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ウナがちょっと心配

 ウナとは、ウチで一番長く暮らしている(5~6年くらいでしょうか)、普通の食用ドジョウです。この子が11月の中旬あたりから、いつも水面近くにいるようになりました。頭を上にした状態で縦になっていたり、水面直下で(ちゃんと腹は下だけど)横になっていたりと、およそドジョウとは思えない態勢で暮らしています。この子は別名「チキン」というほど、以前は物陰や地面の中に隠れて、人間様に姿を見せないことをモットーに暮らしていた子だったのに、今や姿は晒しまくりです。

 ドジョウは浮力を持たない魚なのだそうで、ウナの今の状態はあきらかに異常。とても心配です。ドジョウの寿命は私には分かりません、そろそろなのかなあ…。

 で、浮いているウナのそばに、いつもセボネマガリや緋ドジョウたちが交替で一緒にいます。別にその子たちは具合が悪いわけではないのでしょうが、ウナの看病なのでしょうか、ウナ一匹にしないようにしているみたいです。

 ドジョウって愛情深い生き物なんですよね。仲間が死ぬと残ったメンバーが暴れたり、水槽から飛び出して自殺する事もあるほどです。きっとウナは相当マズい状態なんだろうと思います。

 でも、この心配の輪の中に縞ドジョウは入りません。同じドジョウのはずなんですが、仲間ではないのでしょうか? ちなみに縞ドジョウ、以前2匹とここで書きましたが、この前数えたら、1匹になってました。アレ? もう1匹はどこに行ったの?

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