社交ダンスのレッスンを受けてきました。
まずは準備体操からです。しかし、歌劇団の練習での筋トレのダメージがまだ抜けません。ああ、太股がまだパンパンに張っているよぉ~(涙)。
さてワルツです。今回の練習会場は少し狭いので、習ったアマルガメーションそのままでは踊れないので、適当にアレンジを加えながら踊りました。どれくらい狭い会場なのかと言うと、シャッセ・フロム・P.P.だけで、部屋の端から端まで行っちゃう程度の広さ。ま、学校のお教室程度の広さと言うと、想像しやすいかな? とにかく、踊るにはちょっと狭い感じがします。もっとも、会場が狭いからと言っても、ワルツを踊るには狭いだけで、ラテンを踊るには十分すぎる広さの会場です。ま、ワルツには狭いからと言って、その狭さに合わせて、小さくワルツを踊ると妻先生に叱られますので、部屋は狭くても、ワルツは大きめに踊るわけです。
ナチュラル・スピン・ターン(実に難しいですね:涙)は、4の足の時に上体が沈むのは良いけれど、その時に上体が折れ曲がってしまうのはダメ。「折らずに沈め!」です。
ウィスクの3の足がダメです。この時に私はカラダが後ろに傾いてしまい、前進のエネルギーが感じられないのだそうです。むしろここは逆に左胸で前進していくつもりの前のめりぐらいの方がむしろ良いそうです。だから、3の足の時に、カラダを沈めながらも、両腕からカラダが左右に引き裂かれる感じでエネルギーを溜めて、そこから思い切って前進していく感じが欲しいのです。弓から放たれる矢のようにです。とにかく、上体を折らないこと。大きく動くことが大切です。
ジルバです。ジルバは…クレイドルって奴を習ったよ。とりあえず、女性をグルっとまわして自分の側に引きこんで、左右に振っていく…って分かりづらいので、YouTubeでどうぞ(笑)。30~38秒でやっている奴です。
とにかくジルバは女性をドンドン回していく事が肝心です。私の課題は…踊っていて、すぐに自分のステップが分からなくなること。男性はグルグル回る女性と違って、ずっと同じ一つのステップしか踏んでいないのだから、途中でステップが分からなくなっては、いけないのだけれど、私はすぐに分からなくなります。ダメじゃん。
どうも、私にとって、ジルバって三拍子のダンスらしいのです。ジルバを踊っていると、無意識に「1,2,3,1,2,3…」とカウント取っちゃってます(涙)。もちろん、三拍子と言ってもワルツじゃないです。3/4ではなく3/2ぐらいの感覚かな? だって、ステップの動きはどう考えても3/2でしょ?
でも、ジルバの音楽自体は四拍子だったり二拍子だったりするわけで、私にとってジルバって、そういう四拍子系の曲を聞きながら三拍子のダンスを踊っているような感覚なんです。だから、ジルバって踊っているウチにどんどんリズムがズレていくような不快感があって(実際、音楽とダンスの裏表がズレていくんです。それを快と感じるか、不快と感じるかは…個人のセンスと慣れの問題なんでしょうね)それを無意識に修正しようとして、分かんなくなっちゃう…んだろうと思います。……でもそれって、踊れない言い訳ですね。
だって、私よりも後から習い始めて、レッスンの回数だって全然少ないWさんは、もう楽々とジルバ踊っているもの。彼女は、三拍子がどうのこうのとか悩まずに、ただリズムに乗って踊っているだけです。でも、それが本来のダンサーって奴なんだよなあ(私は理屈が多いですよ:涙)。Wさんが妻先生と踊っている姿を見ると、もうイッパシですよ。妻先生もWさんに「これだけ踊れればパーティーに行っても大丈夫」って言ってました。一方私は、パーティーどころか、すぐに足がもつれて30秒とダンスが続きません。やっていることは男性である私の方がずっと簡単なのに、どうにもこうにもジルバが踊れません。つまらない所にひっかかってます。
才能、無さ過ぎ>自分。
最後はルンバでした。ルンバは、今までのステップを完璧にマスターしたわけじゃないけれど、踊っていて(妻先生が)かなり退屈を感じるようになったので、新しいステップを追加することにしました。それはナチュラル・トップです。まあ、YouTubeを見てください。とりあえず、私的にはワケワカメですが、その場でグルグル回るステップなんです。
しかし、レッスンは30分弱を一単位な感じで、毎回3~4単位ぐらいやるわけだけど、たかが30分弱だし、ゆっくりとした動きしかやらないけれど、結構息ははずむし、血行も良くなるし、汗もかきます。ううむ、実に有酸素運動をしているって感じがしますよ。
そう言えば、ヴァイオリンの時も思ったけれど、こういうふうに個人レッスンだけで習っている場合、他の初心者の標準的な進度って気になりますよね。
私はダンスを始めて約三カ月になる所だけれど、普通、社交ダンスを始めて三カ月ぐらいだと、どれくらい踊れるものなの? 比べるつもりはないけれど、それでも比べたくなりますよね。
おそらく、最初は誰でも、ブルースとかジルバとかから入るだろうけれど、私はブルースはステップを二つしか知らないし、ジルバはこんなテイタラク。普通の三カ月程度の初心者だと、どんな感じなんだろ?
余所では、初心者の段階でマンボとスクエア・ルンバも習うそうだけれど、三カ月だと、それらのダンスは、どれくらい踊れるようになっているものなの?
私はマンボやスクエア・ルンバをやらない代わりに、スロー・ワルツとキューバン・ルンバをやっているけれど、これらのダンスだって三カ月やっていると、どれくらい踊れるようになっているのかな?
所詮、他人は他人、自分は自分なんだけれど、やっぱり気になるよね…と言う衝動が抑えきれず…実は声楽のレッスンの裏で、社交ダンスのレッスンをやっている教室があるのを知っていたので、その部屋の窓にブラインドがかかっていたのは知っていたけれど、廊下から窓越しに、レッスンの様子をちょっとだけ眺めてみました。…ってか、覗き見? おぉ、雅びだねえ。まるで小柴垣越しに若紫を覗き見している光源氏の気分だよ(笑)。もちろんブラインドもあって、ちゃんとは見えなかったけれど、でもワクワクして眺めました。
感想です…生徒さんは、ジイサンバアサンばっかりだった。いや、私もジイサンだけれど、私の父親世代か、もう少し上の世代の方々ばかりでした。ううむ、市民合唱団を思い出します。もしかすると、合唱とダンスは年齢層がカブるのか? 踊っているダンスは…たぶんブルース? ってか、ありゃあチークダンスだろ? 踊る…と言うよりも歩いているような感じ、いくらブルースであっても、もそっと音楽的な動きをしてもいいんじゃない?とか思ったけれど、踊っている人たちの年令を考えると、あれでもよく動いている方なのかもしれない。
ううむ、覗いた教室は、私とは年齢層が違いすぎて参考になりませんでした。一体、アラフィフのダンス初心者は、普通は三カ月でどれくらい踊れるようになっているのだろうか? 教えて、プリーズ。
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