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すとん前史 その1

 さて、2017年最初の連載を開始します。今回は趣向を変えて、私の昔話を連載したいと思います。

 私は昭和のごく普通の貧しい家に生まれ育ちました。当時世間には、すでにテレビはありましたし、歌番組も全盛だったし、子供向けの教育番組も豊富な時代で、街には音楽があふれていた明るい時代でしたから、自宅にはテレビもラジオをなかったけれど、童謡唱歌流行歌を問わず、多くの楽曲を耳にしていたと思います。

 思い起こしてみると、私が音楽に触れた最初の思い出は…いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」だったかもしれません。もちろん、他にもたくさんの曲を聞いていました。自宅にテレビは無くとも、たくさんの流行歌を何となく耳にしていたはずです。学校でも音楽の授業はありましたし、多くの曲を習ったはずなのに、それらはさっぱり記憶になく、私の中で一番古い思い出の音楽と言うと、やっぱり「ブルー・ライト・ヨコハマ」だったりします。

 どんな曲かと言うと、こんな感じの曲です。音源の音量がちょっと小さいのと、曲が途中で切られているのが残念です。

 当時の大ヒット曲ですね。それにしても、若い頃のいしだあゆみは、ほんと美人だな。

 たぶん、小学校の中学年ぐらいの時かな? 小遣い貯めて、中古のラジオ付きレコードプレイヤーをタダみたいな値段で購入してからは、よくラジオを聞き、気に入った曲は頑張ってドーナツ盤を購入しました。

 ドーナツ盤って分かりますか? 分からない人は…適当に画像検索でもかけてググって下さい(笑)。

 その頃、ドーナツ盤を購入したのは、ジュリーこと沢田研二とアグネス・チャン。フィンガー5も流行ったね。沢田研二とアグネス・チャンは、いまやすっかりサヨクの人になってしまい、残念です。フィンガー5は、芸能界を引退して、今は不動産屋さんとか建築会社とかに勤務しているんじゃなかったっけ? というわけで、フィンガー5の「学園天国」です。この後に色々な歌手がカバーしているけれど、これが原曲でありオリジナルなんだな。

 サビの晃君のボーイソプラノは、今でもかっこいいよなあ…。

 そんな流行歌にどっぷりつかっていたのが、私の子ども時代だったのです。

 ちなみに楽器演奏の方は…と言うと、この頃の私には、そんなに特筆するような事はないでしたね。小学校1年の時に、学校で単音ハーモニカを習い、2年生の時に複音ハーモニカを買ってもらえず、単音ハーモニカで♯♭を無視して演奏し、3年生にリコーダーを習い、4年生にアルトリコーダーを買ってもらえず、ソプラノリコーダーでアルトリコーダーのパートを吹くという出たらめな事をやってました。あと、3年生から5年生まで鼓笛隊でスネアドラム叩いてました。それくらいだな、楽器経験って呼べるのは。

P.S. そう言えば、ほとんど童謡唱歌の類には無関心だった私でしたが、この曲だけはなんだか無性に好きでした。

 『サッちゃん』です。なんか、子ども心にモノ寂しい感じが刺さったんでしょうね。

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コメント

  1. mee より:

    わっ[E:#x1F4A6]時代背景が一緒[E:shine]

  2. すとん より:

    meeさん

     時代背景が一緒なら、時代の流れと私の成長のカラミの話が続きますので、まだしばらくは楽しめますよん。

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