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鈴木章博士、根岸英一博士、ノーベル化学賞受賞、おめでとうございます[2010年10月第2週・通算36週]

体重:96.7kg[-1.4kg:-12.2kg]
体脂肪率:29.1%[-0.2%:-3.7%]
BMI:30.4[-0.6:-4.1]
体脂肪質量:28.0kg[-2.4kg:-10.1kg]
腹囲:94.2cm[-2.4cm:-10.1cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 おたびダイエット18週目です。前回、増やしてしまった体重を多少は戻してみました。いやあ、太るのは簡単だけれど、痩身は大変だね。一週間で太ったカラダを戻すには、一週間では足りません。ああ、こんなにひもじい思いをしているのに、なぜヤセない(涙)。とにかく、今、気持ちに火がついてます。こんなんじゃあ、ダメだ、もっときちんとヤセないとダメだ~、という気持ちでいっぱいです。

 もっと、パワフルに体重を落とさないと。食欲の秋だから、体重をババーンと減らさないと! 頑張らないと、カラ元気を出さないと、なんか、ダイエットの気持ちが折れそうな私です。

 だって、巷には、美味しい物がゴチャンとあるんだもん。

 さて、今年のノーベル化学賞は、鈴木章博士(北海道大名誉教授)と根岸英一博士(パデュー大特別教授)、リチャード・ヘック博士(デラウェア大名誉教授)の三名に決まったそうです。おめでとうございます。特に、この中の二名が日本国籍を有する日本人であることに、同じ日本人として誇らしい気持ちでいっぱいです。

 ノーベル賞って、とても格の高い自然科学分野の賞だと認識してますが、最近、日本人の受賞者が多くありませんか?

 ちょっと調べてみました。

1949年(昭和24年)  湯川秀樹[物理学賞]
1965年(昭和40年)  朝永振一郎[物理学賞]
1968年(昭和43年)  川端康成[文学賞]
1973年(昭和48年)  江崎玲於奈[物理学賞]
1974年(昭和49年)  佐藤栄作[平和賞]
1981年(昭和56年)  福井謙一[化学賞]
1987年(昭和62年)  利根川進[生理学・医学賞]
1994年(平成6年)  大江健三郎[文学賞]
2000年(平成12年)  白川英樹[化学賞]
2001年(平成13年)  野依良治[化学賞]
2002年(平成14年)  小柴昌俊[物理学賞]
2002年(平成14年)  田中耕一[化学賞]
2008年(平成20年)  小林誠[物理学賞]
2008年(平成20年)  益川敏英[物理学賞]
2008年(平成20年)  下村脩[化学賞]
2008年(平成20年)  南部陽一郎[物理学賞]※
2010年(平成22年)  鈴木章[化学賞]
2010年(平成22年)  根岸英一[化学賞]

 南部陽一郎氏はアメリカ国籍の人なので厳密には日本人ではありませんが、日本民族の方だし、日本で教育を受け、日本で研究をし、日本での研究成果でノーベル賞を受賞された方なので、どさくさ紛れにリストに入れちゃいました(笑)。ちなみに、日本人でノーベル経済学賞を受賞された方はいらっしゃらないそうです。

 総勢18名です。すごいですね。平和賞が一人混ざってますが、良しとしましょう(笑)。

 …「良しとしましょう」と言うのは、私は個人的に、ノーベル賞に、各国の政治的な思惑が入り込みやすい“平和賞”が入っている事に???だからです。もっとも ???であっても、それを否定したりはしませんけれどネ。

 それにしても日本の21世紀に入ってからの受賞者数がすごいですね。何かあったのでしょうか? 私が子どもの頃は「ノーベル賞=湯川秀樹博士」という図式があり、子どもたち、特に勉強系の男の子たちは、湯川博士に憧れていたものですが、今ではその湯川博士も、数多くいるノーベル賞受賞者の一人にすぎない気がするくらいです。

 アジア太平洋圏の他の国の受賞状況というのも、おまけに調べてみました。

オーストラリア 8名
イスラエル 7名
ニュージーランド 2名
東ティモール 2名※
イラン 1名※
韓国 1名※
中国 1名※
パキスタン 1名※
パレスチナ 1名※
バングラデッシュ 1名※
ベトナム 1名※
ミャンマー 1名※

 東ティモール以下の※のついた国は、平和賞だけしか受賞していませんので、自然科学分野でノーベル賞をいただいているアジア太平洋圏の国は、日本を入れて四カ国しかないわけです。日本以外の三カ国は白人系の国ですから、やっぱり日本はすごいね。

 さらに世界全体で考えた場合、ノーベル賞の本丸とも言える自然科学部門での受賞者数では、日本は、世界第7位なんだそうです。日本の上には、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スイス、スウェーデンが鎮座ましましているわけです。つまり、有色人種の国としてはトップの国という事ですし、アジアではダントツのようです。威張るつもりはありませんが、誇らしいですね。

 武田信玄のセリフに「人は城、人は石垣、人は堀」というのがあります。人材というのが、いかに大切かを述べた言葉です。

 ノーベル賞は氷山の一角に過ぎません。しかし、これだけ多くの科学者がノーベル賞をいただいていると言うことは、その下に、実に多くの有能な科学者が日本人にいるという事なんだと思います。まさに「人は城」です。資源もなければ、政治もオンチで、有能な指導者に恵まれない日本ですが、それでも先進国の一つとして頑張っていられる理由の一つが、素晴らしい人材に恵まれている国であるという事なんだと思います。

 やっぱ、日本人ってすごいや。単純にそう思います。これだけスゴければ、他国に妬まれても仕方ないかな?
 
 
蛇足…しかし、長らくノーベル賞とは縁のなかった中国が、今年ようやくノーベル賞をもらう事ができました。おめでとうございます。しかし、その受賞が平和賞で、その理由が「中国共産党の一党独裁を批判したから」ってのは、中国政府的にはどうなんでしょうね?

コメント

  1. ひょっとこ より:

    ノーベル賞もバロメーターみたいなところ、ありますから。
    日本って国も、地味に実績を上げてきますからね。
    今回の受賞の先生方、おめでとうございます。

    しかし、人には中身は大してないのに、
    尊厳なイメージを作っていく人っていますよね。
    そんな人はノーベル賞みたいなものは難しいでしょうね。

    中国の方が平和賞を受賞されましたが、しかしながら皮肉なものです。
    今回の決定は、政治的な考えが入ってのことでしょうが。

    日本の場合、自由に考えを相手にぶつけることが出来ます。
    昔からのイデオロギー系の人にはありがちですが、
    意見をぶつけるとあたかも自分たちの「言論の自由」を脅かしたように言う
    勘違いサンがいますが、脅かしたのは逆なのです。
    外交などで、中国がよく使うロジックですが。
    パラドックスとでも言った方がよいのか。

    彼らが我々の「言論の自由」を脅かしているのです。
    相手も好き勝手言っているわけですから、
    こちらも好き勝手言って問題ないので。(←ここが重要)

    それが出来ないのが、中国や北朝鮮ってわけですからね。

  2. すとん より:

    >ひょっとこさん

    >昔からのイデオロギー系の人にはありがちですが、意見をぶつけるとあたかも自分たちの「言論の自由」を脅かしたように言う勘違いサンがいますが、脅かしたのは逆なのです。

     例えば、エコを売りにしている活動家の方に「移動に自家用車を使うのはエコではないですね…」と言うと、逆ギレされちゃうのと同じ…じゃないか(笑)。平和運動を一生懸命やられている方に「本業の方は大丈夫ですか?」と尋ねると「お前は平和が大切じゃないのかー!」と逆ギレされちゃう方が…近いかな(爆)。

     その上で「謝罪しろー、金品を供出せよー、自己批判をしろー」と来たら、立派な暴力だと思います。、

     おっしゃる通り、言論の自由って、お互いに好き勝手な事を言い合える事であり、お互いに好き勝手な事を言い合うなかで、我彼の相違点を明確にして、その上で、フランクでアダルトな人間関係って奴を構築するんだと思います。

     それがオトナの智恵です。

     自分と同じ考えしか許さないぞーという幼稚な思考法の方には、絶対主義とか、独裁制とかがお似合いなのなのですが、21世紀の現在、それすらも、周囲の人々の寛容さがあるから、存在が許されているという事実に、早く気がつけよ~と教えてあげたいです。

     それすら分からないコンコンチキめ~って言ったら、言い過ぎですかね?

     馬鹿の壁って、結構高いんですよね(笑)。

  3. まきりん。 より:

    おはようございます。

    一昨日、鈴木先生の出身地である、鵡川町に行って来ました。
    小さな町におめでとうムードが漂っていて、私もウキウキしました。
    もちろん鈴木商店にも寄ってきました。
    鵡川町出身の有名な人…オリンピックのスピードスケートのメダリストの田畑選手、
    ソフトバンクのCMで有名な北海道犬のカイ君、
    先のG1レースで2着に入った馬も鵡川の牧場だそうです。
    鈴木先生のノーベル賞受賞は日本人として、道民として誇らしいです(^o^)

    今日の一言読みました。
    尖閣諸島問題に関して日本でデモがあったなんてしりませんでした!
    中国で反発のデモや集会は沢山報道されているのに…
    とても恐ろしいです。

  4. アリサ より:

    研究で食べていけるかという点が、あらわれているように思えます。
    「2番じゃだめなんですか?」というのは、たしかにありえないお話なんですね。

    尖閣デモは、今までも沖縄の方がほそぼそとやっておられましたが、今回は、2600人が渋谷に集結したそうです。
    産經新聞も今回は静かでしたし、よっぽどのこと(圧力?)だったのでしょう。

    中国を批判する人ももちろんいますが、今の政府の対応を批判するプラカードも目立ちましたね。
    KARAのイベントに集まった3000人(マスコミ発表)の画像と比べてみても、2600人の今回のデモの方が多く見えます。

  5. すとん より:

    >まきりんさん

     おぉ、喜びに湧く鵡川町に行かれましたか! さぞ、盛り上がっていた事でしょうね。地元の人が出世すると、うれしくて誇らしい気持ちになるものです。今回のノーベル賞受賞は、鵡川町だけでなく、北海道全体を元気づけた受賞でしょう。アメリカでなくても、東京でなくても、北海道だって、頑張っていけば世界に通じるんだ!って気分にさせられますよね。

     鵡川には一度だけ行った事があります。ししゃもの干物を買って帰りました。なんでも、都会に出回っているししゃもはホンモノではなく、カナダあたりのししゃもによく似た魚であって、本当のししゃもは鵡川のこの魚なんだ~と地元の人にレクチャーされた覚えがあります。

     私にとって、鵡川は「みどりのマキバオー」のタレ蔵君の出身地として認知されてます(ごめん)。

  6. すとん より:

    >アリサさん

     研究者という職業は、実にシビアでタフな職業なんですよ。特に一線級の方々のそれって、すさまじくハードワークなんですが、日本では、そのサポート体制が十分ではありません。ましてや、事業仕分け以降は、シャレにならないほどヒドイと、私の友人たちが口を揃えて言ってます。

     今までもろくなモンじゃなかった日本の研究支援体勢でしたが、今の民主党政権(と言うか、反日サヨク政権なら民主党でなくとも同じか…)が続けば、ボディーブローのように、日本の科学力にダメージを与えていくと思います。「2番じゃダメなんですか?」って言っちゃう人が国の指導者グループに入っているようでは、それこそダメだと思います。

     日本は技術立国なんですから、本当は、トップ研究者集団の方々だけでもいいので、研究だけで食べていかれるようにしてあげるべきだと私は思うのですが…旧国立大学の先生方ですら、研究以外の雑事に追われるようになった今では、無理難題なんでしょうね。

     それと、将来のトップ研究者のタマゴである、若手研究者の育成だって、国は本腰を入れて対応しないとマズいと思いますよ。オーバードクター問題にも、手を打ってほしいと思います。日本では、学歴がありすぎると就職難になるって、皆さん、知ってましたか?

    >KARAのイベントに集まった3000人(マスコミ発表)の画像と比べてみても、2600人の今回のデモの方が多く見えます。

     私もその比較画像を見ました。KARAってのは、最近日本に上陸したばかりの韓流女性グループでしたっけ? 客に尻を向けて、ブルブル振りながら踊って歌うグループじゃなかったかな(別のグループと混同してたらゴメンです)。

     デモと同じ日にイベントをやったんですよね。KARAが3000人で、デモが2600人? 画像で見ただけですが、私にもデモの方がKARAよりも人数が多く見えました、それも十倍程度。これは、KARAの動員数を水増ししたか、デモの人数を少なめに発表したか…って、その両方だな、きっと。

     昔なら、今回のデモのように、マスコミがスルーしてしまうと、私たちのような庶民は知ることができなかったのですが、今は海外メディアの情報ですら瞬時に入手できるし、twitter経由でマスコミを経由せずとも、色々な情報が入手できる時代ですから、マスコミに圧力をかけたところで、言論統制って難しいんですよね。そこが、日本と中国や北朝鮮の違いって奴で、そういう点ではありがたいものです。

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