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新しいお友だちを70人、ご招待

 ええと、何の話かと言うと、水槽にタニシを70匹入れました。そんだけの話です。

 毎年、この夏の終わり頃に、近所の農家に頼んで、田んぼのタニシをいただいてきます。はい、湘南生まれの湘南育ちのタニシでございます。湘南タニシです、って書くと、何となくブランドっぽくってカッコいい?

 で、いただいたタニシを我が家の水槽に入れているので、最近の私は、金魚屋で巻き貝を全然買ってませんって事です。

 もちろん、以前はイシマキガイを買っていましたし、今でも水槽には数匹のイシマキガイがおります。でも、イシマキガイって高いんだよね。そこへいくと、タニシは野生種なのでタダ。おまけに適当に繁殖をするので、いきなり水槽から消えてなくなると言うことはありません。なので、一年に一回補充する程度で十分なんです。

 いつもの年はせいぜい40~50匹なんですが、今年は数えてみたら70匹いました。オーマイガット! なんか多いなあとは思ったんだけれどね。

 さすがに70匹もいると、消毒が大変です。まず水槽に入れる前に、お腹の中のものを吐き出させるのですが、これが数が多いと大量に吐き出すので…、何度も検疫水槽を洗って、何度も水を取り替えてます。あ、そういえば、水道水でやっちゃったよ。まあ、いいか(本当はダメです)。

 ひととおり中身を吐き出させたら、次は塩揉みして洗うのですが、これも結構大変。腰が痛くなりました。いやあ、やっぱり70匹は多いですね。買ってきたら、いくらぐらいするんだろ?

 巻き貝は大切ですね。巻き貝は水槽のお掃除をしてくれます。巻き貝が元気だと、水槽のガラスはいつもピカピカだし、水草やオブジェもピカピカ。本当に助かります。もちろん、金魚たちの非常食としての任務もありますし、大人しい巻き貝は水槽には必需品です。

 ちなみに、同じ田んぼに生息する野生の巻き貝に、ヒラマキガイとかサカマキガイと言うのもいます。貝に詳しくないと、これらをタニシと勘違いして水槽に入れてしまうそうですが、ヒラマキガイもサカマキガイも獰猛で凶暴なので、気をつけてくださいね。こいつら貝の癖して、魚を食べちゃいますから、くれぐれもご注意を。おまけに繁殖力もすさまじいので、一度水槽に入れたら、水槽そのものをリセットしないといけなくなる事すらありますからね、くわばくわはら。

コメント

  1. 吹子 より:

    タニシの塩揉みって、なんだかすごく日本酒に合いそうです(笑)。

    具体的にどういう事を、というか、どの程度の濃度の食塩水を準備するとか、その辺どういう感じなんですか?

  2. すとん より:

    >吹子さん

     タニシの塩揉みですか? これは右手にたっぷり塩を付けて、塩まみれの手で、タニシの貝の外側部分をゴシゴシ揉むというか、洗うというか、まあ、外側のお洗濯ですよ。まさか、生体に洗剤を使うわけにはいきませんからね。

     ちなみにタニシは田んぼの泥の中で育ってますので、たぶん食べても泥臭くてマズイですよ(笑)。食べるなら、金魚の方が良いものを食べているので、オイシイと思います。きちんとハラワタを出して、下味をつけてフライにでもしたら、結構イケると思いますが…私は絶対に食べないよ(笑)。

     水槽で生き物を飼っている時に注意することの一つに「絶対に外から病気を持ち込まない」という鉄則があります。だから、新入りがウチに来た時は、身体の中も外もきちんと消毒した上で、様子を見て、これは大丈夫と思ってから、水槽に入れてます。このチェックが甘いと病気になるんですよ。

  3. 吹子 より:

    なるほど、外側ですかー。ちなみに金魚は、昔、ざざむしっていうサイトで(虫とか色々何でも食べてみて感想を載せるサイト。蛭まで食べてた)唐揚げだか天ぷらだかにされているのを見たことがあるんですが、やはりフナらしい味はするものの、水っぽくてあんまり美味しくないと書いてありました…よ……(涙)。

  4. すとん より:

    >吹子さん

     うわー、本当に食べちゃう人がいるんだ。人は色々だね。金魚は川魚で白身の魚で、おまけに養殖魚(?)だから、当然水っぽいだろうね。だから、フライとかフリッターがお薦めなんだけどネ。でも、私は食べないよ。やっぱりペットにした事のある動物を食べるのは、心理的なハードルが高いねえ…。

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