以前、テレビ番組で豪華客船での旅行を特集していました。それを見ていて「世の中には面白い旅行があるもんだ」と感心した私です。で、そんな感心顔の私に対して、妻が「クルーズ船の旅行って面白いんだよ」とさらに焚きつけるわけです。と言うのも、妻は若い時にクルーズ船にスタッフ(インストラクター)として乗船していた経験があるわけで、クルーズ旅行のあれこれを知っていて、それでその楽しさを私に勧めてくるわけですから、さらに私は興味をそそられるわけなのです。
そんな事があってから、しばらくして、妻が「クルーズ船に乗りましょう」と言ってきました。次の旅行はクルーズ船だ!ってことです。
とは言え、今まで国内旅行しかしたことがない私にとって、テレビで見たとは言え、クルーズ船は未知の領域で、あれこれ戸惑いしかありません。別に二の足を踏んでいたわけではありませんが「まあ、どうしようかな?」と思っていたところ、妻が適当なクルーズ船旅行を見つけてきて、予約を入れた上に「クルーズ船旅行の説明会があるから行ってみない?」と誘ってきました。そこまでお膳立てされては…って感じで、某月某日、クルーズ船旅行の説明会に行ってきました。
色々と学んできました。
まずクルーズ船旅行と言っても、色々あって、私などは「豪華客船に乗っていく、高価で贅沢な旅行」と思っていましたが、実はクルーズ船にも様々なグレードがあって、確かに豪華客船に乗っていくクルーズ船旅行もあるけれど、今回、我々か予約したクルーズ船は、そんなにグレードが高くない…というか、一番廉価な船旅であるという事です。だから、豪華客船ではなく、廉価客船での旅なのです。実際、宿泊費もひなびた観光地にある温泉旅館程度だったりします。かなりリーズナブルなのです。
実際、クルーズ船のグレードには「ラグジュアリー」「プレミアム」「カジュアル」と3グレードあって、この順番でグレード&ランクは下がっていき、旅行代金も安くなっていき、サービスの質も下がっていくのです。つまり、ラグジュアリークラスのクルーズ船ならば“豪華客船”と言えるわけだけれど、我々が予約を入れたクルーズ船は、一番下のグレードの「カジュアル」なので、ちっとも“豪華”ではないのですし、妻が予約をいれた船室(キャビン)は、その中でも一番グレードの低くて安い船室なのです。だから、私達夫婦でも行けるわけなのです(ちなみに妻が若い時に働いていた船は、日本の会社のラグジュアリークラスの豪華客船だったのでした)。
決して、分不相応な豪華な旅行に行くわけじゃないんです。いつもの国内旅行程度の経費で出かけるわけです。
クルーズ船に乗るにはパスポートが必要らしいです。カジュアルクラスのクルーズ船は、基本的に外国籍の外国船なので、乗船する際にはパスポートが必要なのです。つまり、船内は日本ではなく外国である…というわけです。また外国籍のクルーズ船の場合、その旅程に必ず日本国外を含めないといけないという、日本の法律があるそうで、だから外国のクルーズ船に乗船してしまうと、必ず外国旅行をせざるをえないわけです。という訳で、パスボートが必須なのだそうです。
ううむ、パスポート持っていないよ、どうしよう。
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