スポンサーリンク

米のメシは好きですか?[2009年6月第1週・通算22週]

 さて、今日は声楽の発表会です。ブログの記事をアップしたら、ボツボツと準備して、出かけてきます。さーあて、ガンバロー!

体重:103.0kg[-0.6kg:-2.8kg]
体脂肪率:31.0%[-0.1%:-2.3%]
BMI:32.8[-0.3:-0.1]
体脂肪質量:31.9kg[-0.3kg:+0.6kg]
腹囲:102.4cm[-0.9cm:-3.7cm]
     [先週との差:2009年当初との差]

 そふくしダイエット第17週目です。そろそろ暑くなってきましたね。蒸すようになりましたね。梅雨?ですかね。夏はダイエットの季節です。今年の夏はどれだけやせることができるでしょうか? そろそろ気合というのを入れ始めないといけないかなあ…とぼんやり思うようになってきました。

 さて、今週のエッセイです。

 あなたは米食が好きですか? 米のメシが好きですか? 私は………「好きです!」と言いたいのだけれど、本音で言うと「んんんん~?」って感じかな?

 理性では「米のメシが好き」と言いたいし、そうなりたいのだけれど、感情は「米?」って感じです。

 ほんとの事を言っちゃうと、私は、米よりも小麦の方が好きかもしれない。特にめん類は好物。米のメシとめん類のどちらかを選べと言われたら、めん類をチョイスしちゃう人です。「人類はめん類だ~!」と叫びたくなる人です。

 でもね、本当は「米のメシが好きだー!」と叫びたい人なんです。だって、お米の国の人だもん。

 今の私は、もちろん米のメシはキライではありません。食事に出れば、喜んで食べます。でも、素直に米のメシが好きとは言えないのです。

 原因は…子ども時代のトラウマかな? 今でもそうだけれど、私は実家の食事がキライなんです。貧しかったこともあり、食事は米食中心だったのだけれど、このメシが問題でした。

 米は一番安い水晶米。これをおかゆのようにべちゃべちゃに原形が留めないほどに柔らかく炊くのです。もちろん、まだ炊きたてなら、マズイとは言え、それなりに我慢のしようもあると言うものの、我が家には電子炊飯ジャーなんて高級なものはなかったわけで、冷や飯の時だって当然あったわけです。

 冷や飯はつらいですよ。安い米を形がなくなるまで柔らかく煮込んだものを室温にまで覚まして食べる。夏なんかは、時折プーンと酸っぱい臭いがしたりして…。これを子どもの頃から食べていました。おかげですっかり米のメシがキライになりました。

 その点、めん類はいいです。もっとも、今でも実家の母が作るめん類はダメです。なにしろ、箸で持ち上げることができないくらいまで、柔らかく煮込みますから(涙)。でも、めん類は米のメシと違って、基本的に個食な食事ですから、自分の食べる分を自分自身で作ることが可能でしょう。

 私は小学校に入る前から、休日の昼時など、よく自分のためにめん類を作りました。まだカップ麺など無い時代ですから、ラーメンや焼きそばや日本そばを自分好みに調理して食べていました(子どもの頃は、うどんを食べませんでした)。たぶん、そんなにおいしいものではなかったと思いますが、それでも米のメシよりは、ずっとましだと思ってました。

 だから大人になって、外食をしたり、よその家で食事をするようになってから、米のメシって美味しいんだなあと思うようになりました。なにしろ、それまでは、家の料理と学校の給食(米のメシは出ませんでした)しか知らなかったのですからね。特に、外で食事をすると、本当に米のメシが美味しいと思いました。

 今の私の食事は、母でなく、妻が作りますので、美味しいです。米のメシもきちんと美味しく炊きますよ。でも、トラウマかな? 毎日、美味しい米のメシを食べていても、米のメシが好きとは言えないんですよ。何か食べたいものはある?と妻に聞かれると、米のメシ以外のものをすぐに考える私がいます。困ったものです。日本人として、どーかと思うよ、自分ながら。

蛇足。小麦が好きと書きましたが、パンは、スーパーなどに流通している大手パンメーカーのものは、基本的にキライなので食べません。パンは地元の店で焼いたものしか食べたくなりません。そういう意味では、パンも子どもの頃から嫌いでした。でも、米のメシほどパンがキライなわけではありません。私が好きなのは、めん類を始めとする、和食系?の小麦系料理なのかもしれません。

コメント

  1. たかさん より:

     子供の頃、よく食べていたものって何となくキライになっているものなんですかね。私も米のメシは、そんなに好きじゃありません。うどんも好きじゃないんです。食パンもダメ。そうそうワカメ入りの味噌汁も…。
     これは全部、子供の頃に良く食べさせられていたものなんです。今思うとなんて親不孝なんだろうと思います。
     かくして、麺類だったらうどんよりラーメンかスパゲティ。米のメシや食パンよりは、クロワッサンとかフランスパンの方が好きで、味噌汁よりはコーンポタージュがいいという、ラーメン以外は、西洋っぽい食習慣の日本人ができあがりました。
     でも、昔の米って今ほどおいしくなかったし、小麦もそうじゃなかったかなあと思います。

     さて、今日は本番ですね。レスなんか後でいいですから、がんばってください。

  2. 小夜子 より:

    子ども時代…私の実家もどちらかといえば貧しい家でした。
    父と弟が病弱だったので、生活はかなり大変だったらしい。。。
    でも、この父が。グルメだったんですよ~。
    他のものはどうでも、お茶とお米だけは不味さに耐えられない人なのでした。
    食パンが買えなくて、お店でサンドイッチ用のパンを作る時に切り落としたパンの耳を貰ってきても「米とお茶だけは高級品を」という方針でした。
    だから美味しかったですよ。タマゴかけごはんも納豆ごはんもふりかけごはんもお茶漬けも。ただ塩をふっただけのおにぎりも。
    かくして。私は大のごはん党☆
    結婚して食材レベルの決定権は私が持つようになりました。
    お茶にはこだわりがなく、不味くなければ何でもOK!ですが、お米は普通レベルのを買ってます。
    娘は今の所「パンよりご飯♪」で育っています。

    今日、発表会ですよね?
    練習の成果を発揮できるように頑張って、そして楽しんでくださいね☆

  3. すとん より:

    >たかさん

     まもなく出かけるというのに、レス書いてます(汗)。

     実は、私は牛乳が(米のメシ以上に)大嫌いなので、洋食系も苦手なんですよ。だから、食事は一貫して和食系なんですが、ほんと、米が嫌いで、牛乳が嫌いとなると、何を食べても美味くないという悲しい食生活になります。今思うと、子どもの頃の私は、悲しい食生活だったのだなあと思います。

    >でも、昔の米って今ほどおいしくなかったし、小麦もそうじゃなかったかなあと思います。

     これは正解であり、不正解であると思います。と言うのは、昔だって今と同じようなレベルの食材は存在していたと思います(だから不正解)が、日本人が全体的に貧しかったので、当時の人々が普通に食べていたものは、今のものよりも当然安価でマズイものだったことは事実です(そういう意味で正解)。貧しいと、味よりも、栄養とか量とかが優先されますからね。

     「食は文化なり」とは、いい古された言葉ですが、私たちが子どもの頃は、まさにその文化の転換期だったのあり、変わる前と後の両方を知っている貴重な世代なのかもしれませんよ、私たちは(笑)。

  4. すとん より:

    >小夜子さん

    >「米とお茶だけは高級品を」

     これはウチの両親も常々言ってましたが、実行された試しがありません。当時、そんな風潮があったのでしょうかね? でも、確かに、お米とお茶を高級品にすると、それだけでも食事が豊かになりますね。

     子どもの頃の実家では、食事には何のこだわりもなく、安さが正義の家でしたが、現在の我が家では、多少こだわっているものがあると思います。それはコーヒーです。コーヒーは常に豆をひくところから始めてますよ。ひき立ての入れたてしか飲みません。だから、喫茶店のコーヒーなんか、マズくて飲めません(笑)。

     さあて、そろそろ発表会に行って参ります。ガンバッテキマース。

  5. Cecilia より:

    私の実家はお米をたくさん作る専業農家だったので貧しくてもお米だけはふんだんにありました。
    今でも送ってもらえるのでただです!
    それはありがたいことだと思っています。
    たまにお米を切らすと麺ばかりになり、お米がないと生きていけないことを実感します。
    大学の寮にいた頃、週末は食事が出ないので自炊か外食などでしたが、ベーカリーの美味しいパンを買ってきて、必ずコーンポタージュをつけた洋食にしていました。
    でも今、妙にすり鉢とすりこぎ棒が欲しいのです!
    キッチンカッターばかり使っているのですが、すり鉢で時間をかけて作ったごまだれでうどんを食べたい!
    子供の時はこのごまだれが大嫌いだったのですが!

    今日は本番ですね。
    頑張ってください!

  6. ムラマツEXⅢ より:

    >原因は…子ども時代のトラウマかな?

     うちの親類で肉類が食べられない人がいます。戦時中、学校で育てていたイノシシが給食に出たとかで、それ以来食べられなくなってしまったそうです。当時、芋やカボチャはたくさん食べさせられたそうですが、これらは今でも大好きみたいです。美味しく料理してもらってたのでしょうね。芋が嫌いな年配の親類の話を聞くと、やはりマズかったそうです。

     今日は本番がんばって下さい!
     緊張をコントロールできるすとんさんがうらやましいです。

     

  7. まきりん より:

    今頃は…でしょうか?
    明日の日記を楽しみにしていますね[E:happy01]

    我が家も裕福ではありませんでした。
    北海道ですから、美味しいお米ではなかったと思います。
    保育士として働いていた時のことなんですが…
    働いていた保育園は完全給食ではなく、部分給食。
    ごはんをお弁当箱につめて子ども達は持ってきます。
    その時に初めて知りました。お米に色、艶があるということを…

  8. すとん より:

    >Ceciliaさん

     さきほど、発表会から帰って来ました。へとへとです(笑)。心地よい疲れで、我を忘れそうです。

     そうそう、ウチも最近までは美味しいお米を妻方の親戚から送ってもらっていましたが、あっちもこっちも代替わりをして、今ではそういうのもなくなりました。確かにお米を送ってもらっていた時の米は、すごく美味しかったです。やはり、食材は流通過程に乗ると、必ずマズくなるみたいですね。

     コーンポタージュ…。私の天敵です。私は牛乳が大嫌いなので、コーンポタージュを見るだけで、めまいがします。苦手な料理です。本当に美味しいコーンポタージュを飲めば変わるのかもしれませんが…そういうチャンスは今までありませんでしたし、きっとこれからもないんじゃないかな。

     ごまだれうどん…別に好きも嫌いもないのですが、そう言えば、食べたことないかもしれません。なんか、そう思ったら、食べたくなってきました。

  9. すとん より:

    >ムラマツEXⅢさん

     ううむ、やはり子ども時代の食生活って大切ですね。子どもに贅沢をさせる必要は全くありませんが、マズイものを食べさせてはいけないのでしょうね。マズイものばかり食べさせると、その料理そのものが嫌いになってしまいますから。

     発表会、頑張ってきましたよ。えへえへ。

  10. すとん より:

    >まきりんさん

     発表会の報告はしばらく待ってください。とにかく、楽しくてしんどかったので、とても文章化する精神的な余裕がありません。今はただ、発表会の余韻に浸っていたいのです。

     乙女チックでごめんなさい。でも、そういう感じ。

     そう、お米って、色艶があるんですよ。そして、美味しいお米は、美味しそうな色艶しているんですよね。私も炊きあがったお米が、透き通ったものなんだと知ったのは、大人になってからです。

  11. Cecilia より:

    お疲れ様~!
    余韻に浸っていらっしゃるのですね!

    ごまだれうどんのごまだれは良いとしても、うどんがAコープ(農協のやつ)の乾麺だったので、イマイチでした。
    乾麺としては美味しいほうかもしれませんが、やっぱり生麺で味わいたいですね。
    それを言うと、以前揖保の糸の本場近くに住んでいたせいもあって素麺の安物はだめですね~。
    だけど仕方なく安物を使うことも多いですが、揖保の糸や三輪素麺に慣れてしまうとね~。

  12. すとん より:

    >Ceciliaさん

     はい、余韻に浸りきって、こんな時間なのに、まだ起きてます(笑)。

     うどんは、今なら、乾めんよりも、生めんより、冷凍めんが一番美味しいと思います。それは、うどんに限らず、そばもラーメンもそう。冷凍食品のめんをあなどってはいけませんです、はい。

     素麺は、揖保の糸や三輪素麺などのブランド素麺は、やはり違いますね。噂ですが、これらのブランドめんは手伸ばしの過程でごま油を使っているという話を聞いたことがあります。この少量のごま油が風味をひきたてるのだそうですが…噂話として聞いたので、ガセかもしれません(笑)。でも、美味しいですね。

     ちなみに、私は素麺大好きですが、ひやむぎは大嫌いです。たぶん、子ども時代はひやむぎばかりを食べていたので、それの刷り込みで、ひやむぎが嫌いになったのだと思います。箸でつまめないひやむぎって、つらいものがあります(爆)。

  13. お米は好きです。
    というか、うちの実家のお米はかなりおいしいんじゃないかなと思います。

    長女が幼稚園時代、金策に走った時期がありまして(うちの近辺は、幼稚園が私立しかないのです。保育園に入れるほど仕事もしてなかった。引きこもっていたため)その頃、やっすーい米を食べていましたがまずいです。
    今はJAさんで地元のお米を買っていますので、安くてもそこそこおいしい。

    ところで私も子どもの頃、夏のお昼が冷麦ばっかりで冷麦が嫌いになりました。今でも素麺と冷麦とどっちにする?と言われたら素麺です。
    普段は安い素麺ですが、実家から三輪素麺をもらうこともたま~に、あります。私が作る素麺にはいろんなもんが載ってておいしいですよん。

  14. すとん より:

    >ことなりままっちさん

     JIS規格によると、素麺と、ひやむぎと、うどんの違いは、単に太さだけなんだそうです。すっごい細い小麦めんが素麺で、普通に細めの小麦めんがひやむぎで、太い小麦めんがうどんなんだそうです。個人的には納得いかない分類ですし、おそらくブランドめんは、それに何らかのプラスαをしているはずですが…。でなければ「ひやむぎはキライだけれど、素麺は好き」ってありえませんものね。

     それにしても、やっぱり安いお米…つまりノーブランド米って、美味しくないですねえ。私も色々とその理由を考えてみたのですが、結論は「美味しかったらブランド米として売りに出すから」、ブランドがつけられないほどに美味しくない米の総称がノーブランド米なんだろうと思います。

     じゃあ、なんで、美味しくないお米が市場に出回るのかと言うと…そこは高度に政治的な意図が見え隠れしているような気がします。アンタッチャブル? なんか、ありそうですね。でなければ、とっくの昔に市場原理で、ノーブランド米って駆逐されているはずだもの。

タイトルとURLをコピーしました