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とても疲れていましたが、レッスンには行きました

 最近は、とても疲れています。秋は仕事が忙しいです。ストレスに負けて、体に負担がかかってます。時折「過労死」という言葉が頭をよぎります。

 あんまり疲れすぎて、フルートのレッスンに行くのがイヤになりました。あんなに好きなフルートなのに、あんなに楽しみにしていたレッスンなのに…。

 でも、行きました。行きたくなくても、体にムチ打ってでも行っちゃうところが、オジサンだよなあ…。

 レッスンに行ったら、さっそく先生と前のレッスン生の方に、心配されてしまいました。一目で分かるほど、ボロボロだったようです。なにしろ、目は充血して真っ赤、声は軽く一オクターブ低くなってましたから。

 さすがに今回はヤバかったです。演奏中に意識飛びました。一瞬、自分がどこにいるのか、何をしているのか、分からなくなりました。いやあ、やばいやばい。あ、そうそう。人って、意識が飛んだからと言って、すぐに倒れたりするわけではないんですねえ…。さすがに演奏は止まりますけれど…。いやはや、何とも。

 今回のレッスンは、集中力の有無なんてレベルの問題ではありません。なにしろ意識を保っているのが、やっとでしたから。

 今回学びました。人は疲れると、呼吸がとても浅くなります。ブレスがほとんど持ちません。人は疲れると、体のあっちこっちがケイレンします。フルート吹いているのに、指はもちろんですが、クチビルやらマブタやらがケイレンし始めた時は、さすがにマズいと思いました。シャレになりませんね。

 そんな絶不調の中、なんと、アルテの5課が終了いたしました。5課の練習を始めた時は、5課は何年たっても終了できないかも…と暗い気持ちになった箇所ですが、無事に終了です。何と言っても、楽譜どおりのテンポで間違いなく、(元気なら)心に余裕を持って演奏できるようになりました。練習ってやるものですね。あれだけ廻らなかった指もなんとかなりましたし、デコボコだった音も、オマケでしょうが、とりあえずOKをいただきました。

 よっしゃー、次は6課だー!  …って、6課も真ん中すぎると、またテンポが速くて指が追いつかないところがある…。しかし、今回のことで分かりました。最初はテンポが速くて指が追いつかなくても、練習を重ねて行けば、必ず指が追いつくようになって事。そう信じて、6課も頑張ってゆきましょう。

 ファイト、ファイト。

 しかし、ストレスで体が負けている時は、やはりレッスンを休んだ方が良いかもしれませんね。この辺が、社会人の習い事のネックだよなあ。仕事が忙しくて、練習時間が確保できない、いつもヘトヘトに疲れている、世の中の様々なつきあいのわずらわしさに関わらざるを得ない…。頑張れー、社会人。

 私、レッスンのあと、どうやって家に帰ったか、覚えてませんもの。やばいなあ…。

コメント

  1. くろねこ より:

    うわぁ、頑張りましたね。
    ケイレン・・・でますよね~。
    私も下瞼がよくケイレンします(^^;
    口がケイレン起したら、吹けないですよね。
    収まるまでしばらくかかるし、それは困るなぁ。
    仕事中や家にいる時、眠さで良く意識が飛びますが、
    レッスン中はまだ大丈夫です。
    すとんさんほどの極限状態ではないということかな~。
    あまり無理せず、チャンスを見つけたら少しでも休んでくださいね。

  2. かをり より:

    私は 田舎住まいなのでレッスンの往復に時間が掛かります。疲れていて 思うように練習が出来なかった時 休んでしまいまたい時は この往復時間がかなりキツいです。レッスン中 意識がとぶ…よくあります。やったはずのことを何も覚えてなくて 次の時に 全部やり直してもらったことも何回かあります。オーケストラの本番も体調が悪かろうが 仕事が忙しかろうが 団の演奏には関係ありません。音楽って自分をコントロール出来ない私のようなヒトは 近寄ってはいけないなぁと つくづく思います。

  3. すとん より:

    >くろねこさん

     今週を乗り切ると、たぶん楽になるかな…って思ってます。先週から今週の二週間が仕事のピークなんで(汗)。この前の週末には、息子君のデビュー演奏会(バッハの「マニフィカート」とペルゴレージの「スタバト・マーテル」を合唱団員として歌ったようです)がありましたが、仕事が忙しくて、どーーーしても顔を出せず、ダメオヤジぶりを発揮しました。

     もっとも、無理して行っても、会場で居眠りをするだけだから、仕事をしているだけマシという話もあるけど…。私の代わりに爺様がお出ましになったのですが、ご満悦だったそうで、まあ良い親孝行になったかな…と自画自賛することにしました。

     自分でコントロールできる範囲なら、どーにかするのだけれど、他人に合わせて仕事をするのは、やっぱり疲れます。あと一週間、なんとか乗り切ろう!

  4. はじめまして、
    路上フルーティストのけんちゃんと申します。
    アルテの5課、卒業おめでとうございます。
    アルテって5課と8課で急にレベルが上がりますよね。
    僕も、最初絶望しましたww

    いまだに、月に1回は、お休みの日に、アルテを
    最初から最後まで、丁寧にさらう!
    という作業をやっています。
    毎回、こんなに難しかったっけ~?
    と驚きます。
    素敵な音楽が、もっともっと広がるようになると素敵ですね。

  5. すとん より:

    >かをりさん

     レッスンの往復に時間がかかるのは、つらいですね。私は幸いにも、家とレッスン場の距離が徒歩10~15分程度(当然徒歩移動)ですから、疲れていても、意識が少々危なっかしくても、何とか家までたどり着けます。車で移動なら、絶対にアウトですね。

    >音楽って自分をコントロール出来ない私のようなヒトは 近寄ってはいけないなぁと つくづく思います。

     いえいえ、それは違うと思いますよ。もちろん、自己管理もしっかりして、いつでもどこでも万全な体調を整えられるのが理想というものですが、アマチュアの場合は、悲しいかな、本業というか、生業というものがあります。「生活をきちんとする」がまず第一で、趣味は二番目に来ます。一生懸命、生きていれば疲れますし、体調だって崩します。それは仕方のないことです。そんな中でも継続してゆくのが、大人の趣味というものです。

     趣味を優先して、生活がグダグダになってしまっては、大人として、社会人として、おかしいでしょう? そう、だから、大人の趣味って、厳しいものなんだと思います。

     多少しんどくても、人生の有限性に気がつかざるを得ない大人なんですから、一回一回のレッスンなり、本番なりを、しっかりと味わっていきましょうよ、少々調子が悪くても、ファイトで乗り越えてサ(笑)。

  6. すとん より:

    >路上フルーティストのけんちゃんさん、いらっしゃいませ。

     ブログは時折、拝見させていただいてます。

     アルテは5課と8課で急激なレベルアップですか…。次は8課なんですね。おお、今からちょっと身震いが…。

     さっそく8課のページをめくると、その直前の7課の最後に「ここまでは準備練習であり…」とありました。なんですと、7課までは準備練習! おお! まだちゃんとした練習ではなかったわけですね! うひゃー!! 

     とにかく、見なかったことにして、目の前のハエ(6課)を追い払うことにしました。さあ、頑張るぞっと。

  7. まきりん より:

    す、す、すとんさん…

    今日の体調はいかがですか?
    私は疲労がピークになったときには耳鳴りがして
    右の耳が聞こえなくなりました。
    レッスンをお休みしたくない気持ちはわかります。
    月2回なら、なおさらですよね…
    くれぐれも無理なさらぬように…
    アゲハちゃんはすとんさのこと、いつでも待ってますよん。

  8. すとん より:

    >まきりんさん、ご心配ありがとうございます。

     今日の体調ですか? 今日もいっぱい働きましたよ。たぶん一日で三日分くらい働きました。気持ちはHiですよ、ハイハイハ~イって感じ? 体は全然ついてきません。まあ、そんなもんです。

     私の仕事は、時間的にはそんなに長くない(だから笛も吹けるし、歌も歌える)のですが、精神エネルギーを大量に必要とする仕事なので、時折、脳味噌が暴走します。知恵熱なんて、簡単に出しちゃうんだから(はーと)。とりあえず今日のところは、臨界点のギリギリ下をヒヤヒヤしながら飛んでいる状態でしょうか?

     アゲハは今日はからっきし鳴りませんでした。でもいいんです、フルートは。しんどいのは声楽の方。具体的に書くと引かれるのでやめますが、結構大変なことになっちゃいます。

     でも、仕事のヤマは今週いっぱいの予定なので、なんとか一週間、だましだまし生きていくつもりです。

  9. Homeward Bound より:

    すとんさんへ

    私は、ストレスと過労のためにやはり体がガタガタになり、さらに練習ができなくなり、レッスンを中断、といおうか、1年半もブランクだと、レッスンは「止めてしまった」のと同じかもしれません。

    日曜日の朝に先生の自宅でレッスンだったものですから、休日の朝に起き上がれなくて・・・・・・

    しかし、今は猛烈に運動、ランニングですっかり健康は取り戻し、以前よりも体力はつきましたが、今度は運動の時間でフルートの練習時間が取れなくなってしまったというジレンマ。

    少し様子見です。師匠とはコンサートに行くなどして、顔をなんとかつないでいますが。

    すとんさん、くれぐれもお気をつけ下さい。自分の体をご自愛ください。

  10. すとん より:

    >Homeward Boundさん

     健康と運動と音楽の練習の関係…。いやあ、分かります。一日が24時間なのが、実にうらめしいですね。

     私も、歌とフルートを始める前は、毎日2~3時間のトレーニングをしていました。私は走るのではなく、もっぱら筋肉増量系の運動(笑)。今の数倍、健康でしたし、体力ありましたし、何と言っても体重が20㎏少なかったです。

     運動を始めた理由は、やはり健康問題。このままでは死んでしまうと思ったので、始めました。健康問題が発端だったので、ひとまずの健康が確保されたところで、フェードアウトし、いつの間にか運動の時間が音楽のレッスンの時間に変わってしまいました。

     別にトレーニングがイヤなのではないのです。いやむしろ、トレーニングは大好き。今でも毎日やりたいのですが、いかんせん時間が…。今は歌って笛吹いて…という生活を優先してます。

     おそらく運動を再開する日が音楽を中断する日になるのだと思います。両立させるためには…仕事を引退するしかないでしょうが、それはまだしばらく先の話だし、経済的には年金生活に突入するまでは無理でしょうね。

     お互い、仕事と趣味と健康と、うまくバランスをとっていきましょう。

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