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「クラヲタに100の質問」に答えてみたよ その4

 さあ、ラストスパートだ。がんばるぞ!

【音楽家編】

Q70. あなたのおすすめの演奏家(含む歌手)を教えてください。

 諸岡由美子さん。チェロ奏者さんです。いいよ、実に。

Q71. 世界一のオーケストラは、ずばりどこ?

 オーケストラには特別な興味がないなあ…。

 それにだいたい、世界一のオーケストラを決めるためには、世界中のオーケストラを生で一通り聞いてみないとね。そんな人、レコード会社のプロデューサーとか、プロの音楽評論家とかではない限り、無理だし不可能じゃないかな? 所詮素人であるクラヲタが「世界一のオーケストラ」なんて決められないでしょう。決められるとしても「私が一番好きなオーケストラ」程度のことサ、所詮。

Q72. 日本のオーケストラに何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のオケに対してでも可

 いや、別に。皆さん、クラシック音楽の普及のために頑張ってください。

Q73. N響の次期音楽監督は誰になってほしいですか?

 すいません、興味ありません。

Q74. あの世から一日だけ生き返ってくれる音楽家がいたら、誰に生き返ってほしい?

 全盛期の状態で生き返って、私の目の前で無料コンサートをやってくれるという話なら、マリオ・デル・モナコさん。黄金のトランペットと言われた、テノールをぜひ生で聞いてみたいです。

Q75. 競演してみたい演奏家を教えてください。

 競演って…私はプロの演奏家じゃないよ。

Q76. 弟子に入ってみたい音楽家を教えてください。

 弟子って、内弟子という意味なら、本業がありますので、どなたであれ、ご遠慮申し上げます。単なる“生徒さん”程度の意味なら、現在のキング先生と笛先生の両先生に満足していますので、他の方は結構です。

Q77. あなたの知っている音楽家の笑い話を教えてください。また聞きでも可。

 名前は言いませんが、ある有名なテノール歌手が若い時に、リハーサルの時に素晴らしい歌唱を披露し、楽屋に戻っても、その美声で直前の練習に余念がなかったそうですが、そのせいか、本番は声を使い切ってしまい、ボロボロだったそうです。笑い話というよりも怪談話の類ですが…。この話は、ある指揮者の方から聞きました。本当かどうか分からないので、名前は伏せておきました。

Q78. あなたの知り合いに音楽を職業にしているプロの方はいますか?(名前はあげなくていいです)

 もちろん、数名おりますが…。

Q79. 音楽の教科書にのっている音楽家の肖像画に落書きしたことありますか?

 ありません。教科書に落書きなんて、授業に集中していない人間のすることですね。私は学生時代、結構真剣に授業を受けてました。授業で習った事はすべて授業中に理解するつもりでいましたので(だから、家での予習復習はほとんどしませんでした)。

Q80. J・S・バッハに何人子供がいたか知ってます?

 たくさん。その程度しか知りません。音楽家の子どもの数には興味ありませんので。

Q81. ブラインドテストで演奏家の違いを聞き分けることが出来(ると思い)ますか?

 生演奏で、よく知っている歌手なら、まず間違えないと思います。

【いろいろ編】

Q82. お宅のオーディオ環境を教えてください

 DVDプレイヤーを、普通にオーディオ用のプリメインアンプに接続しています。スピーカーは知り合いのバリトン歌手さんのお薦めのものにしました(声の再生は、スピーカーを選ぶそうなので…)。そんなに高価なシステムではありません。

Q83. CD以外の音楽メディアとしては何をお持ちですか?

 iPod。あと、昔ながらのLPレコードと、昔録音したカセットテープです。

Q84. CD・LP、楽譜、楽器以外に集めている音楽関連グッズって何かあります?

 コレクターではありませんので、特別に集めているものはありません。

Q85. ではここで一つ持ち物自慢をどうぞ!(誰それのサインを持ってるとか、幻のレコードを持ってるとか)

 コレクターではありませんので、特にありません。

Q86. 通勤通学時もクラシック聞いてます?

 はい、一応。

Q87. クラシックのMIDIについてどう思われますか?

 聞きたいことがよく分かりませんが、好き好きではないでしょうか? でも今時、MIDIですか? MP3ファイルぐらいにしておきましょうよ。

Q88. あなたの知っているクラシック替え歌を教えてください。

 アイ・ネ・クライ・ネ、ナ・ハ・ト・ム・ジーク(モーツァルト作曲、アイネクライネナハトムジークの冒頭の旋律に合わせて歌う)

Q89. あなたの印象に残っている音楽マンガ・小説・映画を教えてください。

 のだめ。たぶん日本人のほとんどが、まずこの作品をあげるんじゃないの? ここで別の作品をあげる人は、おそらく“へそ曲がり”か“あまのじゃく”だと思う。あるいは、モノを知らない、エセなクラヲタでしょ。

 落ち着いてじっくり考えてみると映画の「アマデウス」とか「カストラート」とか「永遠のマリア・カラス」とかも、やはり強い印象を残しています。

 通っぽいところで言えば、ゼッフィレッリ監督の一連のオペラ映画はいいね。個人的には「道化師」がやはりハズせないかな?

Q90. 突然ですが、日本人であるあなたが西洋の伝統音楽であるクラシック音楽を聴くということに、何か疑問を感じたことはありますか?

 いつも感じてますよ。でも好きなんだから仕方ないですね。

Q91. 学生時代(小中高大)の音楽の授業で印象に残っている出来事を教えてください。

 さっきも書きましたが、中学生の時に、お琴を習いました。

Q92. では学校時代の音楽の成績、良かったですか?正直にお答えキボンヌ

 音楽に限らず、学校の成績はいつも良かったですよ。

Q93. クラヲタなのにやってしまったこっ恥ずかしいエピソード、あったらここでカミングアウトしてください。

 すいません、恥ずかしいという感覚が少々希薄なので、思い当たりません。

Q94. それではクラヲタでよかったと思った体験はありますか?

 別に、クラヲタであることに、さほどのアイデンティティーを置いていないので、良くもなければ、悪くもないです。

Q95. 逆に最もひどかった体験は?

 Q94の回答と同じです。

Q96. 尊敬するクラヲタいたらどんな人か教えてください。

 クラヲタという人種は、同類を激しく嫌うものではないでしょうか?

Q97. 音楽がなくても生きていけますか、或いはその自信がありますか。

 音楽がなくても…という設定がよく分かりません。CDなどの音楽再生機がなく、コンサートにもいけないという状態であっても、気が向けば、自分で歌ってしまうので、音楽がない生活などありえませんね。

Q98. 奥様(彼女)/旦那様(彼氏)から「あたしとクラシック音楽と、どっちがだいじなのっ!」と迫られたら、なんと答えますか?

 その質問を口にした段階で、彼女に幻滅しますね。人への愛情と趣味を天秤にかけるという価値観が気に入りません。

Q99. ズバリあなたにとってクラシック音楽とは何ですか?

 趣味です。しかし「たかが趣味、されど趣味」です。趣味を馬鹿にしてはいけません。

Q100. お疲れさまでした。最後に一言物申してください。

 音楽は“美”であって“知識”ではありません。そこんところを勘違いしないように>若いクラヲタ諸君

 あ、あと、クラシック音楽って、交響曲しかないわけじゃないよ。クラヲタを自称するなら、交響曲や管弦楽曲などのオーケストラ曲以外にも、室内楽や宗教曲や声楽曲やオペラも楽しまないとね。特に作曲家たちは自分たちの最良の部分を宗教曲やオペラで表明しているわけだから、これらの分野を楽しまないと、本当の意味で、西洋古典音楽に触れたことにはならないと思います。

 ふへ~、やっと終わりました。100の質問。お疲れさまっす>自分。

 これで今年の年末年始進行は終りです。明日から、通常運転に戻ります。まずは、昨年末に行なった、フルート試奏レポートをアップする予定です。乞ご期待。

コメント

  1. まきりん より:

    100のお答え、お疲れ様でした。
    私、オタクになれそうもありませーん。
    明日はフルートのレポなんですね。楽しみにしています。

  2. 橘深雪 より:

    これだけきっちり答えていたら、ものすごく疲れた事でしょう。ご苦労様でした。でも、読んでいるほうはとても面白いですよ。

  3. すとん より:

    >まきりんさん

     はい、100の質問に答えたら、だいぶ疲れました。これなら、普通に記事を書いていた方が、よっぽど楽でした(笑)。途中でやめちゃおうかと思ったことも…(笑)。

     フルート試奏レポートは、今回は3回連続の予定です。たぶんこれからも東京に行って、楽器屋さん巡りをするたびにフルートの試奏をしそうな気(何気にオヤジギャグをはさむ)がするので、今までのと合わせて、新しいカテゴリー「楽器屋巡りとフルート試奏」を作っちゃいました。これは書く方も楽しいし、多くの方が読んでくださるので、カテゴリー独立もいいかな…と思いました。

  4. すとん より:

    >橘さん

     ブログの記事を読んでいただいて、喜んでもらえるとうれしいです。ありがとう。

     ブログは基本的に、自分のための日記&文章修行の場(?)と考えているので「他人に読んでもらえなくてもかまわない」というスタンスでやってますが、それでもやはり、読む人がいて、よろこんでくれる人がいると、天に昇っちゃいそうな気分になります。

     現金な奴ですね。

  5. YOSHIE より:

    はっ!!( ̄□ ̄;)!!
    そうだ、私は由美子さんをたどってこちらに行き着いたのでした…いやいや〜、すっかりはまってしまいました(エッセイが好き、というかエッセイ系しか目が受け付けないです。余談;小林聡美さんのエッセイ(本)もオモロイです・・・口述筆記?なとこがすとんさんみたい)由美さんを《ゆみぴょん》って呼べるすとんさん・・・(いや、私も呼べばいいのか・・・みぢかじゃないんですけど)。私がものすごく面白いと思うブログは、あとバイオリニストのちさ子さんです。よく休むけど。由美さんはほんわかしてますね。

  6. すとん より:

    >YOSHIEさん

     私だって諸岡さんのことを「ゆみぴょんさん」とは呼びますが「ゆみぴょん」とは呼べません。それはさすがに、恐れ多いです(笑)。

     ゆみぴょんさんとは、お互いのブログでの交流があるんですよ。だから、ブログの知り合いって感じです。あと、リアルでちょっとだけ妻と息子がお世話になった(なる)くらいです。

     チェロ奏者さんとしてのゆみぴょんさんは、本当にすごいと思う。私は彼女の深々としたチェロが大好き。ブーンと響きながらも周りの空気と一体化する、あのチェロが大好き。その音色に載せて奏でられる音楽も好き。全く、理屈抜きで好きだから、困ったものです。

     そんな素敵なゆみぴょんさんに伴奏してもらえる息子君は、我が子ながら、実にうらやましいです。

     だから、ブログがメロちゃんの写真ばかりでも勘弁してます(笑)。かわいいよね、あのワンちゃん(はぁと)。

  7. YOSHIE より:

    どもデス・・・はい『ゆみぴょんさん』で訂正です。・・・そして「うわぁ〜、すとんさん」って!羨ましすぎですヨ・・・
    (≧ε≦;)>ナンチュウフルイスマイリ〜(&ブログの趣旨から離れた※ですみません、いつもながら)

  8. すとん より:

    >YOSHIEさん

     いえいえ、うらやましいのは私じゃなくて、私の息子君の方です。先日もブログで「10月のコンサートよろしく」って言われていたのは、私ではなく、息子君の方です。息子君が所属する合唱団はよく彼女と共演するんですよ。でも私は一度も彼女と共演したことはないのです、てへへ。ね、うらやましいでしょ。

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