前回の記事で、チヅルが転覆してしまった事を書きましたが、その後の経過を書きます。
それまで、比較的元気にしていたチヅルでしたが、ある日[2010年5月20日(木)]を境に転覆してしまい、元の姿に戻れなくなってしまった事は書きましたよね。その後、約10日間ほど、転覆生活をしていましたが、やがて、水槽のポンプに吸われる様になり、スジエビに生きたまま喰われるようになりました。
確かに転覆していると、動きも鈍くなり、エビにたかられるのは仕方がありません。地面に寝っころがっているサツキなどは、始終エビに襲われていますが、その度にエビを自力で追い払っています。しかし、サツキにはエビを追い払う力も残っていなかったのでしょうね、生きたまま、エビにたかられ、体中を生きたままエビに喰われていました。
もう先は長くないな…と私も覚悟を決めましたが、エビの生き餌と成り下がって、数日後の2010年5月31日(月)に、ついにチヅルは星になってしまいました。
今思えば、チヅルが転覆してしまったのは、転覆病ではなく、弱った金魚が腹を浮かべていただけの話だったんだと思います。転覆病なら、サツキのように、引っくり返っても元気ですから…。
チヅルが我が家に来たのは、2008年の春でした。最初はとても小さな子で、我が家に来た時は尾びれを含めない大きさでは3cmにも満たない子でした。水槽の水流の強さに負けて、ロクに泳げないほどのオチビさんでしたが、最後は15cmくらいの大きさにまで育っていました。ウチの水槽の中では小さな子ですが、金魚的には、それなりの大きさになっていたんですね。小さいけれど、かわいい子で、美しい子でした。性格もひょうきんで、いつも水槽のオチを担当してくれてました。ここを読んでいた方はお分かりと思いますが、私のお気に入りの子でした。
ウチにいたのは、たった約2年間でした。幸せだったかな?
以前、アップした「これがチヅルだ」という記事に写真がありますので、よかったら、見てやってください。
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