スポンサーリンク

歌手の歌声が気になる

 歌の勉強を始めると、世間で活躍している歌手のみなさんの歌声がすごく気になるようになりました。

 クラシック系の歌手だと、ドイツ語・イタリア語は問題ないにせよ(と言うか、私じゃ判断できないというのが本音)、日本語や英語の伝達能力が気になりますね。つまりは「何言ってるんだか分からない」具合が気になります。発声が立派でも何言ってるか分からないと、歌としての魅力は半減ですね。逆に、日本語がきちんと伝わるように歌える歌手は、その音楽的な素晴らしさとの相乗効果で本当に感動的な演奏をなさいます。

 ポピュラー系の歌手だと、ずばり発声ですね。響きのない固めの音色とか、絞り出すようにして歌う高音(実はそんなに高い音じゃなかったりもするのだが)、音高によってコロコロと音色を変える不安定さとか、怒鳴るとか、叫ぶとか、音が届いていないとか。表現力以前のところが気になります。でも、日本では歌のうまい歌手は芸能界では成功しないので、わざと庶民に親しまれるレベルの歌唱力の人を歌手にするんだとかしないんだとかという話を聞いたことがあります、都市伝説かもしれませんが…。だとしたら、これはこれで仕方のないことかなと思います。

 そうは言っても、それがジャズ系や大人のポピュラー系の歌手がそんな感じだったりすると、本当にがっかりします。

 ま、もっとも、どちらにせよ、ポピュラー系の歌手は歌以外の部分でも勝負しているわけだから、歌だけを取り出して評価するのは本来的な評価にはならないのかもしれませんね。

コメント

  1. Cecilia より:

    私にとって何を言っているのかよくわかる歌い方をしている人は米良さんです!
    何語の歌を聴いてもよくわかる歌だと感じます。
    音楽性と一体になっていると本当に感動しますよね!

    最近「愛は勝つ」のKANさんが気になっています。
    最近面白半分でカラオケで歌ったのですが・・・
    何も見ないで聴いたら、「いい歌だな~」と思うのですが、本人が歌っている映像を目の当たりにして聴いていると、口の動きや表情が気になってしまって!
    あんなに口を動かさなくても言葉は充分わかるのに~と思うのですがどうなのでしょう?

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん
    「愛は勝つ」はとても流行りましたね。私も一時期、自分のバンドでカバーしましたよ。
    こんなことを言うと、ファンの方々にお叱りを受けるだろうけれど、実は私、KANと槇原敬之の区別がイマイチ明確でなかったりします。なんか、作風が似ているような、似ていないような…。ま、お二人ともビジュアルメインではなく(失礼)、音楽そのもので勝負をしているミュージシャンですし、オッチャンJ-popには詳しくないのよ。

タイトルとURLをコピーしました