医者に行って、とりあえず咳発作は薬で抑えているので、ぼちぼち歌い始めないとマズいなあ…と思いました。だって、そろそろ次の声楽のレッスンじゃないの? 前回はお休みしてしまったので、次こそはちゃんとレッスン受けたいし…。
いきなりレッスンで歌うのもアレなので、リハビリと言うか、慣らし運転と言うか、ちょっとずつ声楽の自宅練習を復活させました。
完全に治ったわけではないので、まだノド周辺の腫れが残っている事と、さすがに三週間歌わないと、あれこれ筋肉が衰えているって事がネックかな?
とにかく、声帯の感じが以前とはだいぶ違います。
以前も書きましたが、声帯の薄い部分(と思われる箇所)の振動が悪いですね。特に、ファルセットが全く鳴らない事にはビックリしました。
中低音はとりあえず鳴りますが、鳴っている音色が、やはり以前とは違って、かすれた感じでツヤのない声になってしまっています。それに呼気を吐き出す力も弱くなっているし、何より腹筋が弱くなっています。
ノドに負担をかけないように歌おうと思って、意識的に腹筋を動かしたら、あっという間に腹筋がつってしまって痛かったです。ダメですね。
元々、上がりが悪かった口蓋垂も上がりづらくなってしまったようです。
それと、全く声量が落ちてしまいましたね。声量を増そうと、少し多めに息をノドに送ると、ノド痛いですよ(涙)。自分の息の勢いにノドが負けてます。大した息ではないのですが…。ここで無理をして、ノドを壊しても仕方ないので、ノドが痛くならない程度の息で加減して歌うので、ほんと、つまらない感じです。
でも良い事も少しはあります。例えば、今まで積み上げてきた声楽テクニックが、崩された積み木のように床に散らばっている感じなので、それを改めて積みなおす事ができます。その過程で、以前は積み上げに失敗していた箇所も、今回改めてきちんと積み上げられるかな…という比喩表現になりますが、こんな感じ、伝わりますか?
ホント、私の声は、かなりダメ…と言うか、衰えてしまっています。まあ、元気になって、歌い続ければ、やがて戻ると信じていますので心配はしていませんが、今現在ダメなので、ちょっと凹こむ一方、ダメになって初めて分かる事もあるみたいで、色々学んでますよ。
状況的には、あまりよろしくないのですが、今がどん底と考えれば、少しは気分も上向きになるってものです。
…でも、ほんと、声量、声域ともに大幅ダウン。モーツァルトなんて、歌い切ることすら出来なくなりました。三週間なんて、ちょっと病気をこじらせてしまうと、それくらい簡単に過ぎてしまいますが、声楽にとって、三週間休むというのは、かなり大きな休みなのかもしれません。
さあ、また頑張りますかね。
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コメント
すとんさん、ムリしたら、完全に喉を潰しちゃいますよ。
私、7年歌ってなかったけど、取り戻してます。
ちゃんと先ず喉を休ませてね。
どうしても歌いたければ、ハミングにして下さい。
口笛もOKだと思います。
そうですか~あら、お大事にね~!
やっぱりハミングとかがいいかもしれないですね~
普段、バンバン歌ってる人だと歌えないのって気持ち萎えますよね~
私もかなり前にありまして、喉を壊し、三ヶ月歌ってはいけなかったです。本当にもう、あんな思いはしなくないですね
だから、これ以上、歌っては喉が壊れるという感覚が分かりましたけど…。実際、私は歌わない方が喉が調子がいいですね~。コンサート前は歌うのはレッスン以外は禁止です(笑)
おぷーさん
無理はしません。まあ私自身はノドを壊した事はないのですが、妻がノドを壊した時は、ほんと大変だったので、あんな思いはコリゴリです。とにかく、無理はしません。
アデーレさん
ノドを壊すと、必ずしも元通りに治るという保証はありません。そのままダメになってしまう事もあります。なので、私もノドは壊したくないです。今は無理をする理由もないので、適度に様子を見ながら、慣らし運転をしていくつもりです。
お大事にしてくださいね~[E:clover]
私も子供の頃に気管支炎もちで、弟は重度の小児喘息でした。
家に吸引器があって、季節の変り目はしょっちゅう入院して、親を独占していてずるいと思いつつ、あの苦しそうな咳は見ているのもつらかったです。
大人になって喘息はなくなったようですが、扁桃腺もちでよく喉風邪ひいてるようです。
大人の喘息はもっとつらいと聞きました、本当にご無理せず、ストレスフリーな生活で音楽を楽しんでくださいね[E:heart01]
kuromiさん
ご心配をおかけしております。ノドはまだ少し残っていますが、喘息の方は、ほぼ収まりました。やはり、医者の処方する薬は効きますね(笑)。今は“ひと言”に書きましたが、背中が痛いです(涙)。背中が痛いと…やはり、歌ったり笛を吹いたりできません。背筋って大切なんですね。