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秋の沼津港に行ってきた その2 トビにメロメロ

 沼津港に着きました。さっそく、本日の目的の一つ、沼津港深海水族館に行きました。実はこの水族館、前回来た時は大人気で、入場のための長蛇の大行列が出来ていて、それで入場を諦めたという経緯がありまして、今回こそは是非!と思っていたのです。

 まだ時刻が早かったせいか、行列は無く、スムーズに入場できました。

 ここの水族館の展示の目玉であるメンダコは…いませんでした(涙)。飼育していた子たちが全滅してしまい“次回の入荷をお待ち下さい!”って状態でした。まあ、仕方ないです。

 その代わり、ヒカリキンメダイを見ることができました。これ、見られる水族館って限られますよね。ヒカリキンメダイって、目の下が発光してピカピカ光る深海魚なのです。真っ暗な水槽の中にヒカリキンメダイの群れがいて、ボーっと見ていると、ただ光が左右に動いているだけなんだけれど、じっくり見ていると、目が慣れてくるせいもあって、その魚体も見えてきます。ううむ、確かに小型のキンメダイですよ。食べたら、きっと美味しいだろうなあ…。とにかく、珍しい魚が見られて、感激感激。

 この水族館は、剥製とか模型とかの展示も多くて、そういう意味ではなんかカサ増し感のする水族館です(私は生きている魚にしか興味がありません)。売りのシーラカンスだって冷凍保存された標本だし…。いくら貴重な標本と言っても、所詮標本だからね。全然、可愛くないんだよね。やっぱ、魚は可愛くてナンボでしょ?

 なので、ヒカリキンメダイを見られたから、なんかもう、それだけで十分って気になりました。あ、後は、ウツボとオオカミウオが、ブスだけれどラブリーでした。

 水族館の後は、魚市場外のお店を見て回りました。8年前と比べると…正直、だいぶ寂しくなっていました。お客さんも明らかに減っているし、お店もだいぶ減っているし、なんと行っても、前回行った時は、あっちこっちにあった、浜焼き食べ放題の店が全滅していました。ああ、悲しい。ここにも不景気の風がビュービュー吹いているようです。

 時間になったので、沼津港周辺を巡る遊覧船に乗りました。もちろん、手にはかっぱえびせんを持って(笑)。船に群がるカモメにかっぱえびせんを上げるんですよ!

 船が港を出てしばらくすると、カモメの群れがやってきました。で、よくその群れを見ると、カモメの中にトビも多数混ざっています。ああ、そう言えば、ここはカモメとトビが混在しているんだったなあ。

 さっそくカモメにエサを投げ与えてみますが…カモメはエサをキャッチするのが苦手みたいで、海に落ちたエサを拾って食べます。ううむ、なんか面白くない。

 次にトビにエサを投げ与えてみると…これが上手に足でキャッチするんです。で、足でキャッチしたエサをクチに持って行って、飛びながら、ムシャムシャ食べるわけで、その姿がなんとも可愛いいのですよ。なので、トビたちばかりにエサをあげちゃいました。パっと空中にえびせん投げると、スイーっとやってきて、バシってつかんで、ムシャムシャ食べるわけで、いやあ面白い面白い。これは癖になります。止められない、止まらない~です。

 なので、遊覧船では、すっかりトビに夢中になって、全く周辺の景色も楽しまず、船内の観光案内にも耳を傾けることもせずに、ずっとトビに遊ばれてしまいました。ううむ、トビのおもてなしに、もうメロメロだよ。

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