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今の私は余生を生きている

 仕事も定年退職し、息子くんも社会人デビューをして子育ても終了し、毎日を特別な目的もなく、ただただ生きている私は「余生を生きている」という感じで毎日を過ごしています。

 では“余生”とは何なのか? それは文字通り“余った生命”なんだと思います。つまり、生物として、社会的存在として、やるべき事をやり終え、お迎えが来る時間(ゲームセット)までのロスタイム(最近はアディショナルタイムって言うのかな?)なのでしょう。実際、まさにそんな感じです。

 すごろくで言えば上がったわけで、マラソンで言えばゴールインしたわけです。頑張ったね。

 後は“死ぬ”まで、どう過ごすか? って事だけが課題として残されているわけです。

 まあ、不労所得があるわけではないので、年金がもらえるようになるまでは、生活のために稼がないといけません。元職場で、新人のような仕事を新人の初任給の半額程度の月給で働いています。うむ、雇う側から言えば「実にコスパのよい人材」という扱いです。私的に言えば、仕事の内容には文句はないけれど、もう少しお給料をいただければ、なお嬉しいという感じですが、その一方で「もうお給料のためにガッツリ働くのは嫌だな」とも思ってます。

 ああ、早く年金が欲しいなあ。

 年金がもらえるようになったら、小遣い程度にちょっぴり働いて、後はのんびり過ごしたいです。

 そう言えば、以前の私は、定年退職をしたら、フルートを復活しよう、ピアノを習おう…とか考えていたけれど、実際のところ、いざ退職してみたら、時間もお金も体力も気力も全然なくて、何も踏み出せません。何も手につきません。驚くほどに、新しい事を始められない私がいます。せいぜい、ブログと声楽を継続するのがやっとです。それだって、うっかり「面倒だな、やめちゃえ」と思ってしまう瞬間があるのが恐ろしいです。

 精神的にも体力的にも、エネルギーの枯渇を感じます。

 最近の毎日の楽しみは…寝る事かな。寝ることに、割と貪欲な感じです。

 最近の私は、だいたい毎日7時間程度寝てます。それでも、日中、時折睡魔に襲われるので、もう少し寝られたらいいのかもしれません。ちなみに休日は10時間前後寝ますから、本来はそれくらい寝たい人なのかもしれません。

 それを考えると、退職前は、毎日3~4時間程度しか寝ていなかったのですが、よくカラダが保ったものだと思います。ほんの1年前の話なのに、自分でも信じられないです。あの頃は、睡眠不足が常態だったので、眠いという感覚がマヒしていたのかもしれません。いやあ、社畜だな。あの時の無理がツケとなって、今頃支払いを求められている感じです。

 もうすでに「お達者」とは言い難い私です。あと何年、生きられるのやら…。それでも年金はもらいたいので、そこまで頑張って生きないとね。今や、年金をもらうのが、生きる目標となりつつある私です(笑)。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    ネットで検索すると、
    余生:現役を退いて以降の人生
    余命:あと何年生きられるかを示すもの

    私は余生ではなく、余命を生きているっぽい感じですが、
    昨年2023年11月に、
    「余命3か月」と言われてから、
    もう、3か月、生きております。

    まあ、お医者も「余命」を正解に言うことは、できまへんな~。
    今2024年2月現在も「余命3か月」と言われておりま~す。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  2. すとん すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん

     そもそも、医者の言う「余命3ヶ月」ってのは「まだ最低でも3ヶ月は生きられる」という意味であって「あと3ヶ月しか生きられない」では無いのです。多くの人は、そこを誤解しているわけで、つまり「余命3ヶ月」とは「最低でも3ヶ月、たぶんもう少し長くは生きられるかも…」って意味だから、その「たぶんもう少し長く」の部分は、本人や周りの人々の意識や頑張りやその他諸々で変わってくるわけです。

     とは言え、病気療養がツラいのは当然ですし、それに対して、無責任に周囲が「頑張れ」と言うべきではないとも思います。あと、どれくらい生きるのかは、本人の気持ち次第なわけで、それはおそらく怪人さんの前向きな気持ち次第であって、余命3ヶ月が3年に変わることだってあるわけです。

     私は、怪人さんが「もう十分に生きた」と思えるまで生きてくれればいい…と勝手に思って、祈っています。

  3. ショウ より:

    元職場で、新人のような仕事を新人の初任給の半額程度の月給で働いています。
    →これ理不尽ですよね・・
    僕も前の職場にいた方でしたが、
    結果的にその職場を去り、他のところに転職しました。
    お仕事はバリバリこなす方でした。
    風の噂ではすとんさんと同じように給料がかなり下がるということでした。
    バリバリの方でも定年超えたからと給料抑えられるのは理不尽だよなと思いました。

  4. すとん より:

    ショウさん

     確かに理不尽と言えば理不尽な扱いだと思います。同一労働、同一賃金の法則に反していると思います。

     「これだけ働いているのだから、もっと給料寄越せ!」というのは簡単ですか、問題は「これだけ働いている」と言いたくないんですよ。

     私はもちろんお給料は欲しいのですが、正直な話、働きたくないんです。

     新人のような仕事でも、能力は新人以上にあるので、仕事そのものはチャチャッと済ませています。それこそ「お茶の子さいさい」なわけで、お給料をたくさんもらうよりも、仕事をチャッチャッと済ませられる方を重視しているわけなのです。

     理想は「少なくて楽な労働で、たっぷりの賃金をいただく事」ですが、労働と賃金を天秤にかけるなら、少ない賃金でも、少なくて楽な労働の方を選びたい私なのです。

     今更、高給はいらないのです。日々の生活が維持できればいいのです。でもまあ、可能なら、維持+αあれば、いいなあとは思ってますが、そのために、汗水たらし働くなんてのは、まっぴらごめんなのです。

     だって、余生を生きているんだもの。

  5. ショウ より:

    すとんさん

    「これだけ働いているのだから、もっと給料寄越せ!」というのは簡単ですか、問題は「これだけ働いている」と言いたくないんですよ。
    →これって、言うとやる気あるように見られてさらに働け言われる可能性あるからでしょうか?
    正直僕も賃金のために少々自分の時間を犠牲にしてでも高給取りになりたい!と思わないタイプです。
    まあほどほど働いて、、という感じです
     

  6. ショウ より:

    せめて新人の初任給ぐらいはくれよ・・と僕なら思うかもです、、

  7. すとん すとん より:

    ショウさん

     おっしゃるとおり、あまりやる気は見せたくないんですよ。やる気を見せれば、仕事を増やされるのは必死だし、だからと言って、仕事が増えた分だけ給料が増えるかと言えば、そんな事はありえないわけだし…上がっても微々たるものなのは分かり切っているので、だったら今程度の仕事かもう少し少なめで、今程度のお給料でガマンガマン…って感じです。給料はたくさんいただければ嬉しいのですが、それよりも働きたくないという気持ちの方が優先しちゃうのです。

     まあ、根っこは“怠け者の引きこもり型オタク”ですからね(笑)。働いたら負け…なんですよ。

     それに、今の職場は、給料は安くても、居心地はかなりいいんですよ。それって大切な事なんじゃないかなあ…なんて思っていたりもします。

    • ショウ より:

      業務量的に余裕ある・居心地いいのは大きいですよね
      働く上でどんな条件を大切にするかですね。お話させて頂きありがとうございます。

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