5月30日の土曜日(つまり、先週の土曜日)の話です。ブログに記事をアップして、朝食を食べていた頃、何気に水槽を見ると、カエデの元気がありませんでした。他の子たちが元気よくエサをねだっているのに、カエデは水槽の片隅でじっと沈んでいました。エサをあげても食べに来ない。一体、どうしたんだろうと思って見ていると、やがて水槽の底に倒れ込みました。そして、腹を上にして、意識も無くしたらしく、微動だにしないまま、水槽の底に沈んでいました。これはさすがにヤバイだろうという事で、サブの水槽に緊急入院をさせました。一応、濃いめの塩水につけておきました。
それにしても、カエデ、大きくて重いです。もちろん、金魚屋で売っている魚網なんかには入りません。入院する時は鷲づかみにしましたが、私の手よりも大きいので、結構大変でした。おまけに重くって、水から上げる時に私が自分のバランスを崩したほどです。
入院して、しばらくは大人しかったです。ひっくり返る事はなくなりましたが、お尻が持ち上がって、顔を床につっぷしているような状況です。あきらかに具合が悪いです。
塩水に二日ばかり漬けてみましたが、一向に回復する様子も見られなかったので、塩を止め、抗生物質に漬け込んでみました。抗生物質は金魚の体力を奪うのでは、本音ではあまり使用したくありません。
抗生物質を使ったところ、体中から色々なものが出、あっと言う間に水槽の水が泡立ちました。まめに水をとりかえてあげたところ、最初の一日で、元気を取り戻し、やがて、明らかに“不満”のオーラを人間に向かって発信し始めました。用心を重ねて、もう一日だけ抗生物質に漬け込んで、それから退院させました。これが火曜日の話。
抗生物質で体力を根こそぎ持っていかれたらしく、翌日は終日、エサも食べずに水槽の底に沈んでいました。ただし、倒れるなどの病変は見られなかったので、カエデの体力の回復を待っていました。
木曜日になって、水槽を見ると、底に沈んでいるにはいるんですが、今度は食卓で沈んでいます。エサを待っているのかと思い、時間的にもちょうど良かったので、エサを与えたところ、あまり泳ぎませんが、それでも一生懸命エサを食べていました。食欲が復活したようです。エサを食べると、多少は元気になるのか、沈んだままですが、それでも前日よりも動けるような感じになってきました。
そして午後になると、もうすっかり元気になって、普通に泳いでいました。もちろん夕方のエサは普通に泳いで食べにきました。それもたっぷりと食べていきましたよ。
金曜日になると、もう、普段のカエデになっていました。いや、普段よりも食欲旺盛で元気すぎるくらいです。一体、先週、水槽の底で沈んでいたのは何だったのでしょうか?
金魚は具合が悪くなって死んでしまうのも、あっと言う間ですが、元気になるのも、あっと言う間なんだなあと思いました。
ま、カエデ、入院しましたが、とりあえず回復して、今は元気です。ご心配かけました。
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