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自分の声は好きですか?

 声楽の発表会も間近に迫ってきたので、それなりに真剣に歌の練習をやってます。以前はやらなかった、レッスンの録音の聞き返しもやっていたりします。

 録音された自分の声。はっきり言って変な声。

 自分の声と言うものは、普段は直接自分の耳で聞けないので、誰であっても、録音で聞く自分の声は、たいてい変な声に感じるそうです。これには理由があって、普段自分が聞いている自分の声は、自分の体を伝わってくる音であるのに対して、録音された声は、普段他人が聞いているのと全く同じ、空気を伝わってくる音なので、その媒体の違いから、聞こえる音が変わってきます。

 だから、自分の声を聞いて「ゲッ!」と思ったり「変な声~」と思う感覚は、ごくごく健全な感覚です。

 かく言う私の話し声は、録音で聞くと、かなり変です。美しいとは対極にある、なんとも言えない、ビミョーな感じの声です。こんな声で話しているのかと思うと、ゲロって気分です。ああ、やだなーって思います。絶対に声優にはなれないと思います(って、声優になる気持ちがあるのかよ)。

 自分の話し声はキライな私ですが、自分の歌声は、結構好きだと言うことに、最近、気づきました。え? ナルシストかって? いえいえ、違います。ほんの1年前までは、歌声も話し声と同様にキライでしたから。

 1年前の私は、まだまだ話し声で歌ってました。それがここ1年くらいで徐々に楽器としての響きが出てきて、どうやら、曲がりなりにも歌声っぽくなってきたようです。

 美しいとか、カッコいいとかの誉め言葉の形容詞は付きませんが、それでも、とりあえず、ひとまず、歌声で歌っているから立派なものです。基本ベースが私の変な声であっても、響きをつけた歌声は、それなりに聞けるものです。

 なんか、いいな、私の声。丸2年、頑張ったもんなあ、2年間の努力でここまで来ました。立派なものです。ここまで導いてくださったキング先生には、本当に頭が上がりません。

 あとの問題は、音程だな(苦)。声が何とかなっても、音程がビミョーだと歌全体がビミョーな感じになってしまうのが、残念です。音程は丹念に音を取って覚えていくしかないので、そういう緻密が私には足りないのが良くないのだと思う。あと、出したい音程と、実際に声として出て来る音程が違う(必ずぶらさがった音程の声になるんだな)のも、問題。

 あとは音域? まだまだバリノール(バリトン+テノール バリトンの音域しかないテノール 別名:テノリトン)だけれど、焦らずにゆっくりと体の使い方を覚えていけば、おそらく必要な音域には、いづれ達することでしょう。ま、それでも今くらいの音域があれば、バリトンの曲ならほぼ歌える(ような気がする)し、オペラアリアにこだわらなければ、歌える曲もそれなりにあるし、まあ、いいんじゃないかな?

 時折、声が開いてしまったり、詰まってしまったりと、まだまだコンスタントには歌えないけれど、だいぶいい線だと思う。そろそろ、声楽学習のスタートラインに立っているような気がします。

 私は歌そのものが好き。だから歌うことが好き。今まで他人に馬鹿にされようと、自分で「こりゃヒドイ」と思っても歌ってきた。下手の横好きで頑張ってきた。だから、ここまで来れた。やっぱり学習には「絶え間ない努力」と言うか「止めない心」が大切だと思う。

 一方、フルートは言うと…アゲハは大好き。もう、ラブでラブでラブで困ってしまうほど好き。吹いているだけでワクワクしてくる。だから、止めどもなく練習してしまう。

 でも、スランプになった時は、ロクに音が出なくなったので、あんまり練習しなかった。チャイナ娘の音は、アゲハほど好きじゃない。だから、練習もほとほどにしか、しなかった。たぶん、私はフルートの音、つまりアゲハの音が好きなので、練習をしているのだと思う。

 ちなみに、アゲハも好きなんだけれど、それと同じくらい好きなのが、笛先生のフルートの音。特にデュエットの時に合わせて聞くと、なんかもう、コテンパンな気がする。でもあの音は、一万年努力しても、私からは、あんな優しい音は出てこないと、なんか直感的に感じる。だから、あの音は目指さないことにしています。

 目指せ! エミリー・バイノン! なのサ!

 そんな私は、フルートの音が好きなのであって、フルート自体とか、フルート曲とか、フルート演奏自体が好きかと聞かれると、答えに窮してしまうのです。

 まだ、フルートの“好き”が、歌の“好き”ほど体に染み込んでいないのだと思う。

 正直に書いちゃったなあ…。

コメント

  1. はむはむ より:

    私は自分の声、大嫌いです~~~><

    いい歳のオバサンというのに、未だに声のみの電話では
    受ける時にちょっと話し方を変えれば…
    「お嬢ちゃん、お母さんいるかな~?」
    と言われること間違いなし。そう、ホントにマンガ声なのです(涙)

    なので、一度は声優さんになろうかと憧れた事もあります。
    でもシビアな稼ぎの面と、むちゃくちゃな勤務実態
    (数時間拘束されてセリフ一つだけ、とか^^;)を知って、
    それでは生きていけないと思ってやめました(笑)

    今度の強制参加のPTAコーラス…歌なんて歌えないのに、
    どうしましょうね~~~@@
    歌がお好きでちゃんと努力もなさって、2年間頑張ってらっしゃったすとんさんが
    ようやくご自分の声にいい感じ♪ と思えたそうですので、
    コリャ駄目ですね~。今年のコーラスは^^;

    すとんさん、本番間近ですね!
    頑張って楽しんできて下さい^^

  2. すとん より:

    >はむはむさん

    >歌がお好きでちゃんと努力もなさって、2年間頑張ってらっしゃったすとんさんが、ようやくご自分の声にいい感じ♪ と思えたそうですので、

     まあ、歌は楽器と違って、才能の部分が非常に大きなウェイトを占めるので、他人との比較は全く意味をなしませんよ(笑)。全くの素人から始めても、半年程度で、かなり歌えるようになる人もいれば、数年かけても一向にモノにならない人もいます。そんなもんです。

     私が恵まれている点は、体格。上にも横にも前後にも大きいです。これは、歌を歌う人間に取って大きなアドヴァンテージです。それと肺活量、5000cc前後ありますから、通常の男性の倍近くあります。これも良い点です。あと、圧倒的にノドが強いそうです。ま、実は諸刃の剣でもありますが、弱い人から見れば、とてもうらやましいのだそうです。ハードウェア的には、プロとして活躍している人よりも恵まれているかもしれません。

     ところが、ソフトウェアの部分が相当ダメです。まずはインナーマッスルが弱すぎます。そのため、音程や息の支えや響きなどが常に不安定です。また耳が(音楽的に)悪いです。これらは訓練次第で改善はできますが、年をとるとそれも決して容易ではありません。さらに決定的にダメなのが、鼻です。アレルギー体質でもあるので、常に鼻腔は腫れていますし、そのため鼻声で、美しい歌声の獲得が絶望的な理由の一つでもあります。ま、結論から言えば、私は本来、歌には向いていない人間なんですね。でも向いていなくても、趣味だから、OKということでやってます(笑)。

     というわけで、一人一人条件が違うのが声楽なので、他人との比較は全く意味ないんですよ。

     話題を変えます。

     はむはむさんの声は聞いたことがないので、マンガ声と言っても、なかなか想像できませんが、一般的な「アニメ声」ということでアドバイスします。

     改善は比較的簡単です。おそらく、きちんとしたヴォイストレーナーにかかれば、すぐに変わりますよ。声の響きが極度に薄いのがアニメ声なので、響きを厚くし、胸の響きも加えるようになれば、OKです。

     ポイントは3点
    1)歌う時は、産卵中のサケのように、口を大きく縦開きにする。
    2)歌声は前ではなく、後ろに飛ばすような感じで歌ってみる。
    3)肋骨の下部をフンとふくらませた感じで歌ってみる。

     文章で書くと、なんじゃこれって感じですが、目の前で実演できると、すぐに納得して真似できるので、本当は簡単です。とりあえずは、1)だけでもこころがけると、だいぶ違いますよ(笑)。

  3. 橘深雪 より:

    私は自分の声は大嫌いです。だって男みたいなんですもの。イタズラ電話も撃退できる声って、どうよ!!!って感じです。
    贅沢はいわないので、女性とわかる声が良かったです(泣)

  4. すとん より:

    >橘さん

     橘さんの声も聞いたことがないので、はっきりと言えないのですが、おっしゃっている通りに、イタズラ電話も撃退できる男みたいな声(失礼)だとすると、それはぜひ歌をやられるといいですよ。と言うのも、それは「低くて太い声」という事でしょう。そういう声の人がきちんとヴォイストレーニングをすると、黒人のソウル歌手のような、落ち着いた母性的な歌声に変わりますし、ジャズなどが似合う声になるかもしれません。クラシックの方に行けば、日本では希少価値の高いアルト歌手になります。

     いや、ほんと。その声は貴重かもしれませんよ。何かのチャンスがあった時に、きちんとヴォイストレーナーさんに声をみてもらうといいですよ。

  5. はむはむ より:

    すとんさん、アドバイスをどうも有り難うございますvv

    そう、私の声は「アニメ」声…(涙)
    ぺちゃぺちゃと高めの声で、芯がなくうにゃうにゃしています;;
    子供のころからの喘息持ちで喉も弱く、鼻炎アレルギーなので
    他人にはちょっと舌足らずに聞こえるらしく(本人はマトモに喋っているつもり)
    発音がはっきりしないらしいです><
    う~む、声優さんには全く向いておりませんね(笑)

    ボイストレーニングかぁ…近くのカラオケ屋さんで、
    色々な講習を開催しているのですが
    確かボイストレーニングもありました。
    う~んいいなぁ!! と思いつつ、今はフルートを続けるだけで
    精いっぱいです;; 

    酒、じゃなくて、鮭(鯉のぼりとかでも)みたいに口を大きく!!
    来週、第2回コーラスです。
    頑張ります[E:shine]

  6. すとん より:

    >はむはむさん

    >ぺちゃぺちゃと高めの声で、芯がなくうにゃうにゃしています;; 子供のころからの喘息持ちで喉も弱く、鼻炎アレルギーなので他人にはちょっと舌足らずに聞こえるらしく(本人はマトモに喋っているつもり)発音がはっきりしないらしいです><

     ああ、何か、私の事を書かれているみたい(笑)。違いはノドの強弱ぐらいかな(私はとってもノドが強い)。私も喘息持ちだし鼻炎アレルギーでございます。ぺちゃぺちゃと高めの声で芯がなくてうにゃうにゃしていのも同様。舌足らずに聞こえるのも同様です。おまけに活舌が悪く、よく噛むし(悩)。

     キング先生のところで発声の勉強をしっかりしたおかげで、声の質そのものは変わりませんが、声そのものに芯ができてきたことと、張りのある声が使えるようになりました。よく噛むのは治りませんが、活舌はだいぶ良くなってきました。何より激しい変化は、うにゃうにゃ、しゃべっていたのが、今ではかなり大きな集団の中でも、普通にしゃべっても声がスッと通るほどに、通りの良い声に変わったこと。

     かように、ヴォイストレーニングで声が変わりました。もっとも変わりましたが、根本の自分の声が美しくないので、やはり話し声は嫌いなんですがね(笑)。ああ、美しい声で日常生活を過ごしたいものだけれど…それはかなり難しいです。

  7. inti-sol より:

    初めて自分の声(の録音)を聞いたとき、私はものすごい衝撃と恥ずかしさでした。こんな情けない声で、こんなに情けない話し方なのか、と。
    基本的には今でも自分の話し声は好きではありません。ただ、慣れましたけど。それに、初めて自分の声を聞いたときにショックを受けるのは、私一人ではなく実はかなり多くの人が同じ体験を持っているようです。

    歌うときの自分の声(声質)はそんなに嫌いではありません。しかし声量は我ながら全然ないです。

  8. すとん より:

    >inti-solさん

     声量ですか? 悩まれる方は多いですね。でも、クラシック声楽をやるわけでなければ、ひとまずはマイクの使い方さえマスターすればいいのですから、そんなに悩むことはないような気がします…というと、悩んでいる人の助けにも何にもならないですね、反省。

     声量を増やすには、基本的には、歌の練習をし続けていくことで、少しずつ声量が増えていきますよ、としか言えません。声量もある程度までは訓練できるけれど、やはり持って生まれたものがありますから…。

  9. たかさん より:

     自分の話し声を録音したものを聞くと、変ですよね。私、入院した時に声帯もマヒしたので、自分の声を録音しながら言語機能のリハビリをしていました。歌もずいぶん歌わされましたが、下手だったなあ。音程がとれない上に、声量もなかったので…。

     ところで、明日本番ですね。私は本番前のワクワクドキドキがとても楽しいんです。すとんさんも、ぜひ楽しんでください。

  10. Cecilia より:

    自分の話し声、本当に嫌ですね~。
    そして歌声も恥ずかしいですが、話し声よりはマシかも・・・って思います。
    できることなら最初からついていたソプラノの先生のようないかにもオペラ歌手・奥様風の素敵な声で話したいのですが、私がそれをやると物笑いの種になるだけですし、やっぱり無理ですね~。
    あと高い声でしゃべるお嬢様風・・・にも憧れるのですが・・・。(もうお嬢様っていう年でもないのに!笑)
    最初についていた先生の門下生に声優さんがいました。
    この方後に結構売れっ子になっていますが、何と私の出身大学出身(中退)で同じ寮(私と入れ違いに出た)、同じ学科で、私の尊敬する歌の上手な先輩とお友達でした。
    この方と話した時、「続けるのも才能だから・・・。」と言われたことを今でも思い出します。
    細々とでも何とか続けている私です。

  11. すとん より:

    >たかさん

     歌はリハビリとしてはかなり有効な手段だそうですね。キング先生のところにも、リハビリ目的で歌を習いに来ている生徒さんがいらっしゃるそうです。

     そうそう、明日が発表会なんですよ。どーしましょう? とりあえずは、昨日から、昼寝と早寝と朝寝をくり返しています。昨日は仕事を早退して(笑)昼寝をしたし、夜もさっさと寝ました。今日も仕事は早退して(爆)昼寝をします。もちろん、夜は早めに寝るし、明日はしっかり朝寝をするつもりです。とにかく寝ないと(笑)。睡眠時間がたっぷり過ぎるくらいでないと、歌は歌えないので、必死に寝てます。なので、ワクワクドキドキしている暇がない~。

  12. すとん より:

    >Ceciliaさん

    >いかにもオペラ歌手・奥様風の素敵な声で話したいのですが、私がそれをやると物笑いの種になるだけですし、

     気持ちは分かります。私もキング先生から「話す時から歌声で話さないと…」とは何度も言われてます。私は基本的に素直な人間なので、先生に言われた通りに、実際に行なうとするのですが、いざ、その場になると、急に今までとは違ったしゃべり方には…ね、…しずらいですよね~。

     でも、ちょっとずつ、少しずつ、段階を追って、歌声を話し声の中に入れようとはしてます、これでも一応。でも、気を許すと、ついついベタな話し声になってしまうので、要注意ですけれど。

    >続けるのも才能だから…

     この年になると、それは実感しますね。つまり人間は「やり続けてきた事しかできない」存在なんですよ。人は急に変わることはないわけで、だから数年後の自分を見定めて、今から始めて、そして続けていけば、確実に私という人間が変わっていけると思ってます。

     以前にも書いたと思うけれど、私の音楽活動は、定年後のライフスタイルを念頭において、今から準備をしているのです。仕事を引退したら、歌を歌って笛を吹いて、音楽を媒介として友人や仲間を作って、おかしく楽しく暮らしていきたいと思ってます。そのために、今のうちにガムシャラに音楽の勉強と訓練をしているのです。

     これでも色々と考えているんですよ(笑)。

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