誰の話かと言えば、緋ドジョウのルビーの話です。
ルビーは緋ドジョウなのですが、その生態…と言うか、ムーブが、時折ドジョウ離れしているのです。
私も長年ドジョウを飼育してきましたから、ドジョウのムーブはある程度理解していますが、ルビーは全くドジョウ的な子ではないのです。
例えば、ルビーは地面に潜りません。まあ、これはまだ理解できます。ドジョウはたいてい地面に潜りますが、緋ドジョウの中には全く地面に潜らない子もいるので、ルビーもそういうタイプの子なのかもしれません。
ルビーはたいてい泳いでいます。これですよ、これ。この点が実にドジョウっぽくないんです。
ドジョウって魚類だけれど、あんまり泳がない生き物なんです。普段は、水底にいて、ジッとしています。で、敵に襲われると、サッと素早く泳いで逃げる…というムーブをしますが、ルビーはたいてい水槽の中を泳いでいます。いつも、水槽の中を右往左往しているのです。こんなドジョウは始めてです。
無論、普通のドジョウっぽく、土管のオフジェに入って、まったりしている事もあって、そんな姿を見ると「君もやっぱりドジョウなんだね…」とつぶやきたくなります。また、誰か体調の悪い子がいると、必ずそのそばにいて寄り添っている点も、心優しいドジョウの子だなあ…と思います。そう、ドジョウって、仲間意識が強いし、仲間と寄り添うんです。
ルビーは、マドジョウのオボロも、他の金魚たちも、同じ仲間だと思っているようです。そういう意味では、博愛主義者とも言えますが、おそらく自分がドジョウであるという意識がないのではないか…と思われます。じゃあ、何なのか? と言えば、おそらく「この水槽の子」って程度の認識で、自分は普通の魚類…ここの水槽ではそれは金魚なわけだから、自分は金魚か、その亜種くらいに思っているみたいです。
…誰がどうみても金魚ではなくドジョウ…なんですが。そういう意味でも、ルビーのためにも、もう一匹ぐらい緋ドジョウを水槽に入れても良いかもしれません。問題は、緋ドジョウって、金魚屋にめったにいなくて、入手困難な事かな…。
魚類にとって自己認識って難しいんだろうなあ…。
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