それはテノール界です(笑)。あ、80とか20とかの数字は私の個人的な印象です(別に根拠はありません)。
それはともかく、ここで面白いと思うのは、よく「声楽では身体が楽器だから」という言い方をします。
楽器の世界を見ると、高音担当の楽器は小さく、低音担当の楽器は大きい、これ当たり前。「身体が楽器」を文字通り信じるならば、高音歌手は身体が小さく、低音歌手は身体が大きくなります。
だから、男性高音歌手であるテノールは身体が小さくなります。実際、テノール界にはチビが多い。
なのに、(単なるノッポではなく)巨漢の高音男性歌手が一定数いるってことが愉快です。
オペラ歌手を例にするなら、クーラー、ドミンゴ、ホフマン、コレルリ、パバロッティなど身長180cm以上で活躍してい(るorた)人が結構いる。(keyakiさんのブログの「オペラ歌手さんの背比べ」を参考にしました)身体が楽器なら、これらの歌手は高音担当楽器として相当なハンデを持ったことになりますが、どうしてどうして立派なものです。
アマチュア合唱団でも、バスとテノールを比べれば、やはり「テノールはチビ」という印象は免れませんが、必ずテノールにはバスに負けない巨漢野郎が混じっているものです。愉快、愉快。
ちなみに、私もキング先生も巨漢組に入ります。へへへ。
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