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見られない事を希望します

 ペットとペットではない生き物の差とは、人間の愛玩に耐えられるか否かだろうと思います。魚類に関しては、人間の視線への抵抗力で分けられるのではないかと思われます。

 人間の視線と言うか、人間の眼力は、動物にとっては、かなり脅威のようで、大抵の動物は人間が睨みつけて視線を外さずにいると、向こうの方から逃げてしまうという話を聞いたことがあります。たとえ相手が、野犬であれ、熊であれ…だそうです(試したくないなあ…)。なので、ペットと言うか、観賞魚に適する魚類というのは、人間の視線にビビらずに、堂々と生きていられるという事になるだろうと思います。

 まあ、そういう意味では、金魚は、観賞魚にとても適していると思うし、貝類もそうです。彼らは人間の視線に全然ビビりません。それどころか、金魚の中には人間を意識して生活している子もいるくらいですから(ウチのシズカなんて代表例です)。

 そこへ行くとドジョウ類は、どうかな…って思います。

 ペットショップで販売されている、緋ドジョウやその他のドジョウは、人間に姿を見せる事もあるドジョウです。もちろん、身を隠す場所があれば、程度の差こそあれ、そちらで身を隠している事が多いのですが、いつも隠れたままというわけではなく、案外、姿を見せてくれる時間も多く、ツンデレっぽく、ペットとしての業務を遂行していると思われます。

 その一方、ペットショップではなく魚屋で販売されている、本来食用目的の真ドジョウたちは、ペットの自覚がないし、ほとんどペットではありません。なにしろ、水槽に入れても、まず人間の目に触れる事はありません。ほとんどの時間を物陰に潜んでいるか、砂の中に隠れていて、目立たないように生活しているからです。ほぼ、ペット失格です。

 もし、真ドジョウを身を隠せない環境で育てたら、どうなるのかしら? 諦めてペットとして生きるのか、それともストレスフルで早々に星になってしまうのでしょうか? 試したくはありませんが、知りたいです。

 

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