皆さんは、どんな感じでペンを持ちますか?
実は先日、ちょっとチャンスがあって、試験会場の監督みたいな事をしました。で、その時に感じたのは「ペンの持ち方って、千差万別。本当に人それぞれだな」って事です。一応、正しい持ち方というのがあるのだけれど、なかなかそんなふうに持てている人って、少ないって事に気づきしました。
ちなみに正しい持ち方はこんな感じです。
私自身に関して言うと、ほぼほぼ正しいと言うか「ちょっと惜しいなあ」って感じのニアピンな持ち方でした。ペンを中指の左脇(いわゆるペンだこが出来る部分)に当てるのではなく、中指の腹で持っているのです。ペンは、親指と人差し指でつまむように持ち、それを中指の左脇で支えるのが正しい持ち方ですが、私は、親指と人差し指と中指の3本の指でペンをつまんで持つのです。
二点支持よりも三点支持の方が安定性も運動性もいいし、ペンだこも出来ないし…。中指にペンを当てる位置を1cm程ずらせば正解なのに、うむ、惜しい。
閑話休題。いやあ、それにしても、実に色々な持ち方があるもんだと思いました。
そこそこの数の人がいて、目立っていたのが、ペンを立てて書いている人たち。指の置き方も独特で「へえ」と思っていたのですが、どうやら、それはペンではなく、小筆の持ち方のようでした。
たぶん、書をやっている人なのかもしれません。というのも、この持ち方の人は、まあまあ美しい字を書いている人が多いからです。
次に目立ったのが、パッと見で正しい持ち方をしているように見えるのだけれど、よく見ると、人差し指や中指が変な方向に曲がっているんですね。具体的に言うと、指の第一関節(指先の関節)って、内側にしか曲がらないですよね。少なくとも私はそうです。でも、これが大きく外側に曲げてペンを持っている人たちが結構いるんです。
なぜ、こんなに、本来は曲がらない方向に指を曲げてペンを持っている人がいるんだ! 実は正直に言えば、私も指が背面にほんの少しだけ曲がります。ただし、左中指、左薬指、左小指の3本だけです。それも、ほんの少しだけ。かろうじて「曲がったかも?」って感じで曲がります。その他の指は、びくともしませんし、ここで指を曲げてペンを持っている人たちは、そんな“少し”だけではなく、ほぼ直角に近い角度で指を外側に曲げているんです。
いやあ、私からすれば、ビックリ人間です。
数はかなり減るのだけれど、ペンを人差し指と中指で挟んで、それに親指を添えて持つ人がいます。試しにやってみたのだけれど(普段、そんなやり方で持っていないので)違和感がありますが、まあ安定した持ち方かもしれません。まあ、一概にダメとは言えないかもしれません。
とても数が減るのだけれど、中指と薬指でペンを持っている人もいます。中指と薬指と言うよりも、手全体でペンを包み込むように持っているのです。これも真似してみましたが、これはかなり書きづらいです。運動性悪いです。でも、いるんだよね。
ほんと、ペンの持ち方って、色々あって、個性豊かです。正しい持ち方をしている人が一定数いて、その他が個性組って感じなのです。まあ、私も厳密には個性組に入るだろうから、偉そうな事は言えないのだけれど…ねえ。
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