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水中毒にご注意

 最近、知人がスポーツジムに通っているそうです。ジムでは、当然、激しめの運動をするわけです。で、激しめの運動をすれば、汗をかくので、水分を補給します。
 で、知人は水分補給のために、麦茶を飲んでいるんだそうですが、周りの人たちは水を飲んでいるし、インストラクターさんからは、麦茶ではなく、水を飲むように薦められているんだそうです。でも、知人は、スポーツ直後に水を飲む事の危険性を知っているので、それらを無視して麦茶を飲み続けているんだ…という話を聞きました。
 ま、麦茶ね。カロリーと糖質とカフェインを避けた選択なんでしょう。私だったら、極々薄めたスポーツ飲料か、薄いはちみつレモン水を飲みます。私は、カロリーも糖質もカフェインも避けない人だからね。
 で、やっぱり、知人同様、ジムなら水は避けたいところです。と言うのも、私は水中毒が怖いからです。
 人間は、激しい運動をした時は、水分不足になりがちです。ですから、水分を補給する事は大切ですし、そうしないと熱中症の危険性が増します。水分補給は大切です。
 大切なのは水分補給であって、水補給ではないんですね。激しい運動の時に水を大量にガバガバ飲んじゃうと、水中毒になりかねません。水中毒も熱中症同様に、怖い病気なんです。
 水中毒…その状態には二段階あります。最初の段階は…単純に水分不足で熱中症を引き起こしちゃう事です。
 実は水って、体内に吸収されづらいんです。特に運動直後は、ホント、吸収されづらいんです。ですから、水を大量に飲んでも、簡単に吸収されず、いつまでも胃の中にあって、チャポチャポしてお腹重くなって苦しいし、下手すると、水を吐き戻してしまいます。で、そんな辛い目にあっている時に、熱中症が同時進行しているわけですから、そりゃあ目も当てられない事になります。水を飲んでいるのに熱中症? あるんですよ。
 次の段階は、水は体内に吸収されづらいとは言え、時間をかければ、吸収されます。で、大量の飲んだ水が体内に吸収されると、今度はナトリウム欠乏症を引き起こします。
 そもそも、運動をしていると汗をかきます。汗と一緒に体内のナトリウム(塩分ね)も一緒に排出されます。つまり、運動をしていると、どんどんナトリウムが不足してくるわけだ。ただでさえナトリウムが薄くなっているのに、そこに水を摂取して体液が増えると…ナトリウム濃度は、もっともっと薄まってしまうわけです。そこで引き起こされるのが、ナトリウム欠乏症です。ナトリウム欠乏症は怖いですよ。熱中症と同じくらい怖いです。下手すると死んじゃうからね。
 なので、運動の時に水を飲むのは、あまり薦められません。
 最初の段階を考慮するなら、知人がやっているように、麦茶を飲むのは良いと思います。浸透圧の関係もあって、水よりも麦茶のように、いわゆるミネラルが溶け込んでいる水溶液の方が吸収しやすいからです。
 二番目の段階まで懸念するなら、私のように、薄いスポーツドリンクやはちみつレモン水を飲むか(市販のものは濃すぎるので注意が必要です)、塩タブをナメながら水を飲むなどの工夫をすると良いと思います。
 水って、健康に良さそうなイメージがあるけれど、そのイメージを単純に、過度に、信頼するのは危険だと思います。
蛇足 昔々、自分自身がスポーツジムに通っていた時の事を思い出しました。あの時は、運動の合間合間にガブガブと水を飲んで(軽度の水中毒を起こして)カラダがだるくなって、そのだるさを、なぜか運動をした達成感だと勘違いして、カラダはフラフラになったけれど、心は満ち足りていたような気がします。ダメじゃん、当時の私!

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コメント

  1. kyonzy より:

    昔の運動部で、喉が渇いた時に水を飲ませなかったのは、一応一理あるんですね。ガブガブ飲んじゃダメだって言われましたし、飲み過ぎてダルクなった経験もあります。
    当時はスポーツドリンクなどと言う洒落たものもありませんでしたし、水は煮炊きにも使えるので(ワンゲル部でした)、やはり水分補給は水しかありませんでしたからね。

  2. すとん より:

    kyonzyさん
     ああ、なるほど。昔の運動部で「水を飲んではいけない」という無茶な習慣がありましたが、あれは水中毒防止だったのか…。おそらく、当時の指導者たちはそんな事など考えていなかったろうけれど、確かに意味はあったようです。
     おそらく生き物としては、水分補給が必要なほどの運動って、するべきじゃないんだろうと思います。運動がハード過ぎるっ意味でね。ペットや家畜を除けば、動物たちって運動しないじゃないですか? 可能な限りグダグダしているわけで、あれが本来の生き物の生きる姿なんだと思います。
     ペットや家畜は…運動が好きだったりしますが、あれは人間に飼育されるという環境が、栄養過多の運動不足を招いているからでしょうね。そういう意味では、人間は…汗をかくほどの運動って、たまには必要なのかもしれません。

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