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え! 二重唱はダメなの?

 声楽のレッスンに行ってきました。まずは発表会の相談からです。
 曲目を決めなければいけません。今回の発表会で妻は大曲(椿姫の1幕終のアリア)を歌う事にしたので、今回は妻との二重唱は無しです。いやあ、妻の曲は10分超えなんだよね。ほぼ持ち時間を使い切ってしまうし、そんな大曲を歌うので、妻自身に二重唱を歌う余力が無いのです。仕方ないです。
 ちなみに妻の歌には影歌を歌うテノールが必要なので、二重唱ではないけれど、妻が歌っている時に舞台袖から、ちょっと歌うつもりです。
 さて、そんなわけで、今回は妻との二重唱は無しなので、その代わりと言ってはなんですが、Y先生との二重唱を希望したのですが…今の所、発表会では、夫婦や家族以外の組み合わせの二重唱はやらない予定なのだそうです。ホール側の基準が二重唱を許さないのです。一応、4月まで様子を見て、ホール側が二重唱を歌ってもいいですよと許可が出たらやってもいいけれど、出なければ今回は二重唱は無しなのだそうです。
 二重唱は、私もやりたいのですが、ソプラノのお姉さま方が、プロのテノールの助演歌手さんとの二重唱強く強く希望しているので、もしも可能になったら、是非に二重唱を実現したいのです。が…ホールの許可は、とても厳しそうだよね。あまり期待せずに待つしかないでしょう。
 なので、私は例年どおり、歌曲・アリア・二重唱という組み合わせで発表会に臨むつもりでしたが、歌曲・アリア・アリアの組み合わせで行くしかないのが、現状です。
 じゃあ、アリアは何を歌いますか? という話になりました。一応、あれこれ希望を言ってみたところ、今やっているメンデルスゾーンの二曲が有力候補となりました。なので、ひとまずこの二曲の練習をしながら、様子を見て、二重唱を加えるかどうかって話になります。
 ちなみに今やっているのは、以下の3曲です。
メンデルスゾーン作曲「エリア」
 3番「Zerreißet eure Herzen/汝らの衣ではなく」
 4番「So ihr mich von ganzem Herzen suchet/心をつくして求めれば」
 39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」
 このうち、3番と4番は連続して歌うので1曲扱いとなりますので、演目的には、3&4番と39番となります。ちなみに先生に申し込んだ二重唱は、ヴェルディ作曲の『ドン・カルロ』の有名な男同士で歌う、あの二重唱です。実際、歌うとなると、かなり大変な曲です。
 一応、歌曲は歌いたいから、二重唱をやるとなったら、どちらかのアリアを止めるのだけれど、どっちを止めるべきかはなかなかの悩みです。歌の形としては、3&4番の方が整っているし、有名なのですが、メロディとしては39番の方が好きだったりするのです。ああ、選ぶのが難しいなあ。やっぱり2曲とも歌いたいなあ。で、二重唱も歌いたいし、歌曲も歌いたいです。
 で、歌曲だけれど、せっかくドイツモノも歌えるようになったので、今回はドイツリートを歌いたいです。今、シューベルトの『美しき水車小屋の娘』を学んでいるけれど、できればアンコールピースにもなりうるほどの有名曲を歌いたいと思ってます。作曲家的には、シューベルトを第一候補とし、モーツァルトとかシューマンとかを視界に入れて選曲したいと思ってます。Y先生は『白鳥の歌』から選ぶと良いとおっしゃいますが…ううむ、選択肢は無限にあるよね。
 次回までに、何曲か候補を上げてみたいと思いました。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    ひとことの「オリンピック」について、書き込みます。
    私も、オリンピックは開催されると思います、
    すとん様と同じく、政治的理由&経済的理由から、
    開催されると思います。
    でも、私は反対します。
    コロナ的観点ではなく、
    猛暑的な観点からです。
    真夏・灼熱・猛暑の東京で、
    オリンピックを開催するべきでは「ない」と思います。
    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     そう言えば、コロナが話題になる前、この猛暑的観点で東京オリンピックを問題視する人が大勢いた事を失念していました。確かに、コロナがなくても、日本の夏は厄介な問題です。
     ただ、これを言い出すと、もはや日本では夏のオリンピックは出来ないという事情もあります。と言うのも、オリンピックを真夏にならないといけないのは、アメリカのテレビ局の都合なんですよね。いわゆる、アメリカの番組改編期であって、アメリカ的にはここ以外にオリンピックを放送するチャンスは無いわけです。
     で、オリンピックってのは、その運営費のかなりの割合がこのアメリカのテレビ局による放送権料なわけで、とても大切なスポンサー様ってわけなのです。だからもし、オリンピックの開催日時を、例えば秋に変更したいのならば、アメリカのテレビ局よりも多額のスポンサー料を日本なり東京なりNHKなりが支払えばいいのですが、そんなお金はどこにもないので、結局アメリカのテレビ局の言いなりになるしかないわけです。
     なので、東京オリンピックは、アスリート・ファーストではなく、スポンサー・ファーストでしか開催できないので、選手の皆さんには、根性で頑張っていただくしかないわけです。いや、選手の皆さんは体力もあるので、どうにかなるかもしれません。問題は、むしろ外国からやってくる観光客の皆さんの方かもしれません。それこそ、外人たちが熱中症でバタバタ倒れて医療崩壊を招くとか? いやいや、これは洒落ではありません。

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