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アゴが痛いのです(涙)

 先日、朝起きたら、アゴが痛くなっていました。前夜までは何とも無かったのに、朝目覚めたら、ザムザは虫になっていた…のではなく、すとんはアゴが痛くなっていました(涙)。

 朝食の唐揚げ(私は朝から肉&揚げ物を多量に食べる人です)を食べるにも、クチがうまく動かずに苦労しました。

 クチをきちんと閉じたり、アゴの骨を外してクチを大開きすると、アゴ関節のあたりがボヤーと、しかし強く痛みます。中途半端にクチを開いている分には、鈍痛がするくらいで、どってことないのですが、クチを閉じたり、大開きをすると、強い痛みがジワーンと広がります。

 鈍痛には慣れてしまいますが、やっぱり痛いは痛いので、寒いのに、朝から冷や汗をかき続けました。

 アゴが痛いくらいじゃ仕事は休めないので、頑張って出勤して、職場の医療関係者の方に、相談してみたら、今日一日は様子を見ても良いけれど、翌日になっても、今以上に痛みが強くなるなら、すぐに病院に行かないといけない。もちろん、痛みが引いてしまえば問題は無いし、今のような緩めの痛みが継続するくらいなら、仕事の都合を見ながらでも良いけれど、なるべく早めに病院を受診するのが良いという事だったので、その日は、ひとまず様子を見ることにしました。

 顎関節症の可能性があるので、あんまり悠長に構えていてはいけないそうです。

 そこでさっそく顎関節症なる病気についてネットで調べました。

 基本的には若い女性の病気のようですが、管楽器奏者とオペラ歌手の職業病でもあるそうですね。管楽器奏者とオペラ歌手ですか…ピンポイントで来ますねえ(汗)。

 原因は不明。歯ぎしりが原因とも言われるし(ちなみに私は歯ぎしりしません)、頬杖が原因とも言われるし(頬杖はよくつきます)、あくびが原因とか(あくびは…結構するなあ)、ストレスが原因とも言われます。クチを無理に縦開きにしても起こるそうで、私の場合は、これが直近の原因かもしれません。とにかく、高音を発声しようとして、ここんとこ、むりやりクチを全開していたから…なあ。アゴの関節に過度の負担がかかってしまったようです。

 治療法は無いわけではないけれど、あまり芳しい治療法があるわけでもなく、すっかり治ってしまう人もいれば、持病として長く付き合う人もいるそうです。症状も様々で、ひどくなると、まともにクチが開かなくなり、歌えなくなるのはもちろん、食事も難しくなってくるそうです。

 そんな事になったら、やせてしまうじゃあないか!

 とにかく、ずーっと痛いので、午前のおやつの時間にアスピリンを飲みました。アスピリンには、解熱、鎮痛、消炎の作用がありますが、これら3つの効能に期待して飲んでみたわけですが…これがずばり当たって、昼頃には熱も下がり、痛みを引いて、アゴも少し楽に動くようになりました。昼食以降は、なんとか通常運転できるようになりました。もっとも、クチを閉じる事はさっそくしましたが、クチの全開は…ちょっと怖いので、やめておきました。

 それでも全快したわけではないので「明日は病院かな…」と思い、さらにネットで調べてみると、顎関節症って…歯医者で治療するのが普通みたいですね。ええ? 歯医者なの? 外科じゃないの? アゴの関節が痛いんだから口腔外科かとばかり思ってましたが…口腔外科なら、近所の大病院にあるし、病院自体には何度も手術などでお世話になっているので、行くのは躊躇ないのですが…歯医者って、あんまり行きたくない病院ですよね、だって、歯医者って町医者じゃん。虫歯とか歯槽膿漏とかならともかく、アゴが痛くて歯医者に行くのって…なんかちょっと違う感じがします。

 少なくとも、私の場合、アゴの痛みは、歯のかみ合わせではなく、顎関節の酷使が原因で、顎関節が炎症を起こしているってのは、自分のカラダなので、よく分かってます。なのに…歯医者に行くの? なんか違うよなあ…。

 で、その日の夜はフルートのレッスンだったので、H先生に「アゴが痛いのです」と言ったところ、先生はその症状を尋ねられたので、答えたところ「グルコサミンを飲みなさい。それも国産の高い奴! それで良くなるよ」と言われました。

 グルコサミンって…膝の関節が痛くなった時に飲むサプリですよね。ん? 待てよ? 膝もアゴも、関節って意味じゃ同じか! じゃあ、グルコサミンを飲んで見るか…。

 そんなこんなで、その翌日を迎えたところ、痛みはほぼ収まっていた(良かったなあ…)ので、さらにグルコサミンを飲んで、様子を見ることにしました。

 これで痛みがずっとずっと収まってくれればいいのですが…正直、顎関節症にはなりたくありません。病気が原因で、歌やフルートを止めるのは、ちょっと残念すぎるでしょ? という訳で、グルコサミングルコサミン…。頑張って、グルコサミンを飲み続けるぞぅ。

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コメント

  1. オデ より:

    演奏に影響の出る不具合は辛いですよね。お大事になさって下さい。

  2. アデーレ より:

    口はあごの関節が自由にならないと、いわゆる口を縦に!という動作ができず、。あごの関節はがま口の蝶番のようななっていて、、口は斜め後ろにもっていかないと口を縦に開けられません。
    それがわかったのは随分、後。だから、口を縦、縦と言われても、その訓練をしないとできない筈ですね。で、ただ単に口をあける訓練を3日おきくらいにして、2、3ヶ月かかったでしょうか?最初は顎が痛かったり、だるかったりしてました。あごがだるいって、おかしいよね?人には言えない訓練ですね(笑)しかし、そのことにより、歌唱が格段にアップしましたので、すとん様も気長に頑張ってくださいね(笑)

  3. すとん より:

    オデさん

     歌えなくなるのは、さすがにつらいので、気をつけたいと思います。でも、今は平気なんですよ。ご心配ありがとう。

  4. すとん より:

    アデーレさん

     いきなり張り切り過ぎた…のかもしれません。人間、無理をしちゃダメですよね。いくらクチを大開きにしなきゃいけないからと言って、無理に開けてたら、そりゃあ壊れるって(笑)。自分の限界を見極めつつ、無理する一歩手前までを何度も繰り返して、開閉の自由度を増していくのが、正しい練習方法なんだと思います。

     おっしゃるとおり、気長に頑張ってみたいと思います。ありがとう。

  5. tetsu より:

    こんばんは。

    > 先日、朝起きたら、アゴが痛くなっていました。

    お体、ご自愛ください。
    何か使って痛いのではなくて朝起きたら、というのはザムザではありませんがビックリです。

    > グルコサミンって…膝の関節が痛くなった時に飲むサプリですよね。

    http://www.sciencecomlabo.jp/healthy_food/glucosamine.html
    最低限のことは書かれています。


    日本で中心的に研究されているグルコサミン塩酸塩は、国の「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質」として指定されている。これは「食薬区分」において、医薬品的効果を謳わなければ「食品衛生法」の管理下に置かれるという意味である。

    グルコサミン研究の最大の問題点は、サプリメント市場を意識した研究姿勢と体制である。例えば信頼性のある研究でも、ごく軽度の変形性膝関節症の治療効果においてのみ若干有効性のあるというレビューは発表されているが、それを重度の変形性膝関節症の治療や予防効果、そして他の関節症にまで効果範囲を広げて主張しているのが現在の多くのグルコサミン言説である。

    とてもわかりにくい日本語ですが、医薬品ではないサプリメントは役に立たない、と読んで十分です。

  6. すとん より:

    tetsuさん

     つまりはプラシボって事っすね。了解。とりあえず、今あるヤツは“アゴに効く”と信じて飲み続ける事にします。その後は、お財布を開く必要はなし…と。まあ、消炎剤と良質なタンパク質の摂取の方が効き目があるって事っすかね。

     情報、サンクスです。

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