フルートのレッスンに行きました。今回は雑談は無しで、音合わせ&音出しもサクサクと完了して、すぐにレッスン本体に突入しました。今回のレッスンはアルテの14課でした。
14課の1番A合格、1番B不合格、2番合格、3番不合格、4番合格、5番A合格、5番B不合格、以上。
…つまり、1~5番までを見ていただいて、1番の後半と、3番の前半と、5番の後半が不合格だったわけです。…理由ですか? 分かってますよ。[小声で…]練習不足です。13課が終了するや否や、オトナの夏休みに突入しちゃったので、連日、夫婦でデートしまくっていました。で、毎日を楽しく暮らしていたので、本当に練習している暇がなかった(汗)。で、休み明けに急いで帳尻合わせを試みたんだけれど、ダメでした。
やっぱり練習って、まとめてやっても効果薄いね。毎日、コツコツとやんないと、ダメなんだな…。
ええと、まずは1番ですが、第三オクターブは鬼門ですね。特に高音Asがイヤンです。音を出すのは別に難しくもなんともないけれど、指が…。私の指がAsを拒絶するのよ、どうしても、ナチュラルAにしたがるのよ(涙)。これって、練習不足以外の何者でもないでしょ…。
3番の後半は…この速度に指が付いていけません。指が転びまくります。特に“As”で(笑)。Asは高音でも中音でも低音でもイヤンな運指です。
…と、まあ、この二つが不合格になった理由は、よく分かるし納得できるし、さあ、次回までにきっちり練習しておこうという気になります。問題は5番の後半部です。
これ、実は、メトロノームさえなければ、完璧にできます。メトロノームが入ると「あれれ??」になります。メトロノームが入ると…と言っても、別にメトロノームの速さに付いていけないとか、メトロノームの均等なリズムから外れるとか、そういうのではありません。メトロノームを聞いちゃうと「裏拍で演奏しちゃう」だけなんです。
実は「ピッピッピッ…」とメトロノームの音を聞くと、カラダが勝手にこれを「ンピッ、ンピッ、ンピッ…」と聞いてしまって、裏拍でフルートを吹いてしまう…とまあ、それだけの理由です。だから、メトロノームを消したり、メトロノームは鳴っているけれど、耳を塞いで演奏すると、完璧にできるんだけれど、メトロノームを聞いちゃうと、どうしても「ンピッ、ンピッ、ンピッ…」に感じてしまうわけです。
先生がおっしゃるには「この速さで裏でフルート吹くのって、表拍で吹くよりずっと難しいですよ。すごいすごい」なんだそうですが、無意識で裏拍になっているだから、ダメじゃん。
ヴァイオリンで裏拍の練習ばかりしているし、歌劇団の「木綿~」が裏拍の曲だし、なんか、ここんとこ、裏づいて、裏街道まっしぐらな私だけれど、表拍の曲は表で、裏拍の曲は裏でやんないといけないのに、14課の5番Bはなぜか裏拍になってまう。困ったもんでつ。
先生は「裏だけど、ちゃんとできているし、むしろ裏の方が難しいので、合格にします」とおっしゃってくれましたが、私が合格を辞退をしました。だって、アルテを裏拍で演奏しちゃダメでしょ。これは表拍のエチュードですから。
なので、次回までに5番は表拍で吹けるように、練習してきます。
5番Bの裏拍問題でたっぷり時間を使ってしまったので、今回のレッスンはこんなものでした。
帰宅して、レッスン報告を妻にした所「裏でしかリズムが取れないって事は、つまり、リズムが取れてないって事で…ダメじゃん」だそうです。
ま、そういう事だね。身内ってキビシイね。
コメント
八分音符四つをひとかたまりでやってみても駄目ですかね?
ジャズだとポリリズムがあるし、難しく考えると難しくなりますね。
メトロノームをかけるとできなくなることは、私もよくあります。
なんでなんですかね。
やっぱりこういうのは、運動神経なのでしょうか。
>アリサさん
とりあえず、取り組んでいる解決策としては…歌ってます。階名で、極端にビートのオンオフをはっきり付けて歌って、表拍だという事をカラダに染み込ませています。多少は効果…あるかな? みたいな感じです。もう少し、練習して、きちんとできるようにしないといけません。
でも、なぜ、そうなっちゃったのかは、実はまだ自分ではよく分かってません。本当は、そこの部分から解決しないといけないのだろうと思ってますが…。やっぱり、単なる慣れの問題なのかなあ?
>ジャズだとポリリズムがあるし、難しく考えると難しくなりますね。
リズムって、考え出したら負けのような気がします。“Don’t think, feel it !”の世界なんだと思う。で、迷った時は、カラダの動きと対応させるのが一番いいんだと思ってます。手の振りでもいいし、ステップでも、腰のシェイキングでもいいし、何かの動作と対応させて覚えるのが得策かなって思ってます。で、メロディは歌う。つまり、踊りながら歌う事で、訳の分からないリズムとメロディを対応させるわけです。
だから、今回のケースでも、練習の時は、腰を叩きながら(つまり腰でビートを取ってます)階名唱をしていますが、さて、きちんとマスターできるでしょうか?