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気候の変化に負けそうな私です[2022年3月と4月の落ち穂拾い]

 えっと、ブログを再開します。で、落穂拾いです。3月分がブログの春休みに紛れてしまってアップしていなかったので、今回2ヶ月分をまとめてアップしちゃいます。
 ついこの前まで、ぶるぶる震えるほど寒い毎日が続いていたかと思えば、いきなり春がやってきて、それがふと気づけば、なんかもう初夏のような気候になってます。で「よーし!」と思っていると、また寒くなってぶるぶる震えていたり…。この国には四季があるはずだけれど、ここんとこ、夏と冬にしかお目にかかっていないような気がするのです。気のせいかな?
声楽家は大食漢?
 「なぜ、声楽家には恰幅の良い人が多いのか」の質問の答えとして「オペラ公演後のディナーに出る美味しいごはんを食べまくるからだ」というのがあります。
 まあ、外れじゃないでしょう。
 でも私が思うに、本当の理由は、食べ物もそうだけれど、それと合わせて飲むアルコールの方が太る原因としては大きいのではないでしょうか?
 歌手にかぎらず舞台人は、公演後に派手な夕食を取ってガバガバ酒を飲む人が多いのだけれど、これは舞台での緊張をほぐすためなんだそうです。とにかく、酔ってベロベロにならないと、舞台の緊張が解けず、眠ることすらできない…という言い訳なんだそうです。
 特に多額のギャラをもらう、主役級の歌手たちの緊張は並大抵のものではないので、その緊張に対抗して、アルコールの摂取量と、合わせて食べる食事量が半端ではなく…という話を某プロ歌手の方から聞いたことがあります。
 まあ、緊張だけが原因なら、歌手以外の人も太っていても不思議ないものね。主役は大変…って事で納得しておきましょう。
 あと、体重は声量と関係するようです。大声量を求めて、歌手は太るたがるそうです。
 実際、今でもワーグナー歌いに巨漢が多いのは、大音量のオーケストラと対抗するために、大きな声が必要だから…だそうです。
 もっとも声量増大には、体重以外にも体の容量、具体的には共鳴腔となる頭蓋や胸部の大きさが必要になると思います。日本人は、頭小さいし、顔はのっぺりしているし、胸も薄いので、元々、大きな声が出る体格ではないんですね。そこへ行くと、ヨーロッパ人たちは、頭でかいし、顔の彫りは深いし、胸はでっぷりと分厚いですからね。楽器の性能そのものが全然違うわけです。
 声楽やるなら、日本人の体格はハンデにしかなりません。ヨーロッパ人がうらやましいです。
昭和も遠くなりにけり
 若い世代の子たちは、今のオッサンオバサン世代とは、あれこれ価値観が違っていますし、当然、ライフスタイルも違っています。家族のあり方とか、男女の関係も、当然変わってしかるべきですし、常識も異なってきます。
 例えば、車の免許。昔は免許は必需品で、若いうちに取っておくものでしたが、今の若い世代は、車に興味のない子も多いです。地方はともかく、都会の子だと、免許を持っていない子もたくさんいますし…。
 昭和の当たり前で言えば…オトナになったらタバコを吸うようになるとか、デートと言えばドライブをするとか、昼夜を問わずバリバリ働くとかを、今の若者達は、なんとなく後ろめたく思っているようなんですね…健康被害とか地球温暖化とかワークライフバランスとか…これも学校教育の成果なんでしょうね。
 ああ、昭和も遠くなりにけり…です。
共産制ではなく村社会
 世の中の不平不満が極限まで貯まれば、やがて労働者たちがブチ切れて革命を起こす…というのが、歴史の常識ですが、この常識は、不平不満があったら、すぐにデモや暴動を起こす野蛮な(笑)ヨーロッパ人の発想だろうと思います。
 じゃあ、我々日本人はどうするのか…と考えるならば、私は日本人は革命を起こさずに、ひたすら我慢に我慢を重ねて、いわゆる“ゆでがえる”になるんじゃないかと思います。
 いくら世の中が理不尽で、不平不満が溜まってきても、じっと我慢のゆでがえるになって、もっと我慢をして、その我慢に我慢を重ね、現実逃避をしつづけて、そのまま出汁を取られて、支配者層にいいように餌食になって終わるのか、最後の最後で、ようやくブチ切れるのかは…どうなんでしょうね。何しろ、多くの日本人の脳内はお花畑ですから、ブチ切れるのは難しいのかな…とか思ってます。
 あのウクライナの惨状を見ていても「憲法9条を守りましょう。平和的な話し合いで解決しましょう。武力を放棄して、不戦の誓いをしましょう」とか言っているんですよ。そりゃあもう、ゆでがえるどころか、トラックにひかれてぺったんこのかえるですよ。死にがえるです。
 それに日本人がもしも革命を起こしても、それで共産制を望むのかと言えば、それは無いだろうと思ってます。日本人は努力と工夫が好きだから、共産制でみんなか等しく貧しくなるような社会は望みません。もし望むとしても、それは共産制とは似て非なる“村社会”なのでは無いかななんて思うんですよ、村のみんなは協力しあい、他の村とは競争しあい、特産品なんかを頑張って作って、自分の村を豊かにしつつ、周囲の村とも仲良くやって…ね。
 「みんな一緒が居心地いい」と思うのが日本人です。
今月のお気に入り 源氏物語 あさきゆめみし
 先日、テレビをつけたら偶然「源氏物語」をやっていました。で、思わず、ほんの少しだけ見てしまいました。「ほんの少し…」の理由は、入浴直前だったので、風呂に入らなければいけなかったのと、以前放送された時に録画したものを持っているので、いつでも見られると言えば見られるからです。なので「ほんの少しだけ」見たわけです。
 で、この偶然見た「源氏物語」は、以前にも、初放送の時に見たのですが、実に素晴らしいのですよ。画面がまるで「源氏物語絵巻」のような作りになっているし、4時間ドラマで全2回なので、全部で8時間の放送で、光源氏の一生を割りと丁寧に描いているドラマなのです。詳しくは公式サイト(?)を貼っておきますので、ご覧ください。
 で、久しぶりにドラマの源氏物語を見てしまったために、私の中の源氏熱が燃えてしまい、久しぶりに源氏物語を読み返してみたくなりました。
 紙の本なら、紫式部のオリジナルを新潮日本古典集成版で持っていますし、翻訳も与謝野晶子版、円地文子版、瀬戸内寂聴版と持っていますし、再話系のものなら田辺聖子の「新源氏物語」を持っていますし、漫画版に至っては大和和紀の「あさきゆめみし」を持っています。
 問題は私が老眼なので、すでに所有している紙の本は読めないってことですね。まあ、虫眼鏡片手に…とか、老眼鏡の上に拡大用のメガネをかければ読めないわけではないけれど、でもまあ、それもかなり大変だし面倒だし疲れるので、あまり紙の本は読みたくないのですよ。読むなら、今の時代、電子書籍です。
 で、電子書籍で持っている源氏物語…というと、実は全部漫画版でした(笑)。江川達也版やとみ新蔵版、長谷川法世版で持っていました。おそらくこれらはアマゾンの特売セールの時に買ったもので、安く売っていたから買っただけで、今の「源氏読みたい!」の気分には合わないのですよ。だって、江川版やとみ版は物語の途中で終わっているし、長谷川版は絵の個性が強くて(まるで日本画みたいなんです)スラスラとは読めないわけです。
 やっぱり今の気分に合ったものを新たに購入しよう。
 だったら字の本(って言い方もなんだけれど)はどうか? 最近、角田光代の新訳が出て評判になっていって、それも悪くないし、昔購入したもの、例えば円地文子の翻訳(実は現在絶版中で電子化されていません)とか買い直してもいいじゃん? いっそ、与謝野晶子訳なら著作権が切れていて、無料電子書籍版もあるからお気軽に読み始められるしさあ…なんて、色々と考えた結果、購入したのが「あさきゆめみし」でした(笑)。
 正直な話、私にとって、一番印象深くて根っこになっている源氏物語って「あさきゆめみし」なんだよね。漫画が一番…って、なんか知的ではないけれど、本当なんだから仕方ないです。だから今の私なら、まずはこれを読むのが一番かな?って思ったわけです。これを読んでも、まだ源氏熱が冷めなければ、次は文の本で読めばいいじゃんって考えたわけです。
 ってわけで、読んでいるわけですが…ああ、絵柄がかなり古い(涙)。でもでも、今更ながら、字よりも絵の方が情報量が多いよねえ。じっくりじっくりと読んでおります。
今月の金魚
 2022年3月23日(水) タニシを150匹投入!
今月のひとこと
 今回のウクライナの件は、私も注視しています。西側諸国がウクライナをどう助けるかで、今後万が一、日本が有事になった時の西側諸国の出方が分かるというものです。それによっては、日本は憲法9条改正&核保有を実現しないとヤバいかもしれません。なにしろ軍事力で世界の体制を変えちゃえって考える隣国が日本にもいますからねえ…。(2022年2月27日~3月1日)
 朝起きたら、頭が痛い。触ってみたら、結構大きなコブが出来ていた。しかし、頭をぶつけた記憶は全くない。しかし、痛みはあるし、コブもある。一体なぜ? 不思議不思議。(2022年3月1~6日)
 原因不明の頭痛は収まり、コブも引っ込みました。でもその代わり、今度は腹痛に悩まされています。おそらく胃腸炎でしょう。いわゆる、お腹の風邪をひいてしまったようです。具合が悪いのには困りものですが、発熱していないのが不幸中の幸いです。だって、今の時代、発熱は悪ですからね。発熱したら、社会からつまはじきにされてしまいます、クワバラクワバラ…。(2022年3月6~12日)
 最近は、レモン味の炭酸水にはまっています。美味しい美味しい。問題は、こいつを飲んでいると、やたらとゲップが出ること。それも理性では抑えられないくらいに、何回も何回も。それがちょっと困りもの。(2022年3月12~21日)
 ようやくマンボウが明けました。やったね、後はマスクをしなくても済むようになれば、私はうれしいです。ああ、夢にまで見ます。コロナ退散!(2022年3月21~25日)
 ワクチン3回目を接種してきました。腕が痛いし、ノドも痛いし、体の節々が痛い。もちろん、発熱しているし、まるで病人のようになってしまいました…いや、これは確実に病人か。とにかく、眠いので寝てばかりいます。(2022年3月25~27日)
 ワクチン接種後の発熱状況について。接種したのは午後3時。接種当日は、接種箇所の腕が痛いくらいで、特に発熱は感じませんでした。翌日は、目が覚めた時にはすでに発熱を感じました。平熱は35度前半が多い低体温な私ですが、すでに熱は36度後半となっていました。頭痛が激しく、体の節々が痛むようになり、午後には37度を突破しました。近隣のレストランとか映画館とかは37度後半になると入場できなくなりますが、37度前半でこんなに体調が悪いのなら、そもそも外出なんて無理だろうと思いました。夜には37度後半になってしまい、四肢に力が入らなくなり、階段の上り下りにも不安を感じるようになったので、解熱剤(カロナール)を飲み、就寝しました。翌日は薬のせいもあったのでしょうか、36度前半になり、その日は一日中解熱剤を飲み続けて、36度前半をキープしました。接種後、翌々日となり、体の辛さは薄れたので解熱剤の服用は止めましたが、熱は36度前半をキープしたままです。これなら普段の「ちょっと体調が悪い」程度なので、ちょっとしんどいけれど、普段の生活が遅れそうな気がします。(2022年3月27~4月4日)
 いやあ、忙しい。果たしてこんな忙しさの中、あと一週間でブログは再開できるのでしょうか? ほんと、自分でも分からない。(2022年4月4~14日)
 声楽発表会まであと約一ヶ月?ってところでしょうか? ソロ曲2曲の暗譜は8割方完了しましたが、二重唱が全く覚えられません(汗)。まあ二重唱は楽譜持ち込みで歌うことも検討しております。(2022年4月14~24日)
 もうすぐゴールデン・ウィークですね。今年はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンがありません(涙)。私はどうやって過ごせば良いのかしら?(2022年4月24~25日)
 橋本治訳の「枕草子」が電子書籍化されていない! 書籍なら持っているけれど、老眼なので書籍だと読むのが大変で、電子書籍で買い直そうと思ったのに…電子化されていない。なんかとっても悲しい。円地文子訳の「源氏物語」も電子化されていないし…さあ。もう、私にどうしろっていうのサ。(2022年4月25~5月3日)
 今月は以上です。よろしくお願いします。

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