、塩と抗生物質が投与された(いつもの)病院水槽で、しばらく絶食治療を受けさせました。

 入院した当初のカンロの顔を見ると、明らかに不愉快そうでした。でもね、体表にキズがあって出血しているのは事実だし、少しは痩せないとダメだしね。しばらくはガマンしてほしいぞ。

 入院した翌日の事。夕方、入院水槽を見ると…カンロが転覆(!)してます。「えっ?」って感じです。そして、よく観察してみると、前日までとは違って、全身のウロコが逆立ってます。前日までは「マツカサ病かも…?」って状態でしたが、本日付けでマツカサ病決定です。しかし、入院して一日絶食しただけで、病気が悪化するわけ?

 ああ、カンロ、マツカサ病だよ。今までの子で、マツカサ病になって、生き残った子はいないんだよねえ。我が家では、マツカサ病は死の病なんだよねえ…。

 と言うわけで、このまま手をこまねいていても、カンロが死んじゃうだけなので、今回は新しい治療法を導入してみました。それは“ココア療法”です。

 え? “ココア療法って何? …それはですね。入院水槽の水に純ココアパウダーをぶち込む療法です。つまり、現在、入院水槽には、塩と抗生物質が投与されていますが、そこにココアも投与しちゃうわけです。

 塩と抗生物質は消毒、と言うか対雑菌対ウィルスのための薬剤ですが、ココアは…胃腸薬なんだそうです。動物って、胃腸の具合が悪くなっただけでも死に直面しちゃいますから、胃腸薬は大切です。

 で、ココアの効果なんですが…多少は良い影響があるみたいです。ココアを入れてから、カンロが転覆することは無くなりましたし、元気にもなってきたみたいです。やはり胃腸薬は大切なんですね。

 また、入院治療中はさすがに断食なのですが、入院五日目ぐらいで、さすがにお腹が減ったのか、沈殿しているココアを食べている様子なので、その日からエサを少量与える事にしました。やはり体力を温存させる事も大切ですからね。ただし普通のエサではなく、抗生物質の液に30分ほど浸したエサを与えました。つまり“飲み薬”って奴です(笑)。

 入院して約一週間の現在の状況は、カラダがパンパンに膨れ上がっている事は相変わらずですが、ウロコの毛羽立ちは、左半身はおさまりつつありますが、右半身はまだまだすごい状況です。カラダのヌルヌルはだいぶ治まってきました。『良くなっているのか、悪くなっているのか』というと、多少は良くなっている様な気がしますが、依然、危険な状況にあることは間違いありません。

 しかし、カンロ以上に巨大魚なのに、サクラは今日も元気です。サクラのあの元気さは異様とも言えるほどです(良い事です)。

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コメント

  1. カンロちゃん、心配ですね。。

    丸々してると見た目にはかわいいのでしょうけど、
    病気の危険度が増して、怖いですね。

    早く良くなりますように。

  2. すとん より:

    モナビーナスさん

     記事に書いてあるとおり、現在、予断を許さない状況です。良くなってくれるとよいのですが…。人も金魚も、太りすぎはよくないみたいです。

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