時々「私は先生方にとって良い生徒なのかどうか?」と考える事があります。“良い生徒”の定義が難しいので、ここでは“教えやすい生徒”という事で話を進めてみたいと思います。
私は「教えやすい生徒」なのかな?
まず、私は初老男性で、ガタイもかなりデカイです。おまけに圧も強いです。先生が女性、特に若い女性だと、イヤかもしれません。なにしろ、必ず小型犬には吠えられるタイプの人ですから…。今、師事している先生は二人とも男性なので、その点では、特に問題はなさそうです。
向上心はあります。これはプラスポイントですね。しかし、仕事が忙しい事もあって、自宅で練習をほぼしてきません。練習してこない生徒は…先生的に言えば、ちょっこ困った生徒さんなのかもしれません。申し訳ない。
理解力は普通にあります。一般常識もありますし、座学も苦手ではありません。言語指示もちゃんと通用します。性格的にも温厚です。
コミュニケーション上手だと思われがちです。目立ちたがり屋ですし、自信家のように見られがちです。まあ、これはあながち間違いってわけではありませんが、私の根っこの部分は、ひきこもり系のオタクなので、これって結構頑張った結果なんですけれどね。まあ、オトナですから…。
歌に関して言えば、歌オタクです。知識だけなら、かなり豊富にあります。オタクを教えるってのは、先生的にはどうなんでしょうね? やりづらくないでしょうか?
あと私、声種的にはテノールという希少種です。歌の先生というと、圧倒的にソプラノの先生が多いわけで、テノールの先生はかなり少ないわけです。歌は別に同じ声種の先生について学ばないといけないわけではありませんし、実際、現在師事しているY先生はバリトンです。教える事はできても、違う声種の先生にとって、テノールというのは、あまり知らない分野なわけで、同じ声種の生徒や、生徒数の多いソプラノを教えるのと比べると、ちょっとやりづらいかもしれません。
フルートに関して言えば、逆で、私はほぼほぼフルート音楽ってヤツを知りません。その分野に無知な生徒を教えるというのは…きっと教えがいがあるでしょうね。
あ、一応、金払いは良い方だと思いますよ。
こうして考えてみると、私は、ちょっぴり困った点がないわけではないけれど、押しなべて言えば、割と教えやすい生徒さんなのかもしれないなあと思いました。自己満足、自己満足。
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