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今年[2016年]見た映画 その4

 さて、今回で映画の感想連載も終わりです。頑張っていきましょう。

31)メトロポリタン歌劇場ライブビューイング「連隊の娘」

 こちらに記事を書きましたので、よろしく。

32)聲の形

 京都アニメーション製作のアニメ映画です。テレビアニメの映画化ではなく、最初っから劇場映画として製作されました。その話を最初に聞いた時には「ああ、残念だな。テレビでやればいいのに…」と思いましたが、実際に見てみて納得です。この物語は、最初から最後まで一気に見せないといけないタイプの物語であって、だから映画という媒体がアニメとしては適している…と思いました。つまり、毎週30分のTVアニメにしたら、途中で脱落してしまう人が続出してしまうだろうし、それは製作者(ってか、ストーリーテラー)の本意ではないでしょう。

 普通に良い映画だと思います。誰の心にもチクッと刺さるタイプの映画です。もしも『君の名は。』がなければ、今年ナンバーワンのアニメ映画として君臨したんじゃないかな? でも実際は『君の名は。』で、すっかりかすんじゃいました。返す返すも運が無いです。

 この原作は、実写でも映画化はできたろうけれど、これを実写化して生身の俳優さんたちに演じられたら、痛くて痛くて仕方ないかも…そういう意味ではアニメで製作した事で、痛みが軽減され、ストーリーが直に心に入ってくるんだと思います。

 良い映画ですよ。ほんと、良い映画です。それにしても、京アニって、すごいアニメ会社だね。スタジオジブリ無き現在、事実上、ここが日本のアニメを牽引しているんだろうなあ…って思います。

33)メトロポリタン歌劇場ライブビューイング「ヴェルテル」

 こちらに記事を書きましたので、よろしく。

34)君の名は。

 今年ナンバーワンの映画です。まさかまだこの映画を見ていない人は…いないですよね。もしもいたなら、ぜひ映画館で見ましょう。

 え? 「そのうちテレビでやるから、それでいいじゃん」 でも、このアニメって、とても画面が美しいのですよ。大型4Kテレビをかぶりつきで見るならともかく、普通の家庭用のテレビで見るなら、劇場の大画面で見た方がいいですよ。ため息が出るくらいに、美しいアニメです。特に背景が美しい。実写よりもカラフルで美しいです。

 しかし、これだけ作品がヒットしてしまう(日本アニメ歴代2位)と、監督としては、次作へのプレッシャーが半端ないでしょうね。大変だね。

35)超高速!参勤交代 リターンズ

 ヒットした『超高速!参勤交代』の続編というか、帰り道です(笑)。正直言っちゃうと「行ったきりでよかったんじゃないの?」って気がします。

36)言の葉の庭

 『君の名は。』の監督である新海誠氏の前作です。『君の名は。』のヒットに伴い、リバイバル上映されましたので見てきました。

 『君の名は。』とは全然違っていて、まるで同人映画のような仕上がりです。これはヒットしないわ~。でも、新海監督の特徴はすでによく出ていて、美しい背景と、意味深なセリフ回し、キュンとするストーリーは、健在です。この映画では、特に雨や水が美しいです。

 これを作った人が『君の名は。』を作ったわけで、一気に化けたんだなあ…って思います。

37)シン・ゴジラ(二度目)

 同じ映画を、同じ映画館で二度見る…なんて事は、普段の私はしないのですが、今回始めてしちゃいました。だって、蒲田くんがかわいいんだもの…なんてね(笑)。

38)オケ老人

 こちらに記事を書きましたので、よろしく。

39)ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

 ハリー・ポッターの続編…なんだそうですが、続編と言うよりも、スピンオフでしょうね。実際、前日譚だし。もっとも、前日譚と言っても、登場人物はまるっきり被りません。引き継いでいるのは、世界観ぐらいかな? なので“ハリー・ポッターの続き”と言うよりも“ハリー・ポッター的なお話”ぐらいに考えておくのが正解でしょう。

 この映画、すでにシリーズ化が決まっていて、全5作であると発表されていますし、本作では顔出し程度だった、シリーズ通しての悪役であるグリンデルバルトを演じているのは、ジョニー・ディプだったりします。ええ? そんな大物を使っていいの?って思いますが、いいんでしょうね。まあ、最初っから世界的な成功が期待できる作品ですからね。

 特撮の技術が進み、ハリー・ポッターよりも、もっともっと魔法な世界が画面に広がっています。それだけでも、見る価値はある映画だと思います。

40)マダム・フローレンス! 夢見るふたり

 こちらに記事を書きましたので、よろしく。

41)ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

 はい、スター・ウォーズです。でもこれは“エピソード8”ではなく、スピンオフ作品扱いでございます。時間軸的には“エピソード3.9”に当たるとか? つまり、この作品のストーリーの10分後に、エピソード4のお話が始まるんだそうです。

 ふーん、そうなんだ。

 全編に渡って、スター・ウォーズっぽい雰囲気漂う作品です。ちょっとずつだけれど、ダースベーダーもレイア姫も登場します。だから、スター・ウォーズなんだ…と言えますが、私としては「???」な映画でした。

 と言うのも、スター・ウォーズうんぬん以前に、ストーリーのよく分からない映画なんですよ。私が頭が悪いだけなのかな? なんか、どうにもピンと来ないんです。

 画面は終始、スター・ウォーズっぽい世界が繰り広げられているし、バトルシーンも迫力あっていいのだけれど、じゃあ肝心のお話は…と言うと、ドンパチしすぎていて、よく分からないんです。どうにもこうにも、あっちこっちご都合主義でね。語られていない事もたくさんあるみたいで、ストーリーがうまくつながっていないような気がします。でも、スター・ウォーズのファン的には、これでいいんだと思いますが…ファンでない私のようなものは、なんともついていけないのでした。

 クローン戦争って言われても、何が何やら全然分からないのよ。

 レイア姫、合掌。

 と、まあ、こんな感じで、今年は41本の映画を見た私でございます。そう言えば、今年は歌舞伎を一本も見ていないなあ…。歌舞伎、好きなのに、うっかりしていました。来年は、歌舞伎も見るぞー!

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コメント

  1. (´Д`) より:

     昨年(2015年12月28日)日韓外相会談で結ばれた、慰安婦問題日韓合意で、日本が韓国に10億円支払う代わりに、韓国は元慰安婦像を撤去し、今後慰安婦問題を蒸し返さないという約束がされたわけです。日本はすでに10億円を支払い終えたにも関わらず、韓国は相変わらず慰安婦問題で騒いでいるし、元慰安婦像の撤去どころか、本日(2016年12月30日)には、日本総領事館前に新たな元慰安婦像を設置したそうです。約束一つ守れないのが、韓国と韓国人なんだな。出来ない約束なら最初からしなきゃいいのに、カネさえ貰えるなら何でもOKなんだろうね。こういう人たちがすぐ近くにいるのが、我々の不幸せなんだな。恥を知れ。恥を。

    (´Д`)

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