うむ、実に不思議な事…と言うか、金魚は成長に伴って体色が変化するものがいる…と言うか、我が家に来た時は、見事な三色金魚だったロナが、今では“黒”が抜けて、ただの更紗(二色)になってしまいました。もっとも、白の鱗は透明鱗なので、単純な更紗ではないのですが…。
三色+透明鱗で東錦なのですが、二色+透明鱗だと桜オランダになります。ロナは東錦のつもりで我が家に迎えたのですが、どうやら桜オランダだったようです。もっとも、まだ幼いせいもあって、あまりオランダオランダした体型ではありませんが、だからと言って、これから先、琉金になるとも思えないので、やっぱり桜オランダなのかな?って思います。
ロナの特徴は、体色もそうですが、尾ビレが一番の特徴かな?と思います。
金魚の尾ビレの特徴は、特に琉金とかオランダ獅子頭等の丸い体型の金魚の尾ビレは、通常二枚あり、その二枚の尾ビレが背中側で癒合して、山折りの一枚の尾ビレになっているのが普通です。でもロナの尾ビレは、腹側で癒合して、谷折りの1枚の尾ビレになっているわけで…これは何という種類の尾ビレなのかな?と検索しましたが、そんな尾ビレの金魚は、どうやらいないようなのです。
つまり、ロナは世にも稀な実に珍しいタイプの尾ビレの金魚なのです。
まあ、ただの奇形なんでしょうが(笑)。でも、それは奇形と言い捨てるには勿体ないくらいにきれいな尾ビレなのです。なので、私はこれを“ロナ尾”と呼ぶ事にしました。
と言うわけで、普通の東錦だとばかり思って購入したロナでしたが、実は桜オランダのロナ尾という、実に珍しいタイプの金魚さんでした、という話です。
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