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アゴは適切に開くのが肝要だ

 声楽のレッスンの続きの続きです。

 発声する時に、表情筋を使って、上アゴを開くことは大切ですが、それだけでは声が細くなってしまい、裏返ってしまいかねません。それを防ぐには、下アゴも適切に開いていかないといけません。

 問題は“適切に開く”という部分であって、私の場合、下アゴが過剰に開いてしまうのです。つまり、上アゴはちょっとしか開かないのに、下アゴはすぐに全開してしまうので、アゴの開きのバランスがすごぶる悪いのです。

 アゴが下に開きすぎているため、高音が出ないし、音程はぶら下がるし、声は野太くなりがち…なのです。

 またアゴを開く順番も大切です。最初に開くのは上アゴで、開いた上アゴの開き具合に応じて、下アゴを加減しながら開くのです。いやあ、難しい難しい。でも、そうしないときれいな高音は出ないからね。

 腹筋の支えは重要です。私の弱い腹筋では、高音が出ないのはもちろんだけれど、低音も支えが無いために、うまく出せません。具体的には中音ファ(F3)が難しいのです。

 「中音ファが難しいって何事?」

 そう思いますよね。たぶん、バリトンの方など、眠っていても楽に出せる音でしょうが、腹筋ヨワヨワの私には、十分低音で、コントロールが難しい音程なのです。私が考えずに出せるのは、中音ソ(G3)~高音ソ(G4)ぐらいまでであって、それより上も下も大変なのですよ。

 腹圧さえ十分にあれば、声のコントロールももっと容易なのでしょうが…ダメだな、私は。

 腹筋の筋トレを三日坊主ではなく、毎日継続してできるような秘訣は…どこかに落ちていないかしら?

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