ピロリ菌駆除の実際の治療は、投薬です。先生に指示された薬を薬局で買いました。端的に言えば、消毒薬と胃薬です。消毒薬は、文字通りの消毒薬で、ピロリ菌を退治するための薬です。まあ、厳密には抗菌剤ってヤツです。胃薬は、その消毒薬で荒れる胃を守るための薬で、具体的には胃酸を抑える作用のある胃薬です。私は普段から、逆流性食道炎のために、その手の胃薬を服用しているので、ピロリ菌治療中は、普段の胃薬を飲まないように言われました。同じ作用の薬をダブルで飲むのは危険なんだそうです。
そんなわけで、指示された薬を一週間、朝晩の２回、服用します。
最初に飲んだ時は…激しい下痢に襲われてしまいました。いやあ、もうこれ以上は出ませんってくらいに出ました（汗）。いやあ、いきなり消毒薬なんて飲んだものだから、カラダもビックリしたのでしょうが、私自身もビックリしました。治療開始日が休日で良かったです。もしも勤務日だったら、大変なことになっていたかもしれません。それこそ「仕事にならない」可能性もアリです。
でも、一通り出してしまったら落ち着いたみたいで、それ以降は、通常の生活に戻りました。ただし、出てくるモノの色は変わりましたよ。それ以前は、実に健康的な色のモノを出していた私ですが、薬を服用している間は、真っ黒…と言うか、漆黒のブツが出ました。便秘にはなりませんでしたが、出てくる量がだいぶ減りました。食生活そのものは、アルコールは禁止されたものの、それ以外は制限がなかったので、質量ともに普段通り食べていましたが、減るものは減るんですね。何とも、不思議でした。
なので、初日の洗礼こそ、厳しかったものの、それ以降は、平穏無事に過ごしました。
一週間の薬物服用期間が終わると、すべてが日常に戻りました。アレの色は…さすがにすぐには戻りませんでしたが、それでも１週間は経たずに普通になりました。
投薬１週間、その後５週間のお休みを挟んで、再びピロリ菌の検査をしに病院に向かった私なのでした。
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