記録のために、年末に家族で千葉に遊びに行ってきた話を書きます。
昨年の私は、年末付近に骨折してしまい(と言っても、軽症ですが)、それで遠出は出来ないなあ。今年の正月はおとなしくするしかないなあ…と諦めていたのですが、妻がバス旅行を提案してきました。バス旅行なら、ほぼバスに座ったままのはずなので、足に不安があっても平気かな?と思って、OKを出して、千葉方面に妻と息子君を連れて、家族でバス旅行をしてきました。
バスの集合場所は…新宿でした。なんか、むちゃくちゃ朝が早かったです。普段の仕事の時のように、夜明け前に家を出発しました。で、行きの電車の中で日の出を拝み、新宿に到着です。
特にトラブルもなく、バスに乗ったら、一番後ろの座席でした。それは良いのですが、私の前の先のオッサンがリクライニングシートを倒していて、なんか狭くて、嫌でした。一言「背もたれ倒していいですか?」と聞いてくれたら、快く受け入れたものを、無言で倒してくるわけで、なんか文句の一つも言いたい気分でしたが、そこはグッと文句を飲み込みました。日本人ですから(涙)。
で、バスは新宿を出発し、アクアラインに入って、海ほたるで最初の休憩を取りました。海ほたるは…東京湾でした(笑)。土産物屋で売っていたワカメの試食をして、ワカメではなく、味付けをしているポン酢が美味しかったので、ポン酢を自家用に買いました。これで、お鍋が美味しくいただけます(実際、メッチャ美味しくなりました)。
海ほたるを出て、房総半島に入って、しばらく南下し、途中でトイレ休憩と称して土産物屋に寄り、自家用の海苔餅と車内で食べる用のビワゼリーを買いました。海苔餅なんて、別に珍しくもなんともないと…私は思っていましたが、妻も息子君も見た事がないというので、購入しました。海苔餅というのは、海苔を練り込んだ、ただの餅です。普通に緑色をした餅で、湘南地方では昔から普通に食べてました(ま、海苔羊羹なんてお土産もあるくらいですから、海苔餅なんて、当たり前も当たり前なんです)。で、後日焼いて食べましたが…別に普通の海苔餅でした(笑)。ほんのり塩味が付いているし、海苔の風味もするので、ただ焼くだけで美味しくいただきました。
閑話休題。トイレ休憩から、ほんの10分ぐらい走って、昼食会場に到着し、早めのお昼ご飯を食べました。どうやら、土産物屋と昼食会場は同じ業者さんで、土産物屋の方は、個人客向けの食事は提供しているけれど、団体さん向けは別の場所で行っていて、団体さん向けの食事場所は、食事場所に特化しているので土産物は販売していない…というわけで、先に土産物屋で買い物をさせてから、昼食という段取りになっていたようです。
バス旅行とは(大人の事情もあるのでしょうが)土産物屋を巡るツアーでもあるわけです。
昼食は11時ぐらいで(本当に早い昼飯です)、メニューは“浜焼き食べ放題”でした。
バイキング形式になっていて、貝類と刺し身と魚類と肉類とスイーツ類を欲しいだけ取ってきて、食卓に設置してある焼き網で焼いて食べるというやり方でした。飲み物は、ソフトドリンク飲み放題(アルコールは別払いです)なので、私は冷たい緑茶をガッパガッパ飲みました。
食べ放題の貝類は、ホタテとサザエと白ハマグリでした。白ハマグリってのは、ハマグリではなく、ホンビノス貝であって、最近は食品偽装にうるさいので、食堂の方から「この白ハマグリはハマグリではなく、ホンビノス貝ですよ」と最初にアナウンスがありました。で、この白ハマグリがめっちゃ美味しんですよ。
好みもあるけれど、私は本物のハマグリよりも白ハマグリの方が好きだな。そもそも、ホタテはあまり好きではないし、サザエに関しては、むしろ嫌い(だって苦いじゃん)なので、白ハマグリばかりを焼いて食べました。たぶん、その数、20個前後(笑)。時間に余裕があったら、もっと食べていたなあ。白ハマグリは、ハマグリほど大きくなく食べやすいサイズです。味に関しては、ハマグリとはかなり違いますが、旨味そのものは濃い目で苦味は少なめだと思います。なので、見かけはハマグリに似てますが、味はハマグリとは全然違います。吸い物にするならハマグリだけれど、焼いて食べるなら、白ハマグリかなって個人的には思いました。ハマグリと名乗ってますが、味的には極上のアサリを食べているような感じです(分かるかな?)。
刺し身の中に、クジラの刺し身があって、これが臭みが全く無くて、上等なクジラだったので、たらふくいただきました。それにしても、食べて感じるのは、クジラは魚類ではなく、やはり哺乳類だなって事です。食べた感じは、上等な馬肉って感じかな? そう言えば、馬肉も最近、食べてないなあ…。寿司飯がたくさん用意されていたので、刺し身は海鮮丼にしていただきました。
魚類は、カマスとシシャモでした…とは言え、シシャモは普通にスーパーで“シシャモ”と言って売られているカペリンでした。本物のシシャモは北海道のむかわで食べましたが、カペリンとはかなり違う魚なんですよね。シシャモとカペリンは、顔が全然違うので、ちょっと見るだけで違いが分かります。だいたい、本物のシシャモは今や高級魚ですから、こんな食べ放題に出てくるはずもないし…ねえ。ちなみに、シシャモとカペリンは、味が違いますが、そこは好き好きですし、カペリンも十分に美味しい魚なので、私的には文句はありませんが、昨今食品偽装もあるので、カペリンをシシャモって呼んじゃあマズくないのかな…って感じかな。
で、カペリンも良いのですが、私的はカマスが美味かったですよ。カマス、グッジョブっす。
で、白ハマグリを食べて、海鮮丼を食べて、たまにカマスを食べて…とやっていましたので、肉類はほとんど食べませんでした。おそらく、この肉類は、魚介類が苦手なのに、うっかりこの食堂にやってきてしまった人のために用意されているものでしょうから、私は食べる必要はないなあ…と考えて手を出しませんでした。実際、ツアー客の中には、肉ばかり焼いて食べている人がいましたからね。おそらく、あの人は魚介が苦手なんでしょうね。
スイーツに関しても、白ハマグリを食べるのに忙しかったので、杏仁豆腐を食べたくらいで、その他のモノには手が出せませんでした。ああ、食事時間が短いのが悔しいです。
白ハマグリことホンビノス貝、サイコー!
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