キッカが転覆して以来、数週間が過ぎました。今までの金魚は転覆してしまうと、最初に2~3日こそは、なんとか平常の姿に戻ろうと頑張りますが、やがて疲れてしまうのでしょうね、転覆している事を受け入れて、戻ろうとしなくなります。
ところがキッカはどうもそうではなく、転覆して以来、それなりの日数が経っているにもかかわらず、いまだに元の姿に戻ろうと頑張っています。もちろん、すぐに転覆してしまうのですが、頑張っています。
どの金魚も転覆していると呼吸が荒くなります。おそらく転覆している状態は金魚にとって、苦しい姿勢なのかもしれません。おまけにエサもロクに食べることができません。転覆した金魚が長い闘病生活の後に死亡するのは、もしかすると病気と戦って体力を消耗しているのにエサが食べられない -> つまり“栄養失調”または“餓死”なのかもしれません。
そう言えば、キッカはだいぶやせましたよ。金魚はやせても、見かけは変わりません。ただ、カラダの固さが変わります。元気な子はいかにも中身が詰まっていて、カラダも固くてパンパンですが、やせてくると、中身が無くなってユルユルのブニョブニョなカラダになります。ま、デブがやせても、皮は残って、あっちこっちたるんでしまうのと同じかもしれません。
とにかくキッカは病気に負けずに、毎日、元の姿に戻ろうと頑張っています。この苦労が実を結ぶと良いのですが…。
キッカの転覆先輩であるブニョは、最近、転覆しなくなりました。まだ、ちょっと泳ぐ姿に不安定さが見られる時がありますが、まあだいたい、普通の姿で泳いでいます。キッカもブニョのように、普通に戻れるといいのですが…。
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