体重:109.4kg[+0.3kg:-2.8kg]
体脂肪率:30.5%[-0.2%:-0.5%]
BMI:34.5[+0.1:-0.9]
体脂肪質量:33.4kg[-0.1kg:-1.4kg]
腹囲:104.0cm[-0.5cm:-4.0cm]
[先週との差:2013年当初との差]
私が以前、糖尿病を罹った時に学んだ『糖尿病の恐ろしさ』を私なりに書いておこうと思います。改めて書くことで、自分自身に、糖尿病の恐ろしさを再認識させて、ちっとはダイエットに本腰を入れることを目的としています(笑)。そうそう、関係者の皆様へ。私の知識に間違っている箇所があったら、優しく教えてくださいね。
まず、糖尿病とは…読んで字のごとく「尿が甘くなる病気」だそうですが、それ、ほんと? 確かに糖尿病になると、尿の匂いは変わります(マジです)。でも、尿なんて、なめた事も飲んだ事もないので、本当に甘くなるかどうかは、私には分かりません。
病気的には、尿というよりも、血液の中の糖分が増える病気と理解した方が良いみたいです…とは言え、糖尿病患者さんの血液をなめたら甘いかどうかは、私には分かりませんが…。
とにかく、問題は、血液中に過剰な糖分が存在する事。つまり、悪役は、この糖分なんだそうです。
糖分は人体のエネルギー源なわけです。だから、どんな人の血液の中にも、ある一定量の糖分は含まれていないといけないわけです。でないと、人間、エネルギー不足で倒れちゃうわけです。しかし、糖尿病患者さんの血液は、倒れるどころか、エネルギーに満ち満ちた血液であって、それが体中を巡っているわけです。
「エネルギーに満ち満ちた血液が体中を巡っている? それのどこが悪いの?」 普通、そう思いますよね。
どうやら、この血液中の糖分って奴は、きちんと消費されて、常にある程度以下ならば問題はないのですが、使い切れずに残ってしまって、血液中の糖分が減らず、いつまでも血糖値が高いままなのが、問題なんだそうです。
つまり、エネルギー満載が過ぎて、過剰になってしまうのがイケないのです。
だいたい、エネルギーが過剰だから、余ってしまうわけで、その余った糖分が(メカニズムはよく分からないけれど)細胞をダメにするわけなんだそうです。
血液がまず最初に接するのが血管ですから、糖尿病になると、その糖分に真っ先にやられるのか血管です。それも毛細血管なんだそうです。
体中の毛細血管がやられると、血の巡りが悪くなってしまいます。その結果、足の先が壊疽と言って、生き腐れしていきます。いわゆる「糖尿病になって、足が腐ってしまったので、切断しました」っていう奴ね。ああ怖い。
毛細血管がやられて、血の巡りが悪くなると、新陳代謝って奴がうまくいかなくなります。そのため、血液がいつまでもドヨドヨして、疲れやすくなり、元気がなくなります。神経細胞も働きが衰えますし、性欲も減退するんだって。ああ怖い。
血糖値が上がるだけでなく、血液がいつもドヨドヨしているので、ついつい無意識に、血液を薄めて、血糖値を下げよう、血液ドヨドヨをサラサラにしようとして、水分を多量に摂取するようになるのだそうですが、そんな事で状況が改善されるわけもなく、取りすぎた水分は、結局、尿になるしかないので、いわゆる頻尿って奴になってしまいます。ああ、怖い。
また、毛細血管がやられて、網膜で出血するようになると、それが原因となって網膜がダメになって視力が下がり、やがて失明してしまうかもしれません。ああ怖い。
毛細血管がダメになって、腎臓の糸球体がダメになると、尿が作りなくなり、体内に老廃物が溜まるようになります。そのままでは死んでしまうので、そうなると、人工透析をするようになります。人工透析…ああ、怖い。
人工透析と言うのは、ダメになった腎臓の代わりに、体内の血液を濾過して、老廃物を取り除いてくれる機械のお世話になることなんだけれど、これがだいたい週に2~3回程度、病院に行って血液を漉してもらうんだそうです。知り合いで人工透析をしている人に尋ねたら「一日置きに透析に行く、一回にかかる時間はだいたい3時間」って言ってました。「透析中は、本がたくさん読めるよ(はぁと)」と言ってましたが、本なんて読めなくてもいいから、透析は勘弁だな。ちなみに、腎臓は一度壊れてしまうと直らないので、腎臓移植をしてもらわない限り、死ぬまでずっと透析なんだって。ああ怖い。
糖尿病になると、毛細血管だけでなく、やがて、太い血管だってダメになります。硬くなってモロくなって破れやすくなるのだそうです。つまり、動脈硬化が起こります。動脈硬化、ああ、怖い。
動脈硬化になると、血管が破れやすくなるし、老廃物が詰まったりもするそうです。動脈が破れてしまったり詰まったりすると大変です。その箇所が、手とか足なら「ああ、アザができた」で済みますが、これがもし、脳で起これば脳卒中とか脳梗塞とか脳内出血って奴になるわけだし、心臓で起これば心筋梗塞などが起こるし、大動脈で起これば大動脈乖離になるわけで…ああ怖い。
とにかく、糖尿病ってのは血液の病気で、その症状は全身に表れるのです。血液って、切ったり貼ったり、取り替えたりなどの外科的な処置ができない病気なんです。もしも仮に、全身の血液を入れ換えて取り替えたとしても、その入れ換えた血液もやがて甘々のドヨドヨになってしまいます。
だいたい、血液を取り替えて糖尿病が直るなら、人工透析を一発すれば糖尿病が全快するだろうに、いくら人工透析を繰り返しても糖尿病が良くならない事からも、血液を取り替えても、それは単なる一時しのぎでしかないわけです。
つまり、糖尿病の治療って、ひたすら地味に内科的な治療をしていくしかないわけです。それゆえに、時間もかかるし、お金もかかるし、苦しみも大きく、活動制限もかなりかかるのです。
おお、怖い怖い、糖尿病、怖い。そして、一度壊れてしまった細胞は復活しませんから、そこまで病状が進んでしまうと、治療しても元通りに回復ってのは難しく、治療は現状維持を目指し、これ以上病気が進行しないような気をつける…という治療方針で行く事になります。つまり、糖尿病は、ごく初期のモノは別として、一度罹患してしまうと、たいていの場合、死ぬまで付き合っていく病気となるのだそうです…ああ怖い。
経口治療薬を毎日毎食ごとに必ず飲む事だって、面倒ったらありゃあしません。当然、食事だって、糖質制限食の低カロリー食になります。病状が進めば、日に何度もインシュリン注射をしないといけなくなります。飲み薬でさえ面倒なのに、毎度毎度注射をするなんて、考えただけでもかなり億劫です。
ああ、怖い。そうならないためにも、体重をあんまり増やしちゃいけないんだな。ダイエットしないと、ダイエット。頑張んないとなあ。
ああ、ほんと、糖尿病って、怖いんだよ。
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コメント
糖尿病は痛みがないので、患ってもなかなか食事療法や運動療法に身が入らないそうですね。
とにかく、太るとろくなことはない・・・(ーー;)
私も一昨年は高脂血症などの疑いという健康診断の結果が出ました。
でも、なかなかダイエットできないんですよねー。
食べたり食べなかったりが、すい臓に悪影響なのはわかってるのだけど・・・。
やはりブログに体重を公開すれば、気合も入りますでしょうか?!
(すとんさんは公開されてるのですごい)
すずめおばさん
>とにかく、太るとろくなことはない・・・(ーー;)
肥満も一つの疾病だと私は思ってます…太っている私が言っても、あまり説得力はありませんけど(笑)。
太っている人は、太っているのが日常で、やせていた時の事を忘れているので、いかに自分の状態がよろしくないかに気付いていないか、気付いていても気付かぬフリをしているか…とにかく、問題を過小評価しすぎだと思います。デブは良くないです。問題は……だからと言って、簡単に体重を落とせない事。覚悟を決めて、決死の覚悟でやれば、話は別ですが。
それと、若い時はともかく、年を取ってからダイエットをすると、体重と共に、寿命をけずる事になりますから「やせたはいいけど、すっかり老けてしまいました」となって、かえって健康を害する事にもなりかねません。
若者と老人が同じ理想体重なはずはないんです。それぞれの年齢にふさわしい、健康的な体型ってやつがあるはずなんですがね…、それがなかなか難しいです。
でも、私は、どっちにしても太りすぎですから、やせないといけないんですけど(笑)。
糖尿病って、本当に怖いですよね
授業で糖尿病についてやったとき、人類は有史以来飢餓と闘ってきたから、血糖値が上がることを想定していないから、血糖値を上げる働きをするホルモンは3つあるのに下げるのは1つしかないという説明を受けました。また、毛細血管がダメになる原因は、腎臓が体液を保とうとすることで高血圧になるためです。高血圧になれば動脈硬化になって…
高血圧にならないためには痩せるしかないと先生は言い切ってました(現役の医者です)
今はまだ関係ないと思っていてもいつかは自分もぶち当たることかもしれません。糖尿病の発症に関係するのは肥満、中高年と生活習慣ですし、生活習慣は今まで全てですから、私も今から気を付けます
ダイエットはしなきゃと思ってもなかなか難しいことだと思います。体重計に乗れば数字で出てきますし
知識があると余計に焦りますが、焦るばかりで空回り、なんてことがないと良いなと、陰ながら思っています
音羽響さん
ほんと、糖尿病は怖いですね。Ⅰ型Ⅱ型とありますが、遺伝性のⅠ型はともかく、Ⅱ型の方は、完璧に“デブ病”だと思います。ほんと、肥満って怖いです。
>人類は有史以来飢餓と闘ってきたから、血糖値が上がることを想定していないから、血糖値を上げる働きをするホルモンは3つあるのに下げるのは1つしかないという説明を受けました。
ううむ、神様の設計ミスですか? あるいは、想定の範囲外の豊かさって奴ですか? たしかに、飽食で病気になるなんて、贅沢の極みだけれど、今の日本やアメリカだと、普通に暮らしていても飽食だもん、こりゃあ、病気になるなという方が無理だって。ああ、神様の設計ミスが恨めしい…。
>毛細血管がダメになる原因は、腎臓が体液を保とうとすることで高血圧になるためです。高血圧になれば動脈硬化になって…
…なるほど、了解。だから、腎臓が働きすぎてダメになるんですね。やっぱり、糖尿病は怖いです。
>糖尿病の発症に関係するのは肥満、中高年と生活習慣です
肥満と中高年という因子はすでに押さえた(笑)。あとは生活習慣だけだなって…って、甘いものと脂っこいものと肉が好きで、運動不足な私は…おお、やばい。マジでやばいって。本当の本当に、体重をコントロールしないと、怖いよなあ。
私は一度患っているので、糖尿病の怖さ、分かっているつもりです。分かっているつもりの人間だって、こうやって、止められなくて太ってしまうのだから、糖尿病の怖さが分からない人だと…勢い良く太っていく…のかな? ああ、ほんと、糖尿病は怖いんですよ。
やせる薬って、誰かを発明しないかな? したら、きっと、ノーベル賞をもらえると思うよ。
うちのだんなさんもパッチリ糖尿病と診断されて、二週間、学習入院(・・・以前は教育入院といったそうですね)しましたよ。内科で、食事療法をキチンと学んで(指導されて)、私も呼び出されて食品ごとのカロリーとか食事バランスとか食べさせ方?、などを学んで(・・・あなたにも責任があるんだから、夫の食事をしっかり管理監督しなさいよ、と指導されて!)きました。
なにしろ食い意地がはってる人なので、なんでもおいしいおいしいと食べちゃうのです。いい気になってどんどん大盛り気味にしていたら、何十年分のオーバーカロリーが積み重なって発症したのだと思います。
それでふと思ったのは、妻の私がもしカロリーオーバー食が原因で糖尿病を発症して学習入院をしたら、夫はやはり呼び出されて食事指導を受けるのだろうか・・・・ということなんです。
うちの場合は昭和型夫婦で、稼ぎ係と育児食事係が分業だったので、私が呼び出されてもしかたないと思いましたが、これからの若いご夫婦は共働きが普通になるでしょうし、夫の食べ過ぎ糖尿病は妻のセキニンとばかりは言えなくなりますよね。
すとんさん、マジで食事気を付けないと、フルートも吹けなくなるし歌も歌えなくなっちゃいますよ。すとんさんになにかあったら奥様もセキニンを感じてお気の毒ですからご用心ご用心。
だりあさん
二週間の学習入院なんて…職場になんて言い訳して入院したら良いのでしょうか? これが事故とか怪我とかなら、仕事もできないわけだし、治療のための入院って事で、同情もしてもらえるし、休んでいる間のフォローもしてもらえるでしょうが、糖尿病の学習入院でしょ? 私の場合、二週間の休みなんて取れないから、学習入院そのものをバックレルか、退職して入院するかのどっちかだな。まあ、きっと、バックレル事になるだろうけど…。
だって、自分の命よりも、仕事(つまり“稼ぎ”と“責任”)の方が優先でしょ、普通。それに「二週間入院します」って言ったら「じゃあ、仕事辞めて」って言われかねないし。そういう所は、職場次第だからねえ。
そうならないためにも、糖尿病にはなりたくないです。でも、実際、私、体重増加傾向なんですよ、ああ、怖い。
ウチも昭和型ですよ。共稼ぎは良くないですよ。共稼ぎは、結局、女性を不幸にします。女性の幸せは“有閑マダム”でしょ? 有閑マダムをしながら、無理のない範囲で社会貢献をするのが良いと私は思います。世の中には、経済活動以外にも大切な活動というのがたくさんあるわけですから、男性は経済活動をし、女性は非経済活動をするのが、円満な社会運営だろうと思います。
共稼ぎは、女性を疑似男性として経済活動に組み込むわけなので、社会における非経済活動の弱体化を招くし、女性自身の女性性を抑圧することにもつながります。なにより、なんでもかんでも経済活動にしてしまうと、拝金主義が横行することになります。そんな社会は暮らしづらいので、私はイヤだな。
それに多くの女性が疑似男性になってしまうなら、女性性の発露である、結婚出産育児という非経済活動がおろそかにならざるをえません。ああ、そうか、だから、日本は、非婚率が上昇し、少子高齢化社会に突入していくんだな。