もちろん、フルーティストの話です。歌手や声楽家の話じゃないよ(笑)。
これは、吹奏楽系のコンサートでは顕著だし、クラシック系のフルートコンサートでも結構目につくし、実はジャズ系でもそうなんですよ。
なんで、フルーティストは、肌身離さずに、どこへでもフルートを持って行くの? すっごく、不思議。
おそらく、日本の楽器人口の中で、一番メジャーなのは、ピアニストだと思うけど、ピアノは持ち運べないから、これはオミットするとして、次に大群なのは、ギタリストだと思う。だけど、ギタリストがギターを持ち運ぶのは、原則、自分の練習とかライブの時だけ。コンサートに行く時に持っていく事はしません。
ギタリストと比べると、数的には激減するけれど、管楽器奏者という方々が、吹奏楽の影響でしょう、我が国にはたくさんいらっしゃいます。しかし、これらの方々、例えば、サックス吹きがサックスを、クラリネット吹きがクラリネットを手荷物にしたまま、演奏会場に行くってのは、ないでしょ(たぶん)。でも、フルーティストの皆さんはフルートを平気でコンサート会場に持ち込む。
訳ワカメ、いや、訳わかんない。
練習帰りだし、楽器が小さいから、そのまま持ち込んじゃう? まあ、ない話ではないけれど、私なら、フルートを駅のコインロッカーにでも預けるよ。その方が身軽でしょ。百歩譲っても、コンサート会場のクロークに預けるかな? もっとも、それ以前に、練習帰りにコンサートに行かないし。
別にコンサート会場にフルートを持ち込むな、と言いたいわけじゃないです。別にフルートなんて、音楽鑑賞のジャマになるわけでもないので、お好きな方はどうぞドンドン持ち込んじゃってくださいって感じですが、私は、大切な楽器を、演奏をするわけでもないのに、コンサート会場に持ち込むなんて考えられない人なので、なぜ、こうも、多くのフルーティストさんたちが、コンサートに楽器を持ち込むのかが理解できないだけです。
それとも、フルート村の憲法に「コンサートに行く時は、必ず愛器を携帯するべし」という規則があるのでしょうか?
どなたか、納得のいく説明をプリーズです。
コメント
私も持って行ったことないですけど。
理由考えてみました。
その1
楽屋に行って、ケースにサインをもらう!
(終演後にサイン会をすることもあります。CDにしてもらうのもいいんですけどね)
その2
コインロッカーを使おうと思ったら、山形○美さん事件を思い出すから預けない
車で来ている人も同じ理由で、車上荒らしがありますし。あと、温度変化もこわいです。
その3
楽器にいい音楽を聞いてもらいたいから(そんな人いるのかしら?)
楽器持ってるのは若い女性じゃあないですか、大体が。
学生さんが勉強になるからこれ行きなさいとか言われて先生にチケット押し付けられるんですよ。
学校帰りですから当然楽器持参です。
フルートの演奏会には純粋に聴くだけのファンって少ないと思います。
何らかの形でフルートに関わりあってる人が多いんじゃあないですかね。
クラシックファンから見たらマイナーな楽器なんですよフルートって。
会社の先輩にいつもカバンにフルートが入ってる人がいます。
たんに、もちあるき人口が多いというのはいかがでしょう?
楽器によくないとは思いつつ、いつでも吹けるように、らしいです。
わたしは仕事の帰りにスタジオで練習することがありますが、たまに仕事忙しくていけるかわからなくても念のため楽器を持ち歩くことはあります。
かさばらず小さい楽器の特権かな?
クラリネットとかはどうだろう。
追加
楽器はよほどのことがないと、ロッカーには預けないですね。
>アリサさん
>その1 楽屋に行って、ケースにサインをもらう!
あ、これはアルかもしれない! 時たま、サインらしきものが書き込まれているフルートケースってあるものね。(プロアマ趣味問わず)演奏者なら、好きなアーチストに自分の楽器やそのケースにサインをもらうって、あることだし。うんうん、それにフルートケースなら、カサばらないし、これはアリだね。
そういえば、笛先生のケースにも、どなたかのサインがあったなあ…。
>その2 山形○美さん事件を思い出すから預けない
はは(汗)、でも、あれは、コインロッカーの鍵をかけ忘れたんでしょ。よっぽど急いでいたんでしょうね。少なくとも、私の場合は、これは有り得ない。しつこいくらい、鍵がかかっている事を確認する性分なもので…。
でも、あの事件は驚きでしたよ。当時はまだフルートが銀でできているのか、ブリキでできているかも知らないほどの無知でしたが、テレビ報道で「コインロッカーに入れた、フルート二本、およそ600万円相当のものが盗まれました」って言ったのをしっかり覚えていますもの。「フルート二本で600万円! うっそ! 1本300万円じゃん。フルートって、そんなに高いの?」って思ったのと、「二本同時に盗まれるなんて、すごくかわいそう…」と思いました。1本300万円なら、当時の相場で言うと、総14Kのプロの方が普通に使っているタイプのフルートですよね。そう思うと、特に高いものではないです(って思う金銭感覚がすでに壊れていますね:笑)。
車上荒らしは…怖いです。あれは、外国からやってきたプロの窃盗団の犯行がほとんどだと聞いたことがあります。車のガラスを割って盗むなんて…日本人なら悪党でもようやらんことですわ。日本は色々な面が、まだまだ閉鎖的な島国ですが、被犯罪に関しては、かなり国際化がすすんでいるみたいですものね。
私の知り合いは、車上荒らしではなく、車ごと盗まれましたよ(涙)。きっと、あっと言う間に輸出されちゃったんだろうなあ…。
ちなみに、わが地元では、外国人窃盗団と思われるグループが、よくエアコンの室外機を盗んでいくそうです。回覧板で注意がまわってきましたが…これなんか、防ぎようがありませんね。表札にマジックでハングルが書き込まれると、近いうちに盗難に入られるという噂を、ご近所のおばあちゃんたちから聞いた事があります。それからしばらくして、我が家の表札にも、小さくハングルで何やら書き込みがあったので、あわてて消したことがあります。それに、玄関ドアの鍵穴付近にハングルが書き込まれた時は…いそいで、鍵を交換しました。
ほんと、ぶっそうな世の中になったものです(やれやれ)。
>その3 楽器にいい音楽を聞いてもらいたいから
あはは、それなら、コンサート中は、ケースから楽器を取り出さないとね。
>extajijiさん
>楽器持ってるのは若い女性じゃあないですか、大体が。
当たり! ああ、なるほど、彼女らは音大生や音高生たちなんですね。ま、確かに首都圏在住なもんですから、比較的近所に音大や音高は、山のようにあります。当然、そこの学生さんたちも大勢います。
>フルートの演奏会には純粋に聴くだけのファンって少ないと思います。
ああ、これも分かる。私は声楽も習っていますが、声楽やオペラのコンサートは、純粋に楽しみのために出かけていきますが、フルートの演奏会は、楽しみのためと言うよりも、勉強のために聞きに行きますし、会場の雰囲気も、声楽とフルートでは全然違いますもの。フルートのコンサートは、お客さん同士が知り合いっぽい雰囲気がありますから、一見さんは、なかなか居心地が微妙なんですよね。
>クラシックファンから見たらマイナーな楽器なんですよフルートって。
認めたがらない人も大勢いらっしゃる事は存じあげてますが、そうなんですよね。私は元々クラオタだし、ジイサンになってからフルートを始めたので、その辺は客観視できてます。
クラシック系独奏楽器のコンサートなら、まずはピアノ、次がヴァイオリンですね。その次くらいが、チェロとかオルガンとかクラシックギターくらいまでが、自分でお金を出してチケットを買って楽しみのために聞きにいきたいなあと思うコンサートです。一般のクラオタだと、なかなかフルートのコンサートって触手が伸びないものです。
フルートって、オケの中の楽器だけれど、ソロコンサートになると、軽音楽っぽい演目が並ぶ事も多いので、クラオタさんからは、軽く見られがちですね。
実際、私も、自分でフルートを吹き始めなければ、フルートのコンサートには、おそらく足を踏み入れることはなかったと思います。
>かのんさん
>もちあるき人口が多いというのはいかがでしょう?
かもしれませんね。ネットを見ていると、自宅外で練習をする人が大勢いますでしょ。その関係なのかな?
その辺の習慣の違いが認識の違いにつながっているのかもしれません。私や私の周囲の人は、自宅で楽器の練習をする人が大半ですからね。もっとも、楽器はピアノとかギターとかベースとかヴァイオリンとかウクレレ(笑)とかですけど。自宅外で練習する人もいるんだろうけれど、私とは別世界の人たちなので、目に入らないんでしょうね。
私は平気で、自宅でフルートの練習しちゃうし、歌も歌っちゃいますが、もしも金管楽器の勉強をはじめたら、さすがに自宅外で練習しようと思うかもしれません。もっとも、その前に、自宅外で練習するなんて考えただけで気が滅入ってしまう(贅沢ですね)ので、そういう楽器は最初から選びませんが。
>クラリネットとかはどうだろう。
ああ、クラリネットもかなり小さいですよね。クラとかはともかく、町中では、よくヴァイオリンケースをぶら下げて歩いている人を見かけますが、でも、コンサート会場でヴァイオリンケースを見かけることはありません。
>楽器はよほどのことがないと、ロッカーには預けないですね。
それはロッカーに入らないからじゃないですか? 私はロッカーに入るものなら入れたい人です。ギターを弾いていた頃は、駅のロッカーはよく利用しましたよ。ギターはロッカーに入りませんが、その他の小物とか自分の鞄とかはロッカーに入れて行動してましたね。ほんとは、ギターも入れたかったのです。今はフルートなので、積極的にロッカーに入れて活動してます。だって、持ち歩くよりも、ロッカーに入れた方が安全安心でしょ。その辺は、考え方の違いかな? ロッカーに入れるよりも、楽器を持ち歩いている方が、私は怖いです。
これはわたしの経験ですが
吹奏楽をやっているとき、他の学校との楽器の取り違えや盗難について、しつこいほど仕込まれたせいもあるかもしれません。基本的に楽器は自分で管理するもの、たとえ盗難にあわなくても誰かが持ち歩いて落としたとか、ケースごとであってもぶつけて不具合が生じたとかある、だから楽器は自分で管理するもの、といわれておりました。演奏会とかでトラックに楽器を乗せるときも、持てる楽器は手持ちが基本でした。
なので、ロッカーに入れておいて盗難にあったプロとか、リスクはわかってたんだろうけど自己責任だよな、商売道具を手から離すなんて!とか冷めておりましたスイマセン。いや、事情はいろいろと理解しております。
また、楽器を人に預けない、は、預かった人のためであるともいわれたことがあります。万が一のときに自己責任と思っていても、わだかまりが残ったりあとに遺恨をのこすことがあるから、とか。
わたしのなかでは、楽器は貴重品扱い、かなー。
>かのんさん
ほお、納得しました。でも、吹奏楽部って独特のしきたりがあるんですね。それなら、一般の人である私には、その行動が理解できるはずがないのも無理はないね。演奏会場に楽器を持ってくるのは???でしたが、それが吹奏楽部の常識的な行動なら、それも仕方のない事かな。
でも、百万歩譲っても、フルートは持ち歩かない方が、楽器のためになると思うよ。それが吹奏楽部の非常識であっても、楽器って、特にフルートって、微妙なものであっても、振動を嫌うものだからね。
人が歩く時の振動って、手荷物にとって、決して馬鹿にならないくらいの影響があるんだよ。
とは言え、フルートを持ち歩かざるを得ない事情も理解しました。ううむ、理想と現実の乖離って奴だ。なるべく理想に近づけたいものですが…。
言葉がキツく感じられたごめんね。でも、そんなに強い気持ちで言っているわけではないんですよ。