2025年のお盆休みの話、これが最後です。上野にある国立科学博物館の企画展「氷河期展」を見てきました。
いつものように、朝食を地元の吉野家で食べたのですが、いつも牛丼を食べていて、飽きてしまったので、今回は焼き魚定食を食べたのですが、定食だと、ご飯がただの白飯になってしまったので、ちょっぴり後悔しました。個人的な趣味ですが、やはり白飯には何か、例えば納豆とかをかけて食べたいものですね。
10時前後に会場に着いて、特設会場で「氷河期展」を見ました。理系の博物館ですから、骨格標本と剥製標本(レプリカ含む)ばかりが並んでいました。何となく“氷河期”だから、氷々して冷え冷えとした会場かな?…なんて想像していましたが、全然違いました。
会場はメガファウナ(氷河期にいたらしい巨大哺乳類たち)の剥製(当然レプリカ)たちがデデンデデンと鎮座していました。うむ、厨二心をくすぐられる展示です(笑)。
今回の目玉展示である、実物のネアンデルタール人とクロマニョン人(ホモ・サピエンス)の頭骨が展示されていました。たぶん、標本的にはとても貴重なんですが、見学的には、ただの頭蓋骨です(ごめん)。頭部に穴が空いていて「ああ、人間同士の殺し合いで死んだんだなあ。野蛮だなあ」と思いました。
最後は無理やり氷河期と日本の歴史をつなげた展示があって、博物館的に苦労しているなあ…と色々と偲ばれました。まあ、世界史と日本史をつなげたいのは分かるけれど、それは地政学的にも人類学的には、やや無理があるよねえ…とジイさんは思うのでした。
氷河期展を見終えたら、常設展見物です。今回は別館である地球館の展示を中心に見ることにしました。本館である日本館は、また次に来た時に見ましょう(笑)。
地球館の1~3階を見終えたところで、12時半になってしまったので、昼食を食べることにして、館内のレストランに行ったら、80組待ちで60分以上待つことになりました。まあ、時間はたっぷりあるので、待っていてもいいけれど、おそらく待っているだけで90分位かかるだろうし、それから注文して食べていたら、軽く2時間かかってしまいそう…。待つのはいいけれど、食べ終わるのが3時頃になってしまったら、昼食だかおやつだか分からなくなってしまう…と判断して、せっかく順番待ちの予約を入れたのだけれど、地球館のレストランは止めて、本館のカフェに移動しました。
と言うのも、レストランにせよ、カフェにせよ、食事のメニューはカレーライスとかスパゲッティとかで同じような感じなので、別にカフェで昼食を食べてもいいかな?って思ったわけです。
で、行ったところ、カフェには、座席に余裕があったので、すぐに着席して注文もできました。お値段も、レストランと比べると、同じようなメニューでも2/3程度なので、庶民である我々にはこっちで十分な気がしました。レストランの予約をキャンセルして、こちらのカフェで昼食を食べることにしました。ちなみに私は、ハヤシライスと焼きそばを食べました。いやあ、空腹だったし、2つ食べてもレストランの1食分の値段だったので、気が大きくなったんですよ。
昼食を終えたところで、カフェの隣の“シアター360”で『日本の川 -固有種との出会いの旅-』という映像作品を見ました。会場から出てきた時刻が、ちょうど2時過ぎだったので、レストランでの昼食にこだわっていたら、まだご飯食べていないかもなあ…なんて思いました。
シアター360は、2005年「愛・地球博」の長久手日本館にあった「地球の部屋」が国立科学博物館に移設されたものらしいです。まあ、道理でイベント感がある施設だなあと思いました。そこで上映された『日本の川 -固有種との出会いの旅-』は360度全方向に映像が展開されていて、なかなか興味深い感じでした。ただ、映像そのものは、今の時代的には、ちょっと解像度低めかな?って思いました。だって今は4K映像が普通だものね。
その後は、地球館の地下1~3階部分の展示を見ました。展示内容はなかなか面白いのですが、立ち止まってゆっくり見ていたら、何日かかるか分からないので、割と飛ばし気味に見ました…が、展示は比較的ランダムに並んでいて、導線がしっちゃかめっちゃかなので、会場は結構カオスな感じです(これは地上の展示室も同様です)。
当初の予想どおり、地球館の常設展示を見ているだけで、この日の体力を使い果たしてしまったので、日本館(こちらが本館らしいです)の見学は、機会があったら次回見ることにして、帰りました。
社会科系の博物館である東京国立博物館と比べると、こちらは理科系の博物館ということもあり、子どもたちに、取っ付き易く思われているのでしょうね。とにかく、子ども(乳幼児を含む)がワンサカといました。まあ、結構なことです。
まあ、またそのうち、興味深い特別展があれば、やってくる事にします。その時は、本館の常設展を見学したいと思いました。
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