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マスコミに関わる人たちのメンタリティがイヤなんです

 神奈川県小田原市の生活保護担当の市職員64人が「不正受給はクズだ」と背面に英語でプリントされたジャンパーを、2007年より勤務中に着ていた事が、新聞やテレビなど、マスコミで取り上げられ、問題となっています。

 テレビやネットを見た限りでは「なんかなあ…」という感想です。まるで鬼の首でも取ったかのように、コメンテーターの方々は「許せない」「恥を知れ」「公務員としてのプライドは無いのか」「これは脅迫罪に相当する」とか言って盛り上がっていました。

 これって、そこまで騒ぐ事なの?

 私の正直な感想は「小田原市もワキが甘いなあ…」です。

 正直、公務員って叩かれやすい存在でしょ? よく「我々の税金で…」と言う決まり文句がありますが、あたかも自分たちが彼らを雇用している感覚で、彼らに対して上から目線で文句を言っても良い…と言うのが、マスコミが取り上げる“市民の声”って奴でしょ? 公務員が、ちょっとでも間違った事をしたら、盛大にディスって叩く…というのが、最近の風潮じゃないですか?

 これは「溺れたイヌは棒で叩け」の精神ですね。ちなみに「溺れたイヌは棒で叩け」とは、朝鮮のことわざです。日本人のメンタリティとは、だいぶ違いますね。マスコミのメンタリティが日本のそれではなく、朝鮮のメンタリティである事の、悲しい証しだと思います。知らぬうちに、朝鮮的なモノが日本人の精神とか文化を侵食しているわけで、個人的には見過ごせない事だと思ってますが、それはまた別問題です。

 日本人なら「人のフリ見て我がフリ直せ」だし「他山の石以て玉を攻むべし」だろうと思います。まあいいや。

 さらに言えば、公務員って、立場上、絶対にやりかえしませんよね。それを見越しての物言いなわけで、マスコミの手口は、反撃できない相手だと知った上で、安心してフルボッコにしているわけで、一種の弱い者いじめだし、卑怯だよな。これも日本人のメンタリティとは異なります。なにしろ日本人ってやつは゛卑怯な行いを極端に嫌いますからね。

 で、問題は『小田原市の行為は、マスコミに口汚く罵られるほどの悪であるのか』という事です。

 まず“生活保護の不正受給”は悪です。その悪を見逃さない事は正しい事であり、公務員としては、当然の行いです。その点では、むしろ小田原市の姿勢は誉めるべきですらあります。生活保護の不正受給はダメです。今後もバシバシ正していくべきです。

 つまり、やっている事は間違ってはいないのです。

 問題は、彼らか着用していたジャンパーでしょうね。これは公金で支給されたものではなく、自分たちの私金で製作したもの(1着4400円だそうです)であり、希望する職員がそれぞれ自費で購入したものなんだそうです。

 仲間内でジャンパーを製作して着用するなんて「大学のサークル活動と勘違いしているんじゃないか。公務員としてのプライドはないのか」と文句を言っている人がいますが、別に仲間内でユニフォームを製作して着用する…のは、仲間内の連帯感を高める上で有効な手段だし、ましてや、それが自分たちの自費で行っているのなら、他人がどうこう言うべき話ではありません。大学のサークル活動っぽくっても、それで円滑に仕事がまわっていくのなら、良いじゃないですか?

 そもそもは、生活保護の受給資格を失った男が市役所で暴れて刃傷沙汰(職員二名がカッターナイフで切られたそうです)を起こし、意気消沈する部下たちを見た当時の担当係長の発案で、彼らを鼓舞するつもりで、お揃いのジャンパーを製作したそうです。

 だからジャンパーの背面には「不正受給して市民を欺くのであれば、あえて言う。そのような人はクズだ」って書かれているのだって、彼らの意気込みであって、そのメッセージが日本語でなく、英語で書かれているのも、他人に対して訴えているのではなく自分たちの肝に命じるためだろうと思うわけです。他人に対して主張するメッセージなら、もっと分かりやすくしないといけません。小さな文字で英語で書くなんて、読んでもらいたいわけじゃないって…デザインの常識があれば分かることです。つまり、あれは自分たちに向けての応援メッセージであって、他者に対しては単なるデザインの模様なのです。

 でも、そこが彼らの甘さ…なんだな。

 ジャンパーに書かれている文言について、私は間違った事は書かれていないし、言葉遣いがラフである事も、あくまでも仲間うちに向けたモノとして考えれば、OKだと思います。英語やローマ字で書かれているのだって、それがカッコイイからであって、エンブレムがどこかのサッカーチームのそれに酷似しているそうだけれど、それもカッコイイからであって、内々のジョークなら、どれもこれも特に目くじら立てる事はないと思います。

 ではどこに問題があるのか?

 彼らの視点が内向きであって、いわば楽屋オチの発想であって、世間がどう考えるかという想像力に欠けていた事です。

 まず、今回のマスコミに代表されるように、一部の人たちは公務員が失敗することを待ち望んでいます。ほんの些細なことであって、おおげさに取り上げて「日本はダメだ」とやるのが、彼の常套手段です。そんなわけでマスコミの皆さんは、鵜の目鷹の目で公務員が何かしでかしやしないかと日々探し回っているわけですが、そこに恰好のエサを与えてしまったわけです。まったく、ワキが甘いです。

 仲間内なら許される表現でも、悪意を持った人が読んだら、どう思うか…そういう想像力が欠けています。表現内容が正しくても、表現方法は適切か? ミスリードされる可能性はないのか、揚げ足を取られる恐れはないか…そういう事に思いが至らなかった事が残念です。

 さらに言えば、この内向きな気分でデザインされたジャンパー。果たして職務中に着用するのが適切だったのか…そういう点に考えが及ばなかった事が、返す返す残念だし、今回のマスコミの取り上げ方だって、このジャンパーを職務中に着用していた事を問題視しているわけでしょ?

 私もこの点に関してはマスコミと同意見です。こんなスキだらけのジャンパーを世間の目に触れるような場所で着用しちゃダメでしょ! ましてや、一部の職員はこれを着て受給者の家庭を訪問していたと聞きます。

 最初のうちは世間の誰も気にしないかもしれませんが、繰り返して、同じジャンパーの人が同じ家に出入りしていたら「彼らは誰だ!」となるわけです。やがては、あのジャンパーを着ている人は“生活保護”関係の役人だと分かるようになれば、それは本当にマズいことだと思います。

 日本人の多くは「生活保護を受ける事は恥である」と感じるそうです。だから必要があって生活保護を受けていたとしても、受給している事実を周囲には知られたくないと思うそうです。そこは貰えるものなら何でも貰っておけ…と考える大陸系の人たちとは違うメンタリティなのですが、そんな人や地域の中に生活保護関係の役人が、それと分かる格好で出入りするなんて、ほんと、デリカシーに欠けると思います。

 この点は責められてしかるべきだと思います。配慮が足りないし、プロ意識が欠落している言わざるを得ません。

 日々の仕事はきちんとやっていても、ジャンパーに関してワキが甘かったがために、マスコミに非難され、心無い人から蔑まれて馬鹿にされるわけです。自分たちの任務に忠実であっても、衣装に不備があったので叩かれているわけです。なんだかなあ…。

 彼らは、善か悪かと言えば善なる人々だろうけれど、是か非かと言えば、今回は非です。

 非であるのだから、非難されるわけだけれど……………、それにしてもマスコミは叩きすぎだと思います。あそこまで叩く必要はないし、小田原市はすぐさまに「市民の誤解を招きかねないうえ品位を欠いた表現で不適切だった」と言って謝罪し、監督責任のある上司たち7人を厳重注意にしているわけです。世の中には謝っても許されない事って無いわけじゃないけれど、今回の件は、謝ったんだから許してやっても良いんじゃないの? ちゃんと処分を受けたわけだしね。

 それを「溺れたイヌは棒で叩け」ってわけで、公共の電波を使って、言葉による暴力を彼らに浴びせかけるのは、ほんと、見ていて不快です。

 この件を契機に、各地で不正受給者たちが図に乗って、横暴な振る舞いを役人たちにしでかさないと誰が断言できるでしょうか? そこまで考えた上で、言葉の暴力を奮っているのでしょうか? 不正受給者を取り締まる人々の揚げ足を取り、萎縮させることで、不正受給者が増える事につながらないでしょうか?

 公務員って…公僕でしょ? 公僕と言うのは、公に仕える人たちの事で、いわば“非営利業務”担当者の事でしょ? 公務員の仕事なんて、どれもこれも利益を生みません。利益を生む仕事なら、それは私企業にやらせればいいのであって、利益が出ずに、私企業にやらせられない事だけれど、必要な事柄だから、お役所がやるわけです。利益が出ない仕事だけど誰かがやらないといけない事だから、我々が少しずつお金を出し合って、彼らに我々がするべき事を代行してもらっているわけです。そのための費用が税金であるわけです。

 だから、税金で彼らを雇っていると考えるのは間違っているわけで、税金で彼らに面倒事を委託しているわけです。市民が公務員を養っているわけではなく、市民がやりたがらない(お金にならない)面倒事を公務員にやってもらっているわけです。だから彼らを下に見て蔑視するのは間違いです。むしろ彼らに感謝すべきなのです。

 でも大陸系の人は、基本的に拝金主義だから、お金を出している人間がエライという考えるわけで、そういう人には、我々の考え方は理解できないんでしょうね。

 だから「溺れるイヌを棒で叩く」わけです。なんだかなー。

 公務員は公僕だけれど、下僕じゃないんだよ。

 生活保護の不正受給を撲滅する仕事は大切な仕事だし、その仕事にプライドを持っている事も素晴らしい事です。そんな彼らが胸を張って働けるようにするべきです。でも、正当に生活保護を受けている人の肩身を狭くするような行動はダメですよ。せっかく正しい事をしていても、身につけているジャンパーのために、それらを台無しにしてしまうなんて、ほんと、ワキが甘いとしか言えませんよ。

 ああ残念だ、残念だ。

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コメント

  1. ドロシー より:

    すとんさん、こんにちは。

    「不正は悪だ」当たり前ですよね。
    別に、自分自身は生活保護を受けるつもりはないけど、生活保護を受ける人はバッシングする、という人が増えていますね。
    不正かどうかなんて、隣人が判断することではないので、公務員がやるしかありません。
    公務員といえば、以前は横柄で融通がきかないイメージを持たれがちですが、議員にも住民にも頭を下げている人が多いですよ。
    何しろ、利益に貢献したからって自分の給料が増えるわけでもないのです。
    17時で窓口は閉まりますが、その後に後処理が始まりますから、定時帰りではないですね。
    どちらかいうと税金をいかに有効に使ったか、ということを重視しているような気がします。

  2. すとん より:

    ドロシーさん

     生活保護については、その必要性は認めますが、色々と問題があるわけで、特に不正受給者は、一種のタカリですから、私は個人的には許せません。あと、議論の余地があるのは、外国人への支給ですね。日本の生活保護を目当てに来日してくるタカリ外国人も多数いるそうですし、外国人への福祉で行政が赤字になるなら、外国人の福祉は、本国に任せちゃえばいいじゃんと思います。それが本筋だと思うしね。なので、日本の生活保護は日本国籍を有する者だけに支給する事にしちゃえばいいじゃんという論説を支持したくなります。

     それにしても公務員は切ないと思いますよ。仕事をしっかりやっても誰も誉めてくれず、失敗すれば、世間中から叩かれるわけですからね。こんな事をやっていると、優秀な人材が公務員にならなくなってしまうよ。それでは国や地域の損失につながると思う私でありました。

  3. Hiro.MTB より:

    >公務員は公僕だけれど、下僕じゃないんだよ。

    おお、ものすごく腑に落ちました!まさにその通り。
    公僕は市民の奴隷じゃないんですよ。儲けにならないことを代行しているだけなんですよね。

    >大陸系の人は、基本的に拝金主義だから、お金を出している人間がエライという考えるわけで、

    大陸系のメンタリティについてですが、私はすとんさんとはちょっと意見が違っていて…お金を出している人間が偉いのではなく、お金を持っている人が偉いのです。

    大陸系の人が拝金主義なのは同意ですが、例えば公務員に対しての態度は日本と逆で、まるで貴族のように公務員を持ち上げます。これはなんでかというと、

    何を申請するにしても、権限は公務員が持っている。

    拝金主義なので、権限を持っている人にはお金が集まる(付け届け、袖の下、接待、その他いろいろ)。

    拝金主義なので、お金を持っている人は偉い。

    なので余計にお金が集まる。

    ますます発言力が強くなる。

    以下、無限ループ。

    です。なので、大陸では公務員がやたら威張っています。

    それに対して日本では公務員は付け届けを受け取らないのでお金がない。
    なので日本にいる大陸系の人は「金を出してる」市民の方が偉い、と感じるんでしょうね。

  4. すとん より:

    Hiro.MTBさん

    >お金を出している人間が偉いのではなく、お金を持っている人が偉いのです。

     なるほど。お金を出している人は、もちろんお金を持っている人だけれど、お金を持っているから言って必ずしもお金を出すわけじゃないものね。お金を出さなくても、お金持ちはエラい…という発想ならば、確かに『お金を出している人が偉いのではなく、お金を持っている人が偉い』って事になります。

    >例えば公務員に対しての態度は日本と逆で、まるで貴族のように公務員を持ち上げます。

     つまり、大陸の公務員は賄賂三昧でお金を持っているからエラいのだけれど、日本の公務員は清廉でお金に縁がないからエラくない…となるわけだ。うむ、納得。

     しかし、拝金主義ってのは、分かりやすいと言えば分かりやすいですね。何しろ、行動原理が金の有無だからね。

     お金は大切だけれど、人生、それだけじゃないんだよな…と思う私は、典型的な日本人なんだろうなあ(笑)。

  5. mee より:

    近頃はこの手の報道がやけに目につきます。
    マスコミは話題に窮しているのでしょうか?
    他人の言葉尻や、あげあしを取るような話しが多くて「仕事が無いのかなぁ~」と思ってしまいます。
    SNS、ブログなども然り。
    「は?…」と、目が点になるような投稿が、これまた目につきます。
    今までにもあったのかもしれませんが、自分がそういった事に興味が向いた性かもしれませんね。

    近頃は「国民総お隣さん」という状態らしく、すぐにお友達ができて(本当のお友達ではないかもしれませんが…)
    「一人一人の意見が言いやすい時代になった」とは思います。
    良くも悪くも表裏一体。
    何故か、良くない事の意見が大きく目につくのは私だけでしょうか?
    国民は不満で一杯なのかしら?そうでもないと思いますけれど…

    「自分の息子の嫁の悪口を言う姑は、どんなに素晴らし嫁が来ても文句を言う」
    とでも言うように、文句を言う人は言うんですよ。

    自分が正面から個人として意見を言えない人は、どうでもいい小さな事を見つけてはグズグズ言うんですよ。
    近頃、そういう人を見つけたら放っておく事にしております。
    恐らく、ご自分が言った言葉で困られる時が来ると思いますので…
    勉強して頂きたいです。

    ただし、影響力の裾野が広い人やマスコミなどは、自分の立場をわきまえて、発言するようにして欲しいものです。

    公務員の給料が下がると報道されれば「貰いすぎだから、当たり前だ!」と、自分の給料と比べて言う人、結構います。
    そんな人は公務を知っているのでしょうか?
    私が見る限り、知らないと思われる人でした。
    「沢山貰っている」というのが、羨ましく、悔しいのなら、試験を受けて公務員になれば良かったのです。
    「公務員のくせに」という言葉もよく聞きます。
    くせに。って何でしょう?
    意味が分かりません。
    勝手なイメージで言っているのもわかります。
    私は公務員ではありませんので、そういう人にははっきり、意見を申し上げます。

    民意の低下、モラルの問題。
    そろそろ、どうにかしようよ!と、言いたいです。

    また…すとんさんの庭で言いたい事いっちゃった(;´∀`)

  6. すとん より:

    meeさん

     最近の報道で目立つのが、ネットで拾ってきたネタで報道しているの。それなら、我々素人とやっている事は一緒じゃん。プロなら、自分たちの足でネタを探してこいって言いたいです。あなた方の先輩たちは、みんなそうしていたんですよ、楽しちゃいけません。

     あと、取材不足やウラを取らずに報道しているのもイヤになります。今回の件だって、取材はちゃんとしていたのかな?って勘ぐっちゃいますよ。

     あと、コメンテーターって連中に意見を言わせるのは、無責任だなあって思います。あれ、台本があるんだろうけれど、マスコミとして言うべきことは、ちゃんと局のアナウンサーが言うべきであって、タレントに言わせるなんて、責任転嫁と言うか、責任逃れじゃねーのって思います。

    >公務員の給料が下がると報道されれば「貰いすぎだから、当たり前だ!」と、自分の給料と比べて言う人、結構います

     私も公務員ではないから、言っちゃいますけれど、公務員の給料は安いと思いますよ。だって、国家公務員になるのって、一流大企業に就職するのと同じくらい難しいのよ。地方公務員だって、その土地の優秀な人たちがなっているわけで、公務員って、基本的に優秀な人たちの集団なんだよね。だから、公務員の給料は、普通のサラリーマンが羨むくらいの高給取りでいいと思うし、それだけの高給取りになれば、優秀な人材がドンドン公務員になって、我々の生活を支えてくれるわけで、まさにウィン・ウィンじゃない?

    >「沢山貰っている」というのが、羨ましく、悔しいのなら、試験を受けて公務員になれば良かったのです。

     まさにその通り。文句を言うくらいなら、公務員になればいいんだよ。“なれたけれどならなかった人”は文句を言わないと思う。だって、それだけの人なら、公務員よりもずっと稼いでいるはずだから。“なれなかった人”は自分の能力が不足しているのだから、文句を言っちゃダメだよ。そういう人は、何になっても、今のような生活しかおくれないんだから。

    >民意の低下、モラルの問題。

     そこが問題なんだよね。結局、教育の問題になるんだと思う。今の日本の教育、現場の教師は優秀な人が多いとは思うのだけれど、教育現場に流れる“反日売国”な空気が子どもたちを歪めているように、私は思います。それに、教育は子どもたちだけでなく、若者や大人たちに対しても“生涯教育”というカタチで続けられるわけで、その主な担い手がテレビだったり新聞だったりのマスコミなわけだけれど、そのマスコミが××だから、日本人の民意がドンドン下がっていくのだと思います。

     War Guilt Information Program って奴が、効いているんだと思います。そういう意味では、まだまだ戦後なんだな(涙)。

  7. Hiro.MTB より:

    > 最近の報道で目立つのが、ネットで拾ってきたネタで報道しているの。

    アパホテルが「中国人お断り」発言をした、というのもガセでしたね。
    中国のネットニュースが誤訳したものを、引用の引用でなんとYahoo JAPANにまで掲載されちゃった(笑うしかない)。

    >つまり、大陸の公務員は賄賂三昧でお金を持っているからエラいのだけれど、日本の公務員は清廉でお金に縁がないからエラくない…となるわけだ。

    その通りです。

    あと、中国人は「日本の公務員はバカだ」っていいます。

    何故かというと、いくらでも儲けるチャンスがあるのにそうしないからだそうで、自ら稼ぐチャンスを逃すのは愚か者の証だそうです。儲けるチャンスとは即ち、付け届けを要求するチャンスのことです。

    逆に賄賂でせっせと私腹を肥やす大陸の公務員は「才覚がある」んだそうです。

    いや、賄賂を要求するぐらいなら愚か者呼ばわりされた方がましだよ…と思うのは私が日本人だからでしょうか?それともホントに愚かだから(笑)?

  8. すとん より:

    Hiro.MTBさん

    >アパホテルが「中国人お断り」発言をした、というのもガセでしたね。

     まあ、ちょっと考えれば分かる事で、アパホテルってビジネスホテルだから、出張で飛び回る日本のサラリーマンたちが主な顧客なわけで、中国人を始めとする観光客は(失礼な言い方だけれど)もっと豪華な観光ホテルに泊まるでしょ? 実際、アパホテルの売上の中では、中国人客の売上は微々たるモノだそうで、だからお断りせずとも、最初から利用されていないんだそうです。

     そういう意味ではアパホテル的には、痛くも痒くもない。むしろ今回の件で、応援するオジサンたちが積極的に利用してくれるだろうから、一周回って、良い宣伝になったんじゃないかな?

     アパホテルが冬のアジア大会の宿舎の一つになっているとか? それが問題になっているとか? それで組織委員会が困っているとか? まあ、中国人選手たちを、別のホテルに泊めさせりゃあいいだけの話じゃないの?

     それにしても、今や経済大国である中国が、日本の一企業であるアパホテルに国家を挙げていちゃもんつけてくるなんて、国土は広くても、器はちいせーちいせー(笑)。

    >逆に賄賂でせっせと私腹を肥やす大陸の公務員は「才覚がある」んだそうです。

     才覚があるんじゃなくて、弱い者いじめだし、根性が曲がっているんだと思う。国が経済的に成長しても、そこに住んでいる人々は心が卑しいんだと思う。いくら金を持っていても、心が貧しいなら、お金を持っている意味すらないんじゃないかと、私は思います。

     そもそもが、公務員って“私を捨てて公のために働いている人”たちの事でしょ? 賄賂で儲けているなんて、公僕じゃないでしょ? ダメだな。あの人たちは。とてもじゃないけれど、付き合えないよ。

     彼らになら、愚か者と笑われる方がいいなあ…と思うのは、やっぱり私も日本人だからかな(笑)。

     あー、もしかして、中国が散々騒いでいるのは、アパホテルから賄賂が欲しいから…なのかな?(笑)。黙らせたいなら、賄賂を寄越せ…ってね。

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