金魚水槽に巻き貝は付き物です。以前は金魚屋でイシマキガイなどを購入していました。この子たちがいるとガラスの掃除をしてくれるので、いつも金魚をきれいに眺めることができて、大変重宝しています。ただ問題は、この子たちはとても美味しいらしく、うっかりひっくり返っていると金魚が「美味しい美味しい」と言って食べてしまうので、いつのまにかいなくなってしまうこと。ですので、数が減ると金魚屋に買いに行くというのが習慣になっていました。
ある日、3㎝程度のタニシをご近所の農家の方(無農薬栽培をやってます)から30匹ほど分けていただきました。
最初は食用(甘辛く煮ると結構美味しい)にしようと思っていたのですが、見ているうちにかわいくなり、ちょうどその頃、イシマキガイもちょっと寂しい状況になっていたので、思い切って水槽に入れてみました。
いやあ、殖えるねえ…タニシ。殖える殖える、繁殖しまくり。
稚貝がたくさん水槽にいます。もう1㎜程度の奴がうじゃうじゃ。で、片っ端から金魚のお食事になってます。殻からバリバリ。もうカルシウムたっぷりって感じ。
そんな生き残りゲームを勝ち残って、1㎝程度にまで成長した奴らも最近はチラホラみかけるようになりました。これくらいになると、なかなか金魚も食べません、もう安心です。
と言うわけで、今はちょっと数えるのが怖いくらいタニシがたくさんいます。まるでブリーダー状態です。
あんまりタニシがたくさんいるので、学校の理科室へと思っていたところ、先程の農家の方から学校へタニシをいただきました。数えてみたら、80匹程度。ええ、もちろん理科室のメダカ水槽に行きました。アっという間に殖えてます。あの水槽には天敵もいませんので、きっと限界まで殖えることでしょう。ここでもブリーディングを始めてしまったわけです。
常識はずれなくらいまで殖えたら…やっぱ食うか。でもね、ペットって食べづらいんだよね。
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