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水族館に行ってきました その1 葛西臨海水族館

 夏休みの話をします。

 夏の日帰りレジャーの一環で、今まで行ったことのない水族館に行ってきました。

 まず、最初は葛西臨海水族館です。京葉線沿線にあって、大雑把に言うと、ディズニーランドの隣の水族館です。

 ここは公立の水族館なので、入館料が700円と安いのがうれしいです。おまけに子どもは無料ときているので、館内は涼しいし、ベンチもたくさんあるし、子どもは放っておいても水槽に釘付けだし、夏の子連れレジャーには最高の場所です。実際、我々が行った時も、あふれるばかりにはしゃぎまくる子どもがたくさんいて、そりゅあ阿鼻叫喚でございました。

 動物園と違って、水族館って民間の施設が多いんですよね。私が今まで見てきた水族館も大抵は民間企業が運営している水族館ばかりで、公立の水族館って、むしろ珍しいくらいです。たぶん、私が見てきた公立水族館なんて、美ら海水族館と大洗水族館に続いて、ここで3つ目だと思います。

 葛西臨海水族館は、良くも悪しくも公立の水族館で、豊富な資金と、皆無な商売っ気と、不足しがちなサービス精神で成り立っている水族館でした。潰れてしまったけれど、あの油壺マリンパークの方が、ウェルカムな展示をしていたと思いました。

 …入館料が安いのだから、あまり文句を言うべきではないし、子連れのレジャー施設として考えれば、ほぼ満点に近い施設だから、それはそれとして割り切るべきなんだろうなあと思いました。

 たくさんの種類の魚類が豊富にいましたが…一応、ここの目玉はマグロなんだと思います。マグロ水槽は、なかなかのモノだと思いました…が、展示方法としては「?」と思いました。おそらく、本来のマグロ水槽を仕切って、その1/3程度だけをマグロに使って、残りを大水槽として使っているんだろうなあと思った次第です。本来の形で水槽をマグロ専用にしたら、かなりの迫力のある水槽になったのだと思います…が、それではたぶん、油壺マリンパークの二の舞いになっていたのかもしれません。あそこのマグロ水槽は、すごく立派だったけれど、それだけでは水族館の目玉としては、たぶん、弱いんですね。

 マグロって、おそらく、そんなに人気のある魚じゃないんです。そんな魚に専用水槽をあてがうよりも、そのスペースがあったら、サメやエイなどが泳ぎ回る大水槽にした方が受けるんだと思います。サメって、水族館の人気者だしね。そんなわけで、マグロ水槽を狭くして、サメたちのスペースにしたのは正解だろうけれど、狭いところに押し込められたマグロが、なんか哀れな感じがしました。

 でもね、マグロなんて、めったに水族館にはいない魚なんだし、もっと見せ方考えれば、目玉になると思うんだけれどなあ…。

 あと、たぶん、他の人は気づかないかもしれませんが、ここのカレイたちは、とても可愛いですよ。他の水族館でもカレイは見ますが、ここの子たちは、とても人懐っこくて可愛いです。私は、ここでカレイの可愛さに気付かされました。カレイもここの推し魚になれるスペックがありますね。

 でも、ここには残念な事に、イルカはいないし、海獣たちもいません。ペンギンはいますが、ここのペンギンは…臭いです。そう、ペンギンって、本来、臭い生き物なんですよ。だから、どこでもその展示には気を使って、匂いがお客さんの方に行かないようにしているところが多いのですが、ここはそういう気遣いも特になく、ダイレクトにペンギンの匂いが楽しめます。フェチの方にはたまらないでしょうが、私はこりごりです。

 淡水魚たちは、淡水館という別建物(ここは冷房すら入ってません)で展示されていて、その放置感はなかなかでした。なんか、もったいない展示方法です。

 また、淡水館の周囲は、なんとも擬似的な自然に囲まれて、東京の子たちに、箱庭的な自然を学ばせるのには、なかなか良い施設だなあと思いました。(もしも私が東京の小学校の先生なら、嫌味ではなく本音で)秋の遠足とかに児童たちを引率して来てみてみたい施設ですよ。

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