体重:99.4kg[-0.5kg:-0.6kg]
体脂肪率:30.3%[-0.2%:+0.2%]
BMI:31.4[-0.1:-0.0]
体脂肪質量:30.1kg[-0.4kg:-0.2kg]
腹囲:97.0cm[+-0.0cm:-10.2cm]
[先週との差:2011年当初との差]
今年最後のダイエット&エッセイ記事です。まあ、今年は例年やっている“真夏のダイエット作戦”が多忙により中止を余儀なくされたので、この年末の段階であまり良い状態ではないのが残念です。この段階で、-5.0Kgぐらいになっていないと、年始年末の体重増加の大波に耐えきれないのですが…。年を越えると、基準体重をリセットしてダイエット記事を続行する予定ですが、来年のスタートは一体何㎏になっているでしょうか? 自分でも不安です。
だからと言って、年始年末って、暴飲暴食をしないわけにはいかないからねえ…。
さて、先日「源氏物語 千年の謎」という映画を、半ば義務感で見たのですが(やっぱり映画は義務感で見ちゃダメですね:笑)私の好みとはだいぶ違い、ガックリしてしまいました(ゴジラ対キングギドラじゃないんだから、安倍清明vs六条御息所はやりすぎだと思います)。やはり有名作品の映像化、とりわけ大河小説である源氏物語の映像化は、難しいですね。私的には、20年ほど前にTBSで放送された、橋田寿賀子の「源氏物語」が、かろうじて及第点かな? その他の映像作品は、正直、尺が足りなさすぎて、お話にならんと思ってます。
それはともかく、源氏物語と言えば、数多くの女君が出てくるわけですが、その中の12名の主要女君をピックアップして、その私的ランキングを発表しちゃうおうという、どーでもいいネタが、今回の記事です。「え、源氏物語? なんか、つまんなそう…」と思われた方は、また明日、お越しください(笑)。
あと、今回のランキングでは、結構好き勝手で偏見まみれな事を書いてますので、源氏物語ラブな方は……「あのすとんが、デタラメな事ばかり書いて…。あいつは源氏物語の何たるかなんて、ちっとも分かっちゃいないね」と吐き捨てて、ついでに生暖かい目で、私を見下しておいてください。このランキングは、一種のジョークだから、マジに受け取って、怒っちゃイヤよ。よろしくね。
ちなみにランキングのタイトルは「源氏物語の女君ランキング(すとん編)」です(笑)。基準は、私すとんが源氏物語に出てくる女君を“愛おしい”って感じる順番に並べてみましたってだけです。つまり、基準は私がその女君をどれだけ“好き”かという、実に曖昧な基準で並べたランキングです。深い意味はありません。
まあ、これを見て、私の“女の子の好み”などをご堪能してみてくださいって遊び(爆)です。そこんとこ、よろしく。
では、ランキングの下位から順番に発表していきます。
12位)女三の宮[他の男のタネで孕んじゃった女]
まず最初に登場するのが、源氏の二番目の正妻である三の宮ちゃんです。
三の宮ちゃんって女の子は、たぶん、ちょっとオツムが弱いタイプのお姫様なんだろうと思います。だから、いい婿が取れず、生活力もなく、父親ほどの年令の離れた成功者の“飾り物の妻”として結婚したわけで、最初から『愛のない結婚』だったわけです。ある意味、リアルな意味で“永久就職”だったんだと思うし、父親である朱雀院からすれば「やれやれ、やっと片づいた…」って感じの娘だったろうし、夫君となった源氏からすれば『自分の箔付けにはちょうどいいかな? まあ、ボランティア精神で養ってあげましょう』程度の妻です。
成功した男なら“お飾り”になるような妻がいても、悪くないでしょう。でも、そういう“お飾り”な妻って、他に愛する女(源氏なら紫の上)がいてこその“お飾り”なわけで、本来“サシミに対するツマ”というか“ステーキと付け合わせ”のような感じの立場ですね。21世紀で暮らす我々は、民法の規定で“サシミのツマ”とか“ステーキの付け合わせ”などの立場の女性を作ってはいけない事になっていますので、なんかこういう“お飾り”な妻って、微妙な感じがします。やっぱり“お飾り”よりも、内実の伴った素晴らしい女性と仲よくなりたいです。
で、この子がこの順位に来ている理由ですが“お飾り”は別としても、それ以外に私的にこの子を好まない理由が、三点ほどあるので、この順位にしました。
一つ目は『オツムが弱い事』。私、ボーとしたタイプの子は苦手です、ごめんなさい。
二つ目は『非活動的な事』、世の中がつまらないなら、自分が積極的に動いて、人生楽しめばいいのに、そこでボーとしちゃうのが三の宮ちゃんなわけで…そういう子は生理的にあきまへん。
三つ目は『他の男のタネで孕んじゃった事』です。他の男のタネで妊娠しちゃう女は、私は受け入れられません。あたしゃウグイスじゃないんだよ、カッコウの子を托卵する気はありません。それにだいたい、恋愛を家庭に持ち込む女って、最低だと思います。どうせ孕むなら、葵の上ちゃんみたいに、自分のダンナさまのタネで孕みましょう!
11位)葵の上[カラダの相性の悪い妻]
と言うわけで、11位は葵の上ちゃんです(笑)。彼女は、源氏の最初の正妻なんですね…って、ランキング下位に正妻が二人並んじまったよ! 別に私が正妻嫌いってわけではないので、誤解しないように(笑)。
葵の上ちゃんには同情するべき点が多々あると思います。『蝶よ花よ』と大切に育てられ、将来は立派なお妃になって「ゆくゆくは国母となるんですよ…」なんて言われて育ったのに、何かの間違いで、臣籍降下した、全く将来性が感じられない非主流派のガキの妻にさせられたんですよ。
そりゃあ、腐るよねえ。その上、しぶしぶ結婚したダンナ様は女遊びが大好きで、外に愛人をたくさん作って、滅多に自分のところになんか来ないわけだし…だから、この子の運の無さには同情します。
客観的に見ると、葵の上って、ツンデレな女の子なんだと思うし、嗜み深い女性だろうし、教養だってたっぷりあるだろうし、育ちだってメッチャいいわけで、本来、源氏との仲だって、物語に書かれているほど悪くなるはずもない子のはずです。
だいたい、源氏にとっては始めての女性なわけだし、源氏って女性には優しい人でしょ。それなのに夫婦仲がイマイチって事は…この二人、結局、カラダの相性が悪いんだと思います。今なら「性格の不一致」って理由でさっさと離婚しちゃう組み合わせなんだと思います。でも当時はそういう離婚理由はないし、政略結婚だし、一夫多妻だから、源氏は相性の悪い妻を回避して、外に女を作っちゃたわけでしょ。ああ、かわいそうな葵の上ちゃん。
ま、相性が悪いんだろうけれど、それでも夫婦だからね、お互い頑張って、男の子を生むんだけれどね…。まあ、なんて言うか、義務感で作ったような子どもだったんだろうけれど、それでも、よく頑張った(涙)。
たとえ金持ちであっても、たとえ人柄が良くても、カラダの相性の悪い女性を妻に迎えるのは、男として、やっぱり人生の不作でしょ。彼女自身に責任が無い事は重々承知の上で、申し訳ないけれど、葵の上ちゃんは、11位です。
10位)朧月夜[危険な遊び相手]
デインジャラスですね。こういう女と遊ぶと身を滅ぼします。現に源氏は身を滅ぼしました(笑)。
恋のアバンチュールを楽しむなら、こういう子でしょうが、妻にするならハズレな女性でしょ。女子力高いですし、一見、いい女に見えるんですが…愛欲優先女子なので、うっかり捕まってしまうと、女のペースに巻き込まれて、大変な目にあいます。まさに交通事故のような女です。そんな危険な女が朧月夜ちゃんです。まさに小悪魔。まさにファム・ファタール。まさにハズレくじ。
そう、源氏物語最大のハズレ女が、朧月夜ちゃんです。
そうと分かっていれば、誰も手を出さない類の女です。でもね、ハズレかどうかは、実際につきあってみないと分からないんだよねえ…。あとから思い起こせば、色々とハズレのフラグは立っているものなんだけれど、それらのサインをうっかり見過ごすと言うか、魔が差してしまうと言うか、人生の落とし穴に落ちてしまうと言うか…。源氏の君にしたって「あの日、浮かれ気分で右大臣の屋敷をウロウロしなければ…」と後悔しているはずです……って、してないか(笑)。彼はタフだもんな(爆)。
むしろ、ハズレくじを引いたのは、朧月夜ちゃんの方かも…。いや、それと知っていて、朧月夜ちゃんを押しつけられた朱雀の兄貴の方かな? 朱雀の兄貴は、本当に、お人好しだからなあ…。いつでもバカを見るのは、お人好し、って事なんだろうなあ。
9位)末摘花[メンヘル女]
源氏物語に出てくる女の子はみな美女揃いですが、その中で明らかに“醜女”と表現されているのが、この末摘花ちゃんですね。おそらくは、日本文学史に燦然と輝くナンバーワン醜女でしょう。もっとも、ハッキリと醜女と書かれていないまでも、かなり容姿に難がありそうな子は、他にもいないわけじゃないです。私が思うに、朝顔とか空蝉なども醜女じゃないかなって思います(違うかな?)。
実は私、醜女はキライじゃないです。私は女性の外見って、多少しか気にしません(笑)。醜女ちゃんを彼女にした経験は残念ながら無い(これでも面食いなんです)のですが、ガールフレンドなら、醜女ちゃんはたくさんいましたよ。友達としてつきあうなら、外見よりも中身でしょ。中身が良ければ、醜女ちゃんでも、何の問題もないです。いやむしろ、醜女ちゃんなら、私が恋愛モードになりませんから、素晴らしい友情が築けるんじゃないかと思いますよ。
でも末摘花ちゃんは…友人にしても、ちょっとキツいです。この子の場合、外見は問題にならなくても、その行動が…突拍子もないでしょ? 頭の回転が悪いとは思えないので、おそらく若干、メンヘルが入っているんじゃないかな? 私、メンヘル系の妄想女子は苦手なんで…ごめんなさい、パスさせてください。
8位)夕顔[セフレ]
この子は今で言うなら、道でナンパしたら、ヒョイヒョイついてきて、やらせてくれた女の子、って感じかな? 源氏と迎えた朝のシーンなんて、いかにも場末っぽいし…。彼女が最期を迎えた某院なんて、現代小説なら、地方の安ホテルあたりを彷彿とさせるしね。
夕顔ちゃんは、六条御息所の生霊に取りつかれたり、玉鬘ちゃんのお母さんだったりと、物語的にはキーパーソン的な子だけれど、この子自身は“行きずりの女”であって、後腐れのない遊び相手、つまり今風に言えば“セフレ”な子でしょ。男的には、都合のいい女だよねえ…。こういう子を好きになる事はないけれど、いると色々な意味で便利だよなあ…(あ、石、投げないで~)。
7位)浮舟[男運のない女]
薫君にとって、浮舟ちゃんって、所詮は大君ちゃんの代理なんですよ。本命の代理の愛人であって、でも大君本人じゃないから、自然と扱いも粗略になるし、その事を浮舟ちゃん自身が気にしている上に、自分の身分の低さや、育ちの悪さ、家庭運の無さ、手痛い失恋の思い出から来る男性不信、さらに薫君や匂の宮君の持っている貴公子オーラに押されまくって、色々感情や思惑がコンフリクトしちゃって、人生に飲み込まれちゃったわけでしょ。
浮舟ちゃんの扱いについては、薫君だって誉められたような扱い方してないけれど、匂の宮君の扱い方は、すごいよね。拉致監禁した上に犯しまくるわけで…今なら立派な性犯罪でしょう。浮舟ちゃんが思わず自殺を決行しちゃうのも、分からない話ではありません。彼女にとって、人生って、つらい事だらけなのかもしれませんね。
結局、男たちに弄ばれた挙句、この世で生きる場を失ってしまい、自殺にも失敗し、仏にすがるしかなかった浮舟ちゃんって、本当に男運の極めて悪い女の子なんですね。
ああ、重たい…。物語の最期を締めくくる女君なんだから、やはりこれくらいの重たさがないと、広げた風呂敷を閉じる事ができなかった…のかな? 結局、物語の最後の最後で、薫君を袖にした事で、男に流される人生に終止符を打った浮舟ちゃんだけど、恋愛小説である源氏物語の最後の結論が、恋愛否定というのも、なんかシュールな感じがします。
こういう子とは、色恋抜きでつきあってみたいです。人生、色々と苦労しているし、この子の人生の修羅場からは、実に多くの事が学べるんじゃないでしょうか? 友人としては、なかなか良いと思いますよ。
6位)明石の御方[若い時は可愛かった女]
須磨明石時代の、明石ちゃんは可愛いくて素敵ですね。私はあの時代の明石ちゃんが、私は大好きです。
でもこの子は、姫君を生んだ後は、女としてもより、母としての生き方を選んじゃったわけで、そこが私的にマイナスポイントかな?
あと、地方出身のセレブなお嬢様なんだけれど、そこも私的にはマイナスかな? 地方出身なのに、変に都会志向って部分が痛いかな…って思います。地方出身なら地方丸出しで、自分の田舎に誇りを持っている子の方が、私は好きです。
あと、オヤジである明石の入道殿が、ちょっとウザイので、そこも私的にはマイナスかな? 婿殿を大切にしてくれるのはありがたいけれど、やっぱウザイ人はウザイです。
とまあ、結構マイナスポイントのある明石ちゃんですが、それでも須磨明石時代の明石ちゃんは可愛いので、6位にしておきます(笑)。
5位)花散里[平凡な妻]
私は花散里という女性が好きです。このランキングが「妻にしたい女君ランキング」だったら、少なくともトップ3、もしかするとナンバーワンになっていたかもしれないのが花散里さんです。だって、妻にするならベストな人です。
地味だけれど、案外しっかりしているし、子どもの教育はきちんとできるし、気も利くし、放っておいても文句も言わないし…まさに理想の妻です。こういう女性が妻だと、男は安心して家庭を任せられますね。
4位)紫の上[古女房]
紫の上ちゃんって子は、物語的には、娘時代と死の直前ぐらいしか活躍しない、有名な割には活躍シーンの少ない女君なんです。それはなぜかと言うと、この子って、源氏の古女房という役割の子だから、活躍のシーンが少ないんです。だって、古女房って、日々の平凡な生活の一部でしかないじゃない? そんな日々の平凡な生活の中に、劇的な事件なんてものが入り込む余地は無いわけで…でも、そんな劇的な事件がないからこそ、日常生活を安心して共に過ごせるわけで、そんな普段着感覚の女性って素敵です。
「女房と畳は新しい方がいい」と言いますが、古女房には古女房の良さがあると、私は思います。平凡な日常こそが幸せな毎日って奴だと、私は思うんだよねー。
あと、紫の上ちゃんは、源氏が須磨明石に飛ばされていた時も、しっかり留守を守っていたでしょ。そういう奥様的なところも私は好きです。それと、私はロリを好みませんが、彼女が若紫と呼ばれていた頃のロリロリな時代は、お好きな方にはたまらないんでしょうね(幼女なんて、ションベン臭いだけだと、私は思うけどなあ…)。
3位)藤壺中宮[ドロドロ系]
藤壺ちゃんって、実にミステリアスで魅力的な立ち位置にいる女君だと思います。
この子の魅力って、この子自身のパーソナリティーがどうとか言うのではなく、“源氏に喰われた女”というのが最大のウリであり、その喰われ事をどう捉えるかで、この子の扱いが変わるというか、魅力がよりいっそう輝くわけでしょ?
『源氏が長年の憧れの女との思いを遂げた』と捉えるならば、ある意味、ファンタジックでハッピーな出来事って事になるのかな? 夢々しい愛情行動?? でも、これは浅い読み方って言わざるを得ないかな? ってオジサン的には思います。
彼女が源氏に喰われた事によって獲得した魅力というのは、以下の三つじゃないかな?
一つ目は、あからさまな記述は無いものの、源氏と藤壺ちゃんの関係って、明らかに源氏による『レイプ』なわけでしょ。ですから、レイプファンにとっては『力付くで自分のモノにした女』という魅力を藤壺ちゃんに感じるわけです。あ、ちなみに、私はレイプは嫌いです。性行為というモノは、愛する二人が合意の上で、楽しくやりたいですね。でも、レイプに惹かれる男性がいる事は理解するし、そういう嗜好の持ち主には、藤壺ちゃんって、たまらない女…でしょうね。
二つ目は、藤壺ちゃんって、源氏のとっては、母代わりと言うか、精神的にはほぼ母親だった女性でしょ。その母親同然の女性を犯してしまうなんて、これって『近親相姦』でしょ?
私が源氏という男に共感できない部分はたくさんあるけれど、中でも「???」なのは、この藤壺との近親相姦的な関係なんですよ。源氏が藤壺を母親のように慕い憧れていたというのは分かる。その気持ちが煮詰まっていったのも分かる。だけど、なぜそこで、その母親同然の藤壺を源氏が犯しちゃうのか! ここが男として分かりません。母同然の人を犯せる源氏のオスとしての感覚が私には分かりません。
普通、母とか姉とか妹とかって…女のうちに入らないでしょ? 性愛の対象外でしょ? それなのになぜ、源氏は藤壺を襲ったわけ? ああ、分からない。趣味がマニアックすぎて、私には分からない。でも、これも、お好きな方にはたまらない魅力になるのでしょうね。
三つ目は…藤壺ちゃんって、実は人妻なんですよ。源氏物語には、源氏が人妻を寝取る話というのは、他にもあります(例えば空蝉ちゃんも人妻ですね)が、源氏って、何をやっても許される立場の人だから、そこらの人妻に手をだしても、大騒動にはならないのです。でも、藤壺ちゃんは帝の奥様ですから、さすがにここに手を出すのはダメだし、タブーだし、寝取っちゃうのは禁忌でしかありません。その危険な虎穴にあえて突入しちゃった源氏君なわけです。これもお好きな方にはたまらないシチュエーションって奴です。
“The women of other people is tasty”って言いますものね。
『レイプ』『近親相姦』『人妻を寝取る』 ううむ、背徳の香りがプンプンしますねえ。世の中は、キレイゴトじゃ済まないし、恋愛なんて本質的にドロドロしているものです。そんなドロドロな藤壺ちゃんって…私、好きかも。
2位)桐壺更衣[愛に生きた可愛い女]
いいでしょ、更衣ちゃんは、本当に可愛い奥様だと思いますよ。この子が早死にしちゃったのは、夫君である桐壺帝君が男として、ちょっぴり弱かったからでしょ。帝君がもう少ししっかりしいてたら、この二人は幸せになれたんだろうと思います。
更衣ちゃんって、愛に生きて、愛に死んでいった女の子です。まさに愛を身にまとった女性なわけで、そんな女性に弱い私です。ああ、更衣ちゃん、サイコー。
それにしても、愛って、はかないものですね。
1位)六条御息所[インテリ女]
はい、第一位は御息所ちゃんです。なんだかんだ言っても、私はインテリ女が好きなんです。だって、インテリ女って、一緒にいて楽しいでしょ、会話も弾むし、一緒に生活しているだけで、多くの事が学べるでしょう。おまけに彼女は、単に教養が深いだけでなく、愛情だって人一倍深いでしょ。なにしろ生霊になって、他の女を破滅させちゃうくらいだもの。そういう深情けな女って、私、大好きです。
「芥子の匂いが髪から離れない…」なんて泣きながら髪を洗っているシーンなんて、私はもう胸キュンだよ。いいなあ、御息所ちゃん。死後も(御息所ちゃん的に言えば後妻にあたる)紫の上ちゃんに取りついちゃうくらい、ダンナさんラブなわけで、人によって、そういう御息所ちゃんの重い部分に辟易する人もいるだろうけれど、私はそういう重たさも含めて、御息所ちゃんが好きです。
ラブラブ御息所ちゃん…と言っても、別に私は“熟女好き”でなければ“未亡人好き”でもないし“中古女好き”でもないので、誤解しないように(笑)。
とまあ、私的な女君ランキングは、こんな感じです。それにしても、私の女の好みって、こんな感じなんだなあ。自分で確認して、改めてビックリです。つまり私という男は「インテリのドロドロ系で愛情あふれる女性が好き」って事になるかな…? ううむ、コメントを差し控えておこう(爆)。
コメント
一位は誰なんだろうと、どきどきしながら読み進めてしまいました。(笑)
高校の時の友達の間では朧月夜が人気だったかも。私はいまだに理解できません。
同性である私にとっては
1・桐壺の更衣 2・紫の上 3・藤壺 4・浮舟 5・明石の上 6・末摘花 7・六条の御息所 8・葵上 9・夕顔 10・花散里 11・朧月夜 12・女三の宮
でしょうか。う~ん悩んでしまいました。
前は紫の上が一番でしたけれど、よくよく考えるとやっぱり桐壺の更衣の儚さが好きかも。
一位が六条の御息所というすとんさん、素敵です。女性の想いを重いなんていわずに受け止めてくれそうですね^^ わたしもこの人はけっこう好きです。
源氏とのからみはあんまりないですが、雲居の雁などもかわいくて好きです。
藤壺の女御さんは、桐壺の更衣にそっくりなんですよね。そして、源氏は母親にそっくりらしいので、そっくり同士があんなことをしているというのがなんとも…でした。
Ceciliaさん
朧月夜ちゃんって、恋愛に真っ直ぐな子だし、女子力高いし、エネルギッシュだし、そういう部分が恋に恋する乙女たちに受けるんじゃないかな? でも、この子、おそらく実在していたら『不倫上等!』ってタイプの子だよ(笑)。まあ、男性的には“つまみ食い”対象の子なので、真面目の子や、ある程度の年齢(恋に真剣に立ち向かう年齢)になったら、忌避するタイプじゃないかな? それこそ“女の敵”ってタイプの子でしょう。
浮舟ちゃんは4位ですか? この子はPTSDだよ。男性として、この手の子とおつきあいするのは、大変だよ。それにしても、やっぱり三の宮ちゃんは最下位ですか? 他の男のタネで孕んじゃダメだよね。
それにしても、無責任に女君ランキングを考えるのって、楽しいでしょ。源氏物語男君ランキングってのも可能だけど、女性目線と男性目線だと、だいぶ順位が変わりそうだな…。あ、一位は光源氏で決定だろうけど。
椎茸さん
雲居の雁ちゃんは、夕霧君の幼なじみから奥様になった子ですね。その幼い恋と、ダンナである夕霧に浮気されて嫉妬に狂う話で有名な子です。しかし、ダンナである夕霧君は真面目な男性という設定だけれど、正妻の他に愛人が二人もいて、それで真面目ったあ、いい時代だよなあ~(笑)。それも月の半分ずつ、雲居の雁ちゃんと落葉の宮(三の宮ちゃんのお姉さんだよ)に会うなんて滑稽だね。じゃあ、藤典侍とはいつ会うの?って思っちゃいました。
>源氏とのからみはあんまりないですが、
いやいやいやい~、無くていいんですよ。だって、この子は源氏から見たら、姪ですよ。姪と何かあっちゃあ、マズいでしょう(笑)。
藤壺ちゃんと更衣ちゃんは、そっくりなんですが、実は紫の上ちゃんも、藤壺ちゃんそっくりという設定なんですよ。つまり、更衣ちゃん・藤壺ちゃん・紫の上ちゃんって、そっくりさんトライアングルだったわけです。しかし、この三人とも、娘を生んでいないんですよ。もしも、娘を生んでいたら、これまた、そっくりさんに育つでしょうから、それこそ、源氏の君がどんな行動を起こすか…なにしろ『近親相姦上等!』な男ですからね。もしも…の話とは言え、興味あります。なにしろ、玉鬘にだって手を出しかねなかった男ですから、源氏って奴は(笑)。
源氏物語は好きな作品で、登場する女君もぜ~んぶ覚えてます。
すとんさんのランキング、なかなか面白いですね。
納得し、同意できる部分もありますけれど、自分とは違う見方で
興味深い部分も多々ありますね。
私は曲がりなりにも女性ですから、恐らくすとんさんの
女君ランキングとまったく違うでしょうね。
マイ男君ランキングでもやってみようかしらw
エーダさん
私は男性で年配者ですから、どうしても女性を見る時に『妻にしたらどうだろ?』という視点が入ります。だって今さら恋人探しでもないでしょうからね(笑)。
>マイ男君ランキングでもやってみようかしらw
いいかもね。私も男君ランキングをしてみたい気はするけれど、視点が問題だよね。私の場合、友人として楽しいかどうかとか、上司にしてみたいかとか、そういう観点になってしまうので(笑)。単純に“男性としての魅力”ではランキングできないような気がします。
だって“男性としての魅力”なんて、分からないもん。
はじめまして。ランキング、楽しく拝見させていただきました。
男性だと「パートナーとして望ましいタイプ」が、ランキングな基準になるんですね。
非常に興味深いです。
ちなみに私(女性です。)が最も好きなのは、管理人様のランキング13位の女三宮です。
理由は「元々興味の無い(むしろ苦痛だった)恋や結婚やおしゃれや『大人の女君としての勤め』や『世間の常識』を『アホらしい!私はありのままに生きるのよ!!』とばかりに、出家という形で蹴っ飛ばし、嫌なストーカー性犯罪者(柏木。ファンの方、ごめんなさい。)とモラハラ夫(源氏)に大打撃を与え、富と自由を満喫しながら、猫オタク生活を満喫して余生を送った『ある意味すごい勝ち組』の女性」だからです。
長々と失礼いたしました。
ヤマアラシさん、いらっしゃいませ。
女君ランキングを男視点で見るか、女視点で見るか。当然、結果が変わってきますが…女三の宮ちゃんが第一位ですか! ビックリです。
>『ある意味すごい勝ち組』の女性」だからです。
なるほど、そういう視点もあるのか、またまたビックリしています。なるほどなるほど。たしかに言われてみれば、まさにその通りの“勝ち組女”ですね。納得です。
すとんさん、古い話題のようですが、拝読させていただきました。
私も女三宮はGJ!って思います。このくらい痛い思いさせないとですね。本人は、恋愛にも結婚にも興味なくて猫と遊んでいればそれで良かったんですよ。
一番、最悪なのは紫の上です。なんだか都合の良い女って感じなので。理想化されるとされるほどムカ付きます(小公女セーラも、同じような気持ちでいます)。
私は朝顔の斎院が好きです。「お互い尊敬しあえる友達として、続けましょ」って感じ。
でも、将来的には、貪欲に死ぬまでオンナを止めない源典待でありたいです!
でも光源氏の偉い所は、関係を持った女性は最後まで見守る所ですね。
あと、当時の人の価値観なのでしょうけど、兄の女や継母に手を出しても、出家したら手を出せなくなってしまうという道徳心のギャップも面白いです。
セフレの夕顔さんとか、ウザイ六条御息所さんの娘を育てて、手を出さなかった所も偉いです。
ドロシーさん
やっぱり女性視点だと女君の評価もだいぶ変わりますね、ふむふむ。
>光源氏の偉い所は、関係を持った女性は最後まで見守る所ですね。
これはある意味、理想だよね。有り余る財力がなせるワザですね。源氏は、女性を愛するし、愛した女をコレクションしているのだと思います。一夫多妻の理想ですよ。
>セフレの夕顔さんとか、ウザイ六条御息所さんの娘を育てて、手を出さなかった所も偉いです。
御息所の娘は政治利用の道具で、夕顔の娘は、本当は手を出したかったのだけれど、髭黒大将に横取りされただけですって。だから、源氏はちっともエラくないです…と私は思ってます。
すとんさん、面白かったです!!
ニヤニヤしながら最後まで、ついつい読んでしまいました[E:smile]
すとんさん。質問です。
最近、コメントする時にスパム検査されるようになったのですか?
今日、2回コメント中(これが3回目)ですが、2回ともスパム…の検証画面が出ました。
1ヶ月あまりほど、コメントしておりませんので、その間に何か変わりましたか?
meeさん
源氏物語って、本当によく出来た面白い小説だと思います。この小説が1000年も前に書かれている事が、人類の奇跡の一つだとすら思いますよ。
>最近、コメントする時にスパム検査されるようになったのですか?
いやいや、これはココログの仕様で、古い記事にコメントを付ける時は、スパム防止の検証画面が出るのです。最近の記事にコメントする時は、従来通り、そんなものは出ません。一々面倒くさいのですが、これはココログの仕様なので、仕方ないのです。本当は、こんなのやめたいのですが…ねえ。
すとんさん、源氏物語。ホントウに面白いですよね^^
光源好色一代男の不可侵宮中物語とでも言いましょうか(笑)
紫式部、会いたかった~[E:kissmark]
スパムチェックの件、了解です。
あらあら(笑)よく見ると、私かなり古い記事にコメントしてますね。
気がつきませんでしたワ(*^^)失礼しました。
meeさん
源氏物語…いいですよね。私、人生の一時期、どっぷりと源氏物語にハマっていた時期がありまして、あの記事は、その頃の残照が書かせたようなものだったりするんですよ。
こんばんは。
オバカなTVは毎日見ていても、源氏物語は読んでいません。
> 須磨明石
昔、関東から明石へ転校したとき、 「須磨明石」と言われてマッタク意味わかりませんでした。中学は明石でしたが、いい思い出は、天文台のそばにはいたので、流星をみようとかテントで籠っていた記憶しかありません。
結局、大学まで関西方面にいましたが関西弁話すことは一切なく、あまりなじめませんでした。その後しばらくしてから関西は土地勘だけはあるのでなじめるようになりましたが。
tetsuさん
須磨明石と言うのは、ニュアンス的には、伊豆とか佐渡とか八丈島と同じで、流刑地のイメージがあるわけです。
もちろん、源氏物語の主人公である光源氏が須磨明石に行ったのは、流罪ではなく、自ら考えて地方に落ち延びたのですが、なんとなくイメージ的には流罪なんですよ。
実は、源氏物語における須磨明石と言うのは、貴種流離譚の一種なんですけれどね。いわば、かぐや姫の男版みたいなモンです。