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2020声楽発表会 その3 ダメなものはダメ。これが現実。

 今回の発表会では、私、4曲歌いましたが、すでに音源をアップした「Danza, fanciulla gentile/踊れ、優しい娘よ」と「L’alba separa dalla luce l’ombra/暁は光から」
は、第一部の最初の方で、2曲連続で歌いました。
 発表会は2部構成で、私の登場順番は2人目なのでした。発表会が始まってすぐに、こんな歌を聞かされたお客さんたちは、災難だね(ぼそっ)。特に、最初に歌った「Danza, fanciulla gentile/踊れ、優しい娘よ」は、発声練習代わりのノド慣らしとして選曲したのに、全然ダメじゃん。もう涙出ちゃう。
 ちゃんと歌えなかった事は、自分でも分かっているので、最初の2曲を歌った後は、しばらくの間、楽屋で凹んでいました。リハーサルはうまくいかなかったけれど、本番は火事場の馬鹿力が発揮されて何とかなるかな?…と前向きに考えていたのですが、やっぱりダメでした。
 3曲目は、第2部の最初です。プッチーニの「Non piangere, Liu!/泣くなリューよ!」です。
 この曲は(って、その前の曲もそうだったんだけれど…)最後の最後で、テノールとして、ありえない大失敗をしています。最後の高いBが、三度下のGになってしまいました。ううむ、ありえない。あまりにきれいにハマっているので、分かりづらい失敗だと思いますが…分かる人は笑ってください。これ、全然ダメなんですよ。
 一度袖に引っ込んだら、休むまもなく、最後の二重唱の「Verranno a te sull’aure/そよ風にのって」となりました。
 音源は明日の記事に添付してアップします。この曲もダメはダメだけれど、最後の曲だし、ここまでの失敗について、あれこれ反省もしたし、本日絶好調の妻にリードもされて、死力を尽くして歌いました。ノドで押した声で歌っているのは間違いないけれど、それでもなんとか、形には…なっているかも?って感じです。
 ああ、今回の発表会は、私的には“黒歴史”ですわ。
 何はともあれ、発表会が終わりました。
 発表会が終わった後の私は、極めて明るく振る舞っていたつもりですが、やっぱりだいぶ凹んでいたみたいで、周りの人たちに、余計な気遣いをさせてしまったみたいです。反省。
 なので、発表会が終わるや否や、この発表会は私の中では無かった事にしました。
 無かった事にしたら、この後の打ち上げの楽しかった事! 失敗なんて、目をつぶってしまえば、無いも同然だもの、平気平気。前向きに生きていきましょう。
 また来年、頑張ろっと。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    先般は、河野太郎さんに関して、
    色々と詳しく教えていただき、
    ありがとうございます。
    さて、その河野太郎さんが
    官房長官に、という報道があり、
    また、解散に言及しちゃって、
    それがちょっと、まずくって
    官房長官の目はなくなった、
    という報道もあり。
    河野さんの官房長官就任、
    すとん様は期待しておられるのかしら?
    あるいは「やるなよ、なるなよ」とお思いかしら?
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     まあ、ウチの殿に関する事ですから、出世してもらいたいのが本音です。官房長官はもちろん、将来的には総理大臣にもなって欲しいです。でもね、ウチの殿は“河野家”だからねえ。そうトントン拍子には絶対行かないよね。今回の件もそう。今の殿も、先代の殿もそうだけれど、この家の人は代々“クチが滑る”んだよね。それがイマイチな部分。今回も滑っちゃったし…。もうこれはお家芸だから仕方ないのだけれど、なんとかなんねーかなーって、領民としては心配しちゃうわけです。

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