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停電になって、色々と考えた(日常生活編)[2011年3月第3週・通算10週]

体重:99.7kg[-0.1kg:-0.7kg]
体脂肪率:30.5%[+0.4%:+0.3%]
BMI:31.5[+-0.0:-0.2]
体脂肪質量:30.4kg[+0.4kg:+-0.0kg]
腹囲:97.0cm[+-0.0cm:+0.5cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 ストレス太りをする私にしては、この数値は立派なものだと思ってます。

 それにしても、地震以降、被災地でもない地域に住んでいる私ですが、それでも日常生活の様子が一変してしまいました。気を張って生活していないと、ついつい被災者気分になって、被害者モードになってしまいます。被害者モードになると、世間に文句を言ってみたくなったり、他人の生活を監視しイチャモンや難癖をつけたくなるし、ついつい自己保身行動に走って買い占めなどをしたくなりますが、そこらへんはグッと堪えてます。だって、そういう姿って“醜い”でしょ。そこらへんの美意識が日本人の美徳かなって思ってますので、たやすく“被害者モードな気分”にはなるまい、と思ってます。

 世間に文句を言う前に自分でできる事をしっかりやっていきたいと思います。他人の生活を監視して不平不満を貯めてる暇があったら、自分の心を癒す事を考えます。一人でいる時間を減らし、なるべく家族や職場の同僚や趣味の友人たちと、リアルに言葉を交わすようにしています。欲張らずに手元のもので満足するように心を働かせます。そして被災地ではないのですから、できるだけ地震前の生活と変わらぬ生活をするように心掛けています。

 それにしても、無くなってみて、始めて有り難みの分かる事って多いですね。まあ、それは我々の想像力って奴が貧弱なためであったり、平和ボケをしているボンクラ野郎だという事もあるけれど、ほんと、今回ほど“電気って有難いものだなあ”と言うか“電気が無いとまともに生活できないんじゃないの?”とか思いました。実際、私たちの生活のさまざまなところに電気が使われている事を思い知らされます。

 我が家や我が研究室も、計画停電地域に入っているので、一日に1~2度ほど停電しています。時間にすると3~6時間です。結構ありますよ(爆)。

 毎日の仕事の段取りや出勤退勤時間を、停電の時間と見比べて、毎日検討しています。計画停電ってのは、実施されることもあれば、回避される事もあります。“停電が起こるはず”と思って、出勤時間を遅くしたら、その日の停電が回避されて、実は朝から仕事が可能だったりすると、ちょっと力が抜けます。私の回りに、停電が回避されると怒る人がいます。「停電を決めたなら、何がなんでも停電してもらわないと困る」と言い張る人もいます。気持ちは分からないでもないけれど、やはり私は、停電は回避できるものなら、なるべく回避して欲しいと思います。だって、回避して電気がくれば、その分だけ世間が動けるでしょ。

 私の仕事はパソコン仕事なので、停電になると、全く仕事ができません。特に今の時期は、チマチマとサーバー(これが大きな冷蔵庫ほどもある巨大コンピューターなのね…)をいじらないといけない時期なんですが、これだけ停電が続くと、サーバー管理って仕事もワヤクチャになって全然できません。停電が二回もあると、ほとんど仕事になりません。…泣きたくなります。

 それでも私は、職住近接な徒歩通勤者なので「仕事ができない~」って叫んでいる程度で済んでますが、電車通勤の同僚は、停電のあおりを受けて、電車が間引き運転だったり、運休しちゃったりして、普段よりも多くの時間を費やして遠回りで通勤しています。通勤に余計な時間がかかると、とっても疲れますよね…。逆にマイカー通勤の人は「道がすいていて、普段より早く着く~」とか言ってます。…うらやましいぞ。

 計画停電に振り回されている地方在住な私です。

 一方、都心の方は停電にならないそうだけれど、都心の方々は、我々地方民の(大した事はないと言えば大した事はないんだけれど)苦労を分かってくれているかな? 私たちが計画停電で強制的に電力の供給をストップされているおかげで、都心で潤沢に電気が使えるんだよ。使えるからと言って、無駄に使って欲しくないなあ。できれば、一生懸命、節電に励んで欲しいです。都心での電気使用量が減れば、その分だけ、地方で計画停電が回避されたり、時間が短縮されたりするのだから…ぜひお願いします。

 そうそう、ネットを見ていると、計画停電の事を誤解している人がいるみたいなので、書いておくと、首都圏の計画停電は、別に被災地へ電力を送るために電力不足にしているわけではなく、単純に東京電力の原発で事故(2007年の柏崎刈羽と今回の福島第一、福島第二)が重なったため、首都圏に供給できる電力が、全体として約1250万KWほど不足したために起こった停電です。

 首都圏の人間のための発電所が、新潟や福島にある事に矛盾を感じるけれど、とりあえず原発事故のせいで、電力という名前のパイの大きさが小さくなったために、それぞれの食べる分を減らしましょうというのが、今回の停電の流れなんです。だから「手持ちの食料が減ったのだから、一食(or 二食)抜いてガマンしてください」というのが計画停電なわけで、私たちがガマンして抜いた食事が、都心に運ばれて、都心の人が食べているわけなんです。だから、都心の人が「私たちは必要な分だけ食べたので、余った分は地方で分けてください」って言うのが、節電ってわけなんですよ。ね、都心と地方と、互いに助け合っていきましょうね。

 しかし、停電ってのは、本当に不便です。

 交差点の信号機が消灯してしまい無能化するでしょ。車通りの多い場所などは、かなり危険な状態になりますし、実際、事故が起こっているという報道を見ます。

 停電中は、近隣の店が全部閉まってしまいます。だって、レジが動かないんだもん。冷蔵庫も止まっちゃうんだもん、自動ドアだって動かなくなるもん。そりゃあ、確かに閉店も止むなしでしょう。しかし、たった三時間だけど、街がシャッター通りになってしまうのですよ。これって、すごい光景だし、すごいインパクトだよ。

 停電中は、24時間営業のコンビニもスーパーもお休み。電気が来ている時間しか営業しません。なので、営業時間がすごく限られています。ウチの妻などは、時間を見計らってスーパーに出かけてますよ。まあ、専業主婦の家庭とか、ウチのようにパート従業員などの比較的自由に動ける人が主婦をやっているウチは、商店の営業時間に合わせて買い物ができるから、それでもまだいいのだけれど、家族全員がフルタイムで働いている家庭なんて、まともにお買い物すらできないんじゃないの? これって、結構深刻だよね。

 商店がお休みなのも参るけれど、町医者も停電だとお休みになってしまいます。私は基本的に電気が来ている時間は仕事をし、停電の間に移動(つまり通勤)をしています。なので、停電の時間に道を歩いているので、病院に行って、持病の喘息の薬をもらおうと思っていても…病院は停電中なのでやってません。当然、薬がもらえません。手元の薬が無くなったら…マジ、ヤバいです。ま、そうなりそうなら、そうなる前に、色々な手を打つのがオトナなので、本当に危機的な状況にはならないつもりですが…、不便は不便です。

 町医者だけでなく、いわゆく基幹病院も停電中は停電です(当たり前)。最低限の発電設備はあるそうだけれど、それはあくまで最低限であって、余分にあるわけじゃないです。それに発電機を動かしている燃料(ガソリンとか軽油とか)も不足している状況らしいです。

 信号機も消えていたりするので、停電中に事故にあうのが、怖いですね。事故にあっても、携帯がつながりにくい現状、119番で救急車呼ぶのも大変だよ。救急車が来てくれても、病院そのものが停電中なので、普段通りにはいかないだろうし、お医者さんたちも相当数が被災地に行っているので、手不足でしょ。そう思ったら、うかつに車と事故っちゃダメだなって思いました。

 そんな停電だけど、昼間はまだいいかな。なんとかなります。問題は、日が暮れてからよ。夜間の停電は、気持ち的にかなり凹みます。

 まず夜間の停電は暗いです。人間って不思議なもので、暗闇に置かれるだけで、心細くなるものです。だから、照明器具って大切だね。

 災害時(?)の照明器具と言うと、スタンダードなのが、ろうそくだけど、ろうそくって火を直接使うので、かなり危ない照明器具だと思います。実際、ろうそくを照明に使っていて火事を出したという報道がありますね。ろうそくの使用には、気をつけないといけません。そういう意味では、個人的には電池式のランタンの方がお薦めです。もっとも、薦める私自身が、それを持ち合わせていませんが(汗)。…地震の影響が収まったら、電池式のランタンの一つや二つ、用意しておこうかな。

 ろうそくの次に普及している照明器具は、懐中電灯だけど、あれって、光に方向性がある上に、手持ち使用が前提で、使用時に片手が塞がってしまうので、案外不便でしょう。回りを一様に照らすなら、懐中電灯よりもランタンの方が便利だけど、ピンスポット的に照らすなら、手持ち式ではなく、頭につけるタイプの方が両手が使えて便利だよ。私はその手の“頭部装着タイプの懐中電灯”を一つ持ってますが、これは便利便利です。

 あと、意外に便利なのが、ペンライトのような小型ライトです。軽量小型だし、使わない時はポケットにしまえるし、案外と重宝な代物です。

 それにしても、トイレには灯が必要だね。なにしろ、的を外すわけにはいかないでしょ(笑)。

 しかし、日が暮れると、一気に寒さがやって来る事がよく分かります。お日様は偉大だよ。そして、暖房は人類の友だね。ウチは冷暖房が電気なので、寒い日の停電には、ちょっと困ってます。私は軽度の寒冷アレルギーなので、寒くなると、呼吸が大変になるのよ(だから暖かい地域にしか住めません:涙)。だから言って、今更石油ストーブの世話にはなりたくないしねえ(火事が怖いですよ)。

 我が家は、幸いな事に、停電になっても、水道もガスも電話も使えるので、炊事もできれば水も飲めるしトイレにも行ける(風呂はガスを電気回路が制御しているのでダメ)ので、まだ良いですが、マンションなどは軒並み断水になってしまうそうです。断水になるとトイレにもいけませんね。さらに“オール電化”の家だと、火がないので、炊事もできなくなってしまいます。

 何でもそうですが、一つのものに頼りきる生活は良くないのでしょうね。そういう意味では、エネルギーのすべてを電気に頼るオール電化な家庭とか、熱源を電気にたよるIHなどは、便利さと同時に万が一の時のリスクも抱え込むわけですよ。…ウチは、オール電化にはしないでおこうっと(やっぱりガスは必要ですね)。

 さらに、停電になると、冷蔵庫が機能停止してしまうので、冷凍食品が軒並みダメになりそう(涙)。ひとまず冷蔵庫に保冷剤をたくさん入れた上で、停電中はフタを開けない様にしているけれど、やっぱり不便と言えば不便だね。常温保存の効く、レトルトとか缶詰とか瓶詰め食品は偉大だと思います。常温保存が可能って貴重だね。
 
 それと、私はパソコンは、デスクトップ派なので、停電になると、にっちもさっちも行かないけれど、ノートパソコン派とか、スマホ派の人は、停電中でもネットができて、ちょっとうらやましいです。

 日常生活に関しては、こんなところでしょうか? 停電中の音楽ライフについて考えた事は、明日アップします。

コメント

  1. Cecilia より:

    福島県いわき市の実家のほうは東北電力なのですよね。
    今回のことがあるまで忘れていました。(でも東京電力だとも思っていませんでしたが。)
    原発が結構近くにあるのは嫌だなあと思っていましたが、地元に電力を供給しているんだと思っていました。
    とにかく地元の農業や漁業が心配です。いつも実家からお米を送ってもらっているのですが、今後送ってもらったら放射能の影響を考えてしまうと思います。のん気な私でさえ心配になるのですから、きっと風評被害が大変なことになるだろうと思います。
    とにかくいろいろな情報に振り回されないようにしないと・・・と思います。

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん

    >今後送ってもらったら放射能の影響を考えてしまうと思います。

     まあ、それが人の気持ちというものですね。

     しかし、大丈夫なものは大丈夫だし、不安なものは不安なので、そこのところの切り分けと対処の仕方を変えていけば大丈夫ですよ。

     単に被爆して放射線を浴びただけの食品は問題なく食べれます。と言うのは、私たちは日頃から放射線をたっぷり浴びた食品を食べているでしょ? え? お分かりにならない? 電子レンジがそうですよ。電子レンジって、庫内で放射線を生成して、それを食品に当てて、加熱しています。食品からすれば、被爆して内部から火傷をするわけです。そんなものを毎日食べても健康でいられる私たちですから、単に放射線を浴びただけの食品はOKなんです。と言うのも、放射線はエネルギーであって、何ら残存しないからです。

     問題は放射線を生成する、放射性物質が食品に付着している時です。

     とは言え、いわゆる“死の灰”(おおげさな表現ですね)を被った程度の食品、つまり食品の外部に放射性物質が付着しているものは、水洗いをして放射性物質を洗い流せば、これも問題なく食べれます。安全です

     問題は、放射性物質を食品内部に取り込んでしまったものですね。

     植物は根から、水と窒素化合物を、葉から太陽エネルギーを取り込んで生長してますので、放射性物質を内部に取り込む事はあまりありません(このあたりは植物の種類によって多少違うので、細かく言うとケース・バイ・ケースですが、おおむね大丈夫です)。

     問題は動物の方です。動物は色々なものを体内に取り込み、ある物質はそのまま体外へ排泄し、ある物質は内臓に取り込んで貯蔵濃縮してしまいます。放射性物質で汚染された地域の牛乳を飲んでいけないとか、魚を食べてはいけないと言うのは、そういう理由です。牛肉や魚肉など、筋肉に関しては、放射性物質を取り込む事はほぼないのですが、血液中には放射性物質が存在する可能性があり、それで間接的に筋肉が放射性物質に汚染されてしまう事があります。その量は微量でしょうが、そのあたりは信用できる機関できちんと検査した上で出荷されるのを待ちましょう。

     大切な事は、デマに惑わされない事です。土地が被爆をしたからと言って、その地域の産物のすべてが、いきなりダメになる事はありません。広島や長崎をご覧なさい。アメリカの原爆のおかげで、町は破壊され、人は大勢死にました。しかし、その後、町も復興し、農業も以前と変わらずに行われているでしょ。

     “放射能”というアバウトな言い方が“馬鹿の壁”を作り出すのだと思います。きちんと“放射線”と“放射性物質”を分けて考え、それぞれの性質を理解して、対処すれば、デマに踊らされる事はないと思います。

     しかし、デマに踊らされる人を見るにつけ、教育って大切なんだな。知識って力なんだなって思います。

  3. Cecilia より:

    >“放射能”というアバウトな言い方が“馬鹿の壁”を作り出すのだと思います。きちんと“放射線”と“放射性物質”を分けて考え、

    ごめんなさい。きちんと理解しているとは言いがたいので放射能という言葉を使ってしまいましたが、別な方のブログで放射性物質という言葉を見かけ使い分けなければいけないなあと思っていたところです。
    そういう意味で今回のことで新たな知識を得ているところです。

  4. すとん より:

    >Ceciliaさん

     おっと、申し訳ない。Ceciliaさんの事を非難したんじゃなくて、世間一般で流布している“放射能”という言葉はアバウトだから、なるべく使わないようにしよう…みたいな趣旨でしたが、それでCeciliaさんが色々感じてしまったら、申し訳ないです、言葉足りませんでした。

     放射能関係(おお、私自身も使っているよ!)の話では、理性的な判断ができずに、デマに踊らされている人が、私の回りでも多くいて、情けなく思ってます。そういう感情がチラと出ちゃったのかなっと、反省しきりです。

     しかし、福島の方々が、原発事故の影響で疎開されるのは分かります。しかし、東京や湘南の人間が、原発事故を怖がって、関西やら沖縄やらに疎開するのは…かなり情けないです。今、首都圏の人間は、逃げ出す時ではなく、踏みとどまって、踏ん張って、日常生活をし続け、ひいては日本経済を動かす事が大切でしょう。…なんて思ってます。

     人にはそれぞれ役割というのがあります。それを放り出して疎開なんて…。買いだめも見苦しいけれど、疎開もかなり見苦しいと思います。

     震災後の行動で、その人の器量がよく見えます。私の中で、評価が高まった人もいれば、絶望した人もいます。人間って、イザという時の行動で、その程度がしれるのだなあと思ってます。

  5. うぉぉん より:

    首都を支えるために周辺エリアはリスクを負担してるんですね。
    福島ではなく東京の消防署が出動したのも納得です。
    「踊る大捜査線」のドラマの中ではキャリアとノンキャリアの軋轢とか
    スリーアミーゴスグダグダも半分笑って観ることができますが
    リアルな世界だとやっぱり理不尽さや怒りを感じちゃいます。

  6. すとん より:

    >うぉぉんさん

    >首都を支えるために周辺エリアはリスクを負担してるんですね。

     そういう事ですね。首都東京は、日本の本体部分が集結していますから、ここがやられたら、かなりヤバい事になるわけです。東京を守る事は私たち自身を守る事につながりますから。

     それにしても某国人たちの火事場泥棒の情報が次々と入ってきます。こういうのを見るにつけ、外国人参政権はもちろん、移民や不法入国者は許しちゃいけないと思います。外国人にも、救助の手を差し伸べて助け合える人たちもいれば、川に落ちた犬を棒で沈めるがごとく我々の窮状を知った上で踏みにじりにくる人たちがいるわけです。私たちは、どこの国民と仲よくしていかないといけないのか、こういう時にしっかりと見極めておく必要があります。

  7. うぉぉん より:

    京都迎賓館で日中韓の外務大臣が集まって何かを話し合ったらしいです。
    おかしなメンバーを結成しないでほしいものです。
    死者・行方不明者が多数出ていることですから
    戦後の混乱期のようなカオスから早く脱却してほしいです。
    人民解放軍がやってくるとか県民館を中国人が占拠しているとか
    おぞましい情報におびえております。
    くれぐれもスパイが被災日本人に成りすますようなことがないよう
    まさか手招きなどしないよう戸籍の管理をしっかりしてほしいです。
    ~してほしいばっかりで非力な自分が情けないですが
    日本人の一人一人が怪しい人がいないか監視しなければ。

  8. すとん より:

    >うぉぉんさん

     私たちの国には、色々と不思議な事がたくさんあります。例えば、駅前を始めとする一等地にパチンコ屋が乱立している現実。実に不思議です。震災の混乱に乗じて、その手の“不思議”が増えないように願うとともに、我々日本人の一人一人が目を光らせていないといけないと思います。

     「国民の生活がいちばん」じゃなかったのか!

  9. kazmama より:

    こんにちは。
    ブログを拝見して、うなずいてしまいました。
    みんな一生懸命助け合って頑張っているのに、義援金詐欺やら燃料泥棒やら・・・。

    計画停電、都心部では実施されていないんですね、知りませんでした。。。
    どうりで23区内に住んでる友人に今回の停電のことをメールで話してもあまり不便そうな返事が返って来なかったはずだ・・・。

    正義と矛盾が渦巻いてますね。

  10. すとん より:

    >kazmamaさん

     停電、大変ですよ(汗)。被災地の苦労とはもちろん比べられませんが、3時間なり6時間なり、確実に世の中の動きが止まりますからね。

     都心は停電がないんですよ。あれはかなりうらやましいです。色々と理由はあって電気を止められないのでしょうが、地方だって本来は電気を止めていいはずはないんです。そこを無理して止めているわけで…私の周辺には、停電のない東京を呪詛している者もいるくらいです(爆)。

     あと、東京は電車が動いているんですよ。地方じゃ電車がまだ動いていないところがありますし、動いていてもロクに走っていなかったりします。電車が動いている都心っていいよなあ…。

     東京の人は、節電に励んでいると信じたいです。ネオンとか看板の電気とか消してもらっているだろうし、部屋の照明や空調も少なめにしてもらっているだろうし…ね。

     そうそう、東京の節電と言えば、プロ野球の開幕の件で賑わっていますね。野球をやっちゃいけないとは言わないけれど、たくさん電気を使うと…地方が停電して、その野球の放送を見ることができなくなります。ま、東京の人だけで野球を楽しむつもりなら、それはそれでいいけどサ。

    >義援金詐欺やら燃料泥棒やら・・・。

     一番、やっちゃいけない事だよね。もしも日本人がそんな事をやっているなら、国籍剥奪だー! 恥を知れー! 

  11. BEE より:

    東京の人間が随分やり玉に挙がってるようですが。。。
    23区内に暮らしている都民や社員で、少なくとも私の周りに計画停電に入らなくてラッキー!だとか23区内でよかったとか言ってる人間は一人もいないんですけどね。
    23区内も停電エリアになりますと言われれば分かりましたで努力するだけだと思いますよ、東京の人間は大人しいので。(爆)

    そもそも東京は日本中から人が集まってるところです。
    当然、今回の震災エリア出身の人間もたくさんいます。
    うちの会社にも当の福島に実家のある女史や私のように宮城県内の海側に血縁ではない親族がたくさんいる人間もいます。
    (ひと組の夫婦は見つかっていません)
    それが23区内はラッキーとばかりに暮らしていると、本気で思ってるわけじゃないですよね?

    それからストンさんは電車通勤をしていらっしゃらないようですが、都営地下鉄などは平日でも土日ダイヤで運行されるため、朝のラッシュアワーの混みようは尋常じゃないっす。
    これで震度4クラスの余震が来れば急ブレーキで電車が止まるのでどう考えても危ないと思いますけどねぇ。

    東京で節電がちゃんとされているのかどうか気になさっているようなので、私の勤め先があるビルについてお答えします。
    両サイドに廊下がありますが、片方の廊下は点灯を減らすどころか日によって一日中真っ暗です。
    廊下は建物の内側にあるので窓がありません。だから真っ暗です。
    トイレの前の廊下も真っ暗です。
    反対サイドも通常の半分以下です。
    同じフロアにある外資の会社なんて、たくさんいた外国人はみんな東京から避難したらしく、日本人社員のそれもエグゼクティブじゃない人たち?だけが働いてるんですよ、かわいそうに。
    あ、昨日は日本人トップが出勤してたようですが。(^^;)

    うちの職場の場合は親会社が愛○なので常日頃から節約だのカイゼンだのが煩く、これ以上節約しようがないんですよ。
    まぁ、今日、愛○から何人かえらい人たちが「危険を冒して東京に入る」のでそこで何言われるか。。。ですが。

    と思っていたらやってきて一言、「何だ、この静まり方は!東京がこんなにひどいことになっているとは思わなかった。来てみてよかった。」だそうです。
    東京の静まり返り方、異常だそうです。
    本当は宿泊予定だったのですが、キャンセルして午後の会議が終わったらとっとと帰ると言ってました。

    そうそう、東京の人だけで野球云々という話も出てたようですが、ナベツネ以外に東京の人間がナイターやれと頼んだんですか?
    そんなこと言ってる人、聞いたことなかったので、具体的に教えてほしいです。
    私なんて常日頃から大して野球に興味がある訳じゃないので、そんなことを言ってる人がいるなんて迷惑ですね。

    以上、これは黙っていると妄想が独り歩きして東京が壊滅すると思ったので書かせていただきました。

  12. すとん より:

    >BEEさん

     別に東京の人間をやり玉にあげているつもりはないのですよ。単純に停電しないのは、うらやましいですねって事ですよ。それほど停電って、日々の生活にボディブローのように効くんです。だから、もう少し肩の力を抜いてくださいな。

     ええと、節電は、東京の人間だけがやっているわけでなく、こっちでもみんなやってます。それに震災エリア出身の人間は東京ばかりにいるわけじゃないですよ。私の同僚は陸前高田の人で、子どもの頃に過ごした街が、津波に飲み込まれていく様子をテレビ中継で見ちゃいました。彼女の年老いた母親(陸前高田の人)は、精神的にダウンしてしまったそうです(当然ですね)。彼女の親族一同は、その日から行方不明です。私の仙台の友人もまだ音信不通です。

     私が電車通勤をしていないのは、たまたまではなく、意識的にです。電車通勤をしなくて済むように人生を設計してきたからです。ちなみに私は車も運転しませんが、これもそのように人生を設計してきたからです。職住接近は、私が学生の頃から持ち続けているポリシーの一つで、それを単に実現しただけの話です。職住接近はいいですよ、何より、自分と地球に優しいです。日本中の皆さんにお薦めしたいくらいです。

    >ナベツネ以外に東京の人間がナイターやれと頼んだんですか?

     ええと、原監督、滝鼻オーナー。ま、ナベツネさんと合わせて三人とも、たまたま巨人軍だね。ヤクルトの小川監督は、ナイターをやろうと言ってないようだけれど、デイゲームでも、夕方は暗くなるので照明が欲しいという発言はしているよ。ま、本音でしょう。いつもナベツネさん一人が悪者になりやすいけれど、彼の発言は彼の立場が言わせているものが多いので、あまり彼ばかりを悪者にするのは、ちょっとカワイソウだと思うよ。彼があのような発言をすると言う事は、同じような事を考えている業界人が、たくさんいるって事です。

     ま、ナイターの中継が見れないのはいいんだけれど、先日、ウチの近所のラーメン屋さんにテレビ局の取材が入って、番組でお店を紹介してもらえる事になったらしい(それもゴールデンタイム)。でも、その放送の時間、その店、停電予定なんだよね。せっかく、自分のお店が紹介される晴れの場面なのに、もしかするとテレビは見れないどころか、録画もできないっぽい。ちょっとかわいそうでしょ。だからと言うわけじゃないけれど、なるべく停電は回避してもらいたいし、そのためにも、みんなで節電には励んでほしいと思います。

     東京のラッシュはすごいですね。確かに平日が土日ダイヤで運行されていると、ラッシュがさらに過密になって、大変ですね。いや、それに関しては同情します。しかし…と言うと、BEEさん、怒っちゃうかな? いくらラッシュがすごくても、電車が走っているのは、うらやましいですよ。こっちは、まだ電車が走っていない路線、走っていても(電力の余裕のある)早朝と夜半だけなんてのがゴロゴロあります。

    >23区内も停電エリアになりますと言われれば分かりましたで努力するだけだと思いますよ、

     足立区と荒川区の区長さんたちが怒ってましたよね。「電力需要抑制のためには停電の対象を広くするのが合理的で公平なのに、対象地域を狭め、場合によっては1日6時間の停電を強いることは誠に遺憾」だそうです。もちろん、区長さんたちは計画停電そのものには反対してないけれど、足立区と荒川区だけが23区内なのに、事前の連絡も無しに停電地域に指定されて停電にされた事が、つまりお気に召さなかったようです。

     地方の我々だって、事前の連絡も説明もなく毎日3~6時間も停電されて、それでも市長さんも市民の皆さんも(公には)文句言ってません。足立区や荒川区が東電に要望書を出すのなら、首都圏の各市町村の首長さんたちも、東電に要望書を出せばいいのに(笑)、そしたら停電にならずに済むのかな(なわけないか)。

    >これは黙っていると妄想が独り歩きして東京が壊滅すると思ったので書かせていただきました。

     うーむ、私の記事を読むと分かるだろうけれど、私、東京の事については、あまり興味ないんですよ。だから、東京の事は、あまり書いてないでしょ。私の関心事は、東京の事よりも、地元の事。停電で信号が消えたり、病院やスーバーがお休みになるのは、ほんと困るんですよ。仕事だって、途中で止めざるを得ないしね。

     停電、しないでいてくれると、うれしいのになあ。ほんと、停電はキツいよ、コタえるよ、タマらないよ。街が真っ暗になるのは、本当に不用心だし危険です。でも、我々が我慢をする事で、東京の人が電気使えるなら、それはそれで仕方ないか…と言うのが、私の周辺の人の意見かな? あ、私も同意権ね。停電しない分、節電に励んでください、十分に節電をしているなら、頑張ってそれを継続してくださいって事です。ね、別に他意も悪意もないでしょ。

  13. BEE より:

    世間に文句を言う前に自分でできる事をしっかりやっていきたいと思います。他人の生活を監視して不平不満を貯めてる暇があったら、自分の心を癒す事を考えます。

    これは何ですか?

  14. すとん より:

    >BEEさん

    >これは何ですか?

     ??? …文字通り受け取ってもらって結構ですが?

     停電で困っているという事は、文句ではなく事実です。文句を言っているのは、足立区と荒川区の区長さんです。

     停電になって、信号が無能化し、人身事故が起こっている事は事実です。計画停電のために、病院に通院できなくなったり、スーパーで買い物ができなくなるのも事実です。仕事の時間だって停電に振り回されているわけだし…。これは計画停電地域に在勤在住している人なら、皆さん同意してくださる事ですよ。

     電車のラッシュは大変だろうけれど、電車が走っているだけマシです。節電で建物の中が暗くなるのも大変でしょうが、それは都心もこちらも同じ事。節電をしているのは都心の人だけじゃないです。

     こっちは節電した上に、さらに強制的に停電もされちゃうんです。建物の中も外も暗くなります。夜は本当に暗くて寒いんです。

     私は、他人の生活など監視してませんよ。私の知っている情報なんて、テレビ・ラジオ・ネット等で、誰でも知りうる範囲の情報です。私が知っている程度の情報が“他人の生活の監視”ならば、日本人は全員デバガメです。

     で、さっきのコメントに書きましたが、私、都心の人たちの生活には興味ないんです。私は、私と私の周辺の事にしか興味ありません。それはブログの記事を読めばよく分かると思います。東京の事なんか、ほんのひと言ふた言ふれただけの、話の枝葉にしか過ぎないでしょ。ただ、停電に関しては、都心の人は、24時間、電気の心配をしなくて、うらやましいなあ…とは心の底から思いますけれど。

     私たち地方の人間は、おおげさでなく、いつも「次の停電は何時? 実行されるの? それとも回避かな?」と戦々恐々としてます。毎日毎日、停電に振り回されています。これホントです。

     BEEさん、計画停電で都心の人たちの(あえて言うけど)犠牲になっている地方の人たちの苦労を分かっていただけてますか? 都心に在勤在住している皆さんの生活や仕事を支えるために、私たち地方の人間の生活や仕事が犠牲になっているんですよ。

     今は国難の真っ最中ですから、なによりも首都機能の維持が大切なんです。東京がダウンする事は、日本国がダウンするのと同義です。そんな事は誰に説明されなくても分かることですから、私たち地方の人間は、自分たちの生活に不便を感じているけれど、都心に電気を送るために、都心の人たちがきちんと仕事ができるように、計画停電を受け入れているんです。

     「あなた方に、犠牲になってくれと、私は言ってない」と思うでしょうが、それは気持ちの問題であって、現実は、私たち地方の人間の生活や仕事を犠牲にした計画停電という現実の上で成り立っているのが、都心の24時間通電なんですよ。

     そういう現実を、都心の人は、ちゃんと分かってくれているかな? って、記事の中にも書きましたが、それはつまり、こういう事なんです。

     東京も大変でしょう、静まり返っているでしょう。でも、その程度で済んでいるのは、私たちが皆さん方を支えているからです。(言いたくないけれど)こっちは、もっと大変なんです。

     やっぱり、都心の人には、地方の人たちの受けている計画停電の不便さは分かってもらえないのかな? まあ、分かってもらえなくても、こちらはただただ都心を支え続けるだけですが。

     東京の壊滅を心配しているようだけれど、それは無いですよ。現に東京周辺の私たちが、東京が壊滅しないように、支え守っているじゃないですか? もちろん、東京を支えているのは、私たち東京周辺の人間だけじゃないですよ。イザとなれば、日本中の人たちが東京を支えます。だから、BEEさんたちは、東京壊滅なんて心配などせずに、一生懸命仕事して、日本の経済を動かしてください。

     私たちは、正直な話、日常生活を普通にする事自体が、まだまだ困難なんです。

     がんばれ、東京。がんばれ、日本。

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