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帯状疱疹日記 その2 確かにストレスならフルでした

 頭痛って、実は治療が難しい病気なんですね。

 別に頭痛だけじゃ辛いだけで死なないし、痛みって本人にしか分からないから他人が同情するのも難しいし、原因がはっきりしない頭痛も多くて、たいていの場合は“不定愁訴”とか呼ばれて、なあなあにされてしまうわけです。

 私の場合も不定愁訴なのかな? 原因分かんないし、医学的に異常が無いんじゃあ、治しようがないし…

 とにかく、私の現状として困っている事は、頭痛だけです。それも単純に痛いだけ。ただ、その痛さが半端無いだけです。ロキソプロフェンを飲んでも、痛みは軽くなるけれど、別に無くなるわけじゃないし…。

 私の頭痛は、ズキンズキンと来るタイプです。およそ5~15秒間隔でやってきます。それも音楽に例えると、ppからffffくらいまで痛みの幅があって、それがランダムにやってきます。ちなみにffffの痛みと来たら…ぎっくり腰よりも痛いよ。腰椎麻酔で太い注射針を背骨の中の神経束に刺すってのがあるじゃない? あれに匹敵するくらいの痛みなんですよ。それがランダムに襲ってきます。一方、p系の痛みが連続で来ている時だってあるんです。そんな時は、多少は余裕を持った気分でいられるのだけれど、そこへ突然f系の痛みがやってくると、そりゃあ阿鼻叫喚ものです。あんまり痛くて、他人の視線なんか気にせずに思わず声が出ちゃうくらいです。

 でも、ロキソプロフェンを飲んでいれば、f系の痛みの最大値が、f1つくらいで治まるわけだから、ロキソプロフェンって偉大だよね。

 そんなわけで、翌日の11月8日(火)からしばらくの間は、ロキソプロフェンに頼った生活をしていました。だって、仕事に行かなきゃいけないし、普段の生活を営まなきゃダメじゃん。

 ロキソプロフェンを始めとする鎮痛剤には依存性があるそうです。ネットによると、一か月に連続服用は10日までで、それ以上はダメとあります。つまり、たいていの痛みは、10日もあれば引っ込むって話で、それ以上続く時は、何か外的要因があるはずだから、そっちを取り除く事で対処しろって話なんだと思います。そういう前提があるから、鎮痛剤ってのは、依存性があっても、一般の薬局で販売されているし、普通に使用されるのです。

 激痛に悩まされている…とは言え、目下のところ、私って不定愁訴なんだよね。原因が分からないんだよね。

 頭痛の原因として…お医者さんには、緊張やストレスじゃない?と言われました。緊張…ってのは、私の場合は違うと思うけれど、ストレスならフルなんだよね。ストレスが頭痛の原因と断言されても、否定できません。

 そもそも私は今年で定年退職で、退職予定なんです。私の職場には継続雇用の道って無いんです。厳密に言えば、全く無いわけじゃないけれど、継続雇用をした場合、役職剥奪の上、お給料は今の3割以下で、ほぼ生活保護レベルのお給料しかもらえません。まあ、世間には“役職定年”というのがあるわけだから、今の役職が無くなることに不満はないけれど、でもいくら何でもお給料が下がりすぎだと思うのです。そんな給料では暮らしていけないわな。つまり、実質的には継続雇用なんて無いわけです。

 それっていくらなんでもヒドイと思うし、私だけならともかく、私の同僚や後輩たちだって、そうなってくるわけなので、これをこのまま放置するのもいけないと思ってます。

 普通、待遇や雇用に関する不満があるなら、労働組合に訴えて、組合を巻き込んで経営者と談判するんだけれど、今の組合はちょっとばかり動きが悪いし、私は管理職で組合は辞めているから、その手の交渉は個人ベースでやらなきゃいけないのだけれど、それが結構なストレスになっています。

 そもそも、今の役職に着いてから、ずっと上司から陰日向なくパワハラを受けていて、それだけでもだいぶシンドイのに、そこへ持ってきて、私を含めた退職者たちの退職後の交渉もしなきゃいけないわけで、ほんとシンドイのです。でも、ここで私が引いてしまったら、後に続く後輩たちの人生だって灰色になってしまうわけで、誰かが変えなきゃいけないのだから…と思って、退職同期(!)の仲間たちと連携しながら、私はアレコレ頑張っているわけです。でも、そうやって頑張れば頑張るほど、パワハラは激しくなるわけだしね。

 そうやって退職者の待遇改善のために戦いつつ、自分の老後のための再就職にも動かなきゃいけないし、退職後の生活のアテも考えなきゃいけません。ほんと大変なんです。

 それでも何とかやって来れたのは、法的な援助をしてくれる人や公的なアドヴァイスをしてくれる人や組織があったからだけれど、それでも矢面に立つのは私なんがら、そりゃあストレスが溜まりまくるのは当然で、だから「ストレスが原因で頭痛が起ってます」って言われると「そりゃあそうだよ、知ってる。たぶん、私はそのパターン」って、勝手に納得しちゃうわけです。

 そうやって、11月の8日(火)と9日(水)をロキソプロフェンに頼りきって乗り越えた私です。

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