私が住んでいる湘南は神奈川県にありまして、麺類系の飲食店と言えば、圧倒的にラーメン屋だったりします。ラーメン専門店はもちろん、中華飯店であったり、一般食堂(ただしメインメニューはラーメン)であったりはしますが、我々が通常「ラーメン屋」と呼んでいる店ばかりであって、たまにそば屋があって、たまにたまにスパゲッティを出してくるイタ飯屋があって、駅周辺などにわずかながらのうどん屋やちゃんぽん屋があります。
つまり勢力的には…
ラーメン屋>>>>>そば屋>=イタ飯屋>>>うどん屋=ちゃんぽん屋
…って感じでしょうか? それくらい、あっちこっちにラーメン屋ばかりがあります。昔ながらの中華そばを出しているところもあれば、今風の家系ラーメン屋だってあります。チェーン店もあれば、地元密着型の頑固おやじの店もあります。いわゆる“ラーメン激戦区”と言われる地域ほどではありませんが、かなり多くのラーメン屋があります。
なぜ、こんなにラーメン屋ばかりなのか…と考えてみました。
単純に言っちゃえば、湘南の人間はラーメンが好き…なんだと思います。これは湘南の人間に限らず、神奈川県の人間全般に言えるかもしれません。なにしろ、日本一の中華街がある県ですから、県民性としてラーメンが好きなのかもしれません。
湘南は関東地方にあるわけですから、当然、うどん文化圏の外の地方ですから、うどん屋が少ないのは、ある意味、当然です。そば屋やイタ飯屋がラーメン屋と較べて少ないのは…やはり、ちょっぴり地方だからかもしれません。そばとかイタ飯とかって、やっぱり都会の食事ってイメージだもの。かっこいいじゃん。
そばは、なんか渋い感じがするし、昔っからの都会で食べられるものってイメージがあります。イタ飯はバブルあたりからこっちの、小洒落た街で食べられてる女子向けのランチ…みたいなかんじでしょ? 海と太陽の街、湘南のイメージじゃないよね。だいたい、海の家でラーメンは食べられるけれど、そばとかスパゲッティとかは…無い無い(笑)。
あ、最近の海の家の二大メニューと言えば、ラーメンとロコモコなんだな。そう、ロコモコ。都会じゃロコモコってオシャレな食事のようだけれど、湘南だと割に普通にあるんだよね。海の家に限らず、海岸近辺の食堂だと何気にメニューに入っているんだよね。ロコモコは、ちょっぴりおしゃれでハワイアンなメニューじゃない? アロハを普段着にしている人が多い湘南だと、そういうハワイアンな感じって日常なんだよね。
と言う訳で話を戻すと、ラーメンとそばでは、ラーメンが好き…と言うか、ごく普通に日常的にラーメンを食べる生活をしている私でした。これはたぶん、湘南在住という地域性が大きく関係しているような気がします。
だって、讃岐に住んでいたら、うどんばかり食べるでしょ? 長野に住んでいたら、そばばかり食べるでしょ? ミラノに住んでいたら、スパゲッティばかり食べるでしょ? つまり、そんなモンなんだと思います。
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